若竹七海のレビュー一覧

  • 名探偵の饗宴

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    アンソロジーは、初読みの作家さんを手に取るきっかけにもなるのだけど、今回は、お馴染みの作家さんに大軍配な感じ。
    「ウシュクダラのエンジェル」
    他の国の宗教や慣習を安易に批判・否定するわけではないのだけど、なんとも切ない展開だった。そういうお話に、京介の語り口がやけに似つかわしい。

    「禁じられた遊び」
    ずっと綸太郎パパの入院話で、どんな事件に関わるのかと思ったら。
    あの映画を一ひねり二ひねりした展開はさすが。
    でも、名探偵の本領発揮はなかったような(笑)

    「詩人の死」
    なんていう毒を含んだ作品なんだろう。
    いかにも葉村晶、いかにも若竹七海。

    「バルーン・タウンの裏窓」
    懐かしのバルーン・タ

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    2016年05月08日
  • 死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~

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    元警察官の大道寺圭は警察官時代に出会ったおバカな犯罪者達の事を書いた本を出版し、それがもとで様々な事件に巻き込まれる。

    犯罪を犯す人間は頭がいい…というイメージがつきまとうが、現実にはおバカな犯人も多いのかもしれない。

    それぞれの短編はコミカルで面白いのだけど、彼の警察を辞めるきっかけとなった「最後の事件」が細切れになって各話の間に書かれている。そして、最後の事件と今起こっている事件の関連性が少しだけある…という構成も面白い。

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    2015年11月10日
  • 名探偵は密航中

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    最初はゆるい物語の流れに少々退屈気味だったが、終盤の「幽霊船出現」や「船上の悪女」は若竹ワールドの毒気を堪能出来た。

    人生は船旅だと言われるが、なるほど、誰かが病気になっても亡くなってもう、船は予定通り進行し人々は自分の生活をまっとうする。

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    2015年10月11日
  • バベル島

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    人間が一番怖い、そんな話。
    前作中の言葉が次の作品のタイトルテーマになっている部分もあり、そこに気づくとゾワッとする。人柱、エレベーターであれれである。未発表短編作を集めた作品らしいが、構成の仕方に唸らされた。

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    2015年08月29日
  • リレーミステリ 吹雪の山荘

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    読まはじめは面白くて期待したのだけど、その分ハードルを上げてしまったか。後半はリレーものの常なのか、イマイチ。

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    2015年06月10日
  • 死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~

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    間抜けな犯罪者を笑う話かと思っていたら、かなりブラックな感じでした。話が現在・過去と交互に続いていくので、何度か行ったり戻ったりしてしまいました。
    後味がいいような悪いような…。読後、ちょっと重くなる感じですね。

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    2015年04月01日
  • 古書店アゼリアの死体

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    ネタバレ

    若竹さんの本は本屋さんになかなか無くて、いつも古本屋さんに行って見つけます。だからアゼリアの雰囲気とか真琴さんの編集での古本屋特集とか、読んでてワクワクします。若竹さんお得意のコージーミステリィ。とても面白かった!他のシリーズも目下探し中。

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    2015年03月20日
  • リレーミステリ 吹雪の山荘

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    うーん。リレーミステリだからこんなもんかな……。せっかく各自の名探偵級のキャラ使えるんだから、もうちょっとはっちゃけて欲しかったかな…。

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    2014年12月16日
  • バベル島

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    ホラーってほどはこわくない短編集。
    『白い顔』がひやっとしておもしろかったです。やはり超常現象より他人の悪意がこわい。

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    2014年05月03日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    本当は、★3.5。

    なるほど。
    通り一遍のコーズィ小説だと思ったら、
    最後の最後、意外な結末・犯人でしたね。
    これにはびっくりです。

    意外に読み応えの有る推理小説でした。

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    2013年11月19日
  • 八月の降霊会

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    ネタバレ

    ホラー的な要素を盛り込み、科学的な(人為的)な解釈で問題を解決する
    ミステリーはこれまでに何冊か読んだが、本書はまったくその逆のパターンで結末をむかえた!!!

    降霊会という霊的な要素満載で物語は進み、手記という形でますます
    霊の仕業的な話にもっていくのだが、探偵役により一旦は理路整然とした
    解釈がもたらされ、事件解決!と思わせるのだが、最後に全てが超常現象による話であることが明らかにされる。

    たぶん、こんなパターンは初めてなので読後スッキリ感がなかったのだが、これはこれでかなりのドンデン返しで、だまされた爽やかさがある。

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    2013年11月08日
  • 古書店アゼリアの死体

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    楽しく読めました。
    コージー・ミステリの定義を池上冬樹さんの解説で取り上げています。「恐ろしい事件が起こっても、それが解決すると再び平穏な、心地よい平凡な日常的な生活に戻っていけるという安心感に支えられたミステリー」なんだそうで。まさに本書はコージー・ミステリ。
    若竹氏の作品を読んでいつも思うのが、伏線の上手さ、面白いキャラの登場人物たちの上手さです。
    本書でも古書店「アゼリア」のオーナーで大富豪でもあり、めちゃロマンス小説に詳しい紅子さんがいい味をだしています。
    なんとなくキャロリン・G・ハートの作品を読んでいるような感じもしました。(意識しているのかもしれないのですが)。
    すっかり紅子さん

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    2013年10月23日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    若竹七海のコージー・ミステリ、10年振りの再読。
    今読み返すと・・・ちょっと不思議な世界観に感じました。
    初読時の年齢でしょうか・・・その時はかなり楽しく読んだのですが、今は違和感がありますね・・・
    ってか、謎解きが“横溝正史風”過ぎる感が否めませんでした。
    いや、横溝正史自体は好きなのですが・・・

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    2013年10月14日
  • バベル島

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    【収録作品】のぞき梅/影/樹の海/白い顔/人柱/上下する地獄/ステイ/回来/追いかけっこ /招き猫対密室/バベル島

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    2013年10月13日
  • 猫島ハウスの騒動

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    「猫は知っていた」の解説で紹介されていた。
    夏のじりじり暑い中、伸び切った猫と元気な女子高生がゆるく活躍。
    殺人も起こるのに、なんかのんびりとした雰囲気で、肩こり無しで読める。

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    2013年06月06日
  • 猫島ハウスの騒動

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    ただの猫好きってだけで手にとりました。
    とても読みやすく面白かったと思います。
    DCが主役の方も読んでみたい。

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    2013年02月24日
  • 死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~

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    もの凄い久しぶりに若竹さんの本を読みました。
    「あ~若竹さんはこんな感じだった」と思いだしました。
    コージーミステリーとしてユーモアには包んでいますが、毒も含まれてます。
    人の悪意を書くのが、とにかく上手い人なので、かなり癖もあります。
    けど、そんなところが病みつきにさせる要因なんですよね。

    この本は元警察官の大道寺がまだ警察にいるときの話と、辞めてからの話が交互に書かれます。
    文庫本だし、表紙の絵も可愛いので、さらっと読めそうかなぁと思っていたら、工夫に満ち溢れていて丁寧に書かれているなぁという印象の本でした。
    大道寺は警察を辞めてから「間抜けな犯罪者」を本にしているんですが、その具体例が

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    2012年06月22日
  • 死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~

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    ネタバレ

    自分が気に入ったのはその本の作りというか構成というか。フリーライターの女性が亡くなった事件を最後の事件として真相を捜査しながら、警察を辞めた後に本を出版して犯罪者に巻き込まれ・・という短編が挟まる。短編を読むうちに殺人事件の真相も徐々に明らかに・・という。
    こういう話の持っていきかたが非常に上手な作家さんですね。
    最後の毒のある終わり方もなかなかにいい感じ。
    少しずつ読むよりも一気に読んでしまいたいそんな一冊。

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    2012年02月29日
  • 八月の降霊会

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    閉ざされた洋館ものミステリが好きなんだなあ、という自分の嗜好を再認識。最後がミステリじゃなくてホラーっぽい不完全燃焼オチになってしまったのがちょっとがっかりだけど、雰囲気はとても好きで最後以外は楽しく読んだ

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    2012年02月15日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    割とベタなミステリ小説ですね。でもなかなかにおもしろかった。ミスリードや伏線がいい感じの量で読んでいていらいらしないというか。ユーモアミステリ風でありながら毒も結構あるし。
    なんかシリーズ化されてるみたいだし次も読んでみようと思います。

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    2012年02月07日