若竹七海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やっぱり面白いわ、若竹七海の作品。
読んだらやめられずあっという間に終わっていた。
葉村晶シリーズ7つの特徴。
1.のっけからのスピードあるアクションで引き込まれる。
2.おかしみのある会話で笑ってしまう。
3.主人公、女探偵葉村晶はけっしてオールマイティではなく普通の女。
4.失敗したり、悩んだり、怒ったりする。
5.掃除をしたり、食事を作ったりする様子が好もしい。
6.すさまじい事件のようなだが、非日常ではなく。
7.怪我をしたり、精神がボロボロなりながらも、不屈の闘志を棄てない。
あらすじをいうのはやめる。
うさぎはかわいい。文庫本のカバーの絵も意味深。章ごとのうさぎ -
Posted by ブクログ
若竹さんの本でコージー・ミステリーというジャンルを知った。
コージーとは居心地のよい、くつろいだ親しみやすいという意味だそう。
小さな町を舞台として、登場人物のキャラクターを書き込み、あまり暴力的でない凄くない殺人が起こり、誰が犯人かという謎解きを楽しむ、後味のよいミステリー。
そのコージー・ミステリーである。
始めのページに登場人物、23人。次ページに「葉崎」という架空の市の説明。3ページ目に「ヴィラ・葉崎マグノリア」の見取り図。
おーお、相変わらずきちっとしている若竹さん、安心して読みに取り掛かれる。
なるほど、なるほどキャラクターが面白い。本関係がとくによい。
海の見えるひな壇 -
Posted by ブクログ
本書で登場する人物は主に3人。フリーターの葉村晶、警部補の小林舜太郎、それに刑事の御子柴だ。この人たちが遭遇する事件が8つ収録された短編集。葉村晶はシリーズとして文春文庫から出版誰ているが、その葉村晶シリーズが本格的に始まる前の作品集といった趣が強い。また、御子柴刑事はこの後、この中公文庫でシリーズとして登場している。
葉村晶と小林舜太郎が交互に活躍するようになっているが、葉村晶のほうが急転直下突然の解決を見る感触が強い。よく動くがゆえに犯人に遭遇することも多く、偶然解決に至るケースもある。一方、小林舜太郎は刑事らしく筋立てていく感が強い。そのため、二つの味を楽しめる作品集となっている。 -
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若竹七海さんを代表する探偵「葉村晶」が主人公を務める2編と、ノンシリーズの3編が収録されています。シリーズものならではの面白さと、ノンシリーズならではの面白さが感じられるミステリ短編集でした。
最初に収録されている「蠅男」と最後に収録されている「道楽者の金庫」が、葉村晶の登場する作品。
アラフォー、独身、彼氏なし、かつ不幸体質だという葉村晶。葉村晶シリーズを読むのは初めてでしたが、青春ミステリやライトミステリの探偵たちのような、甘酸っぱさや初々しさ、特異なキャラづけとは無縁。
なんとなく地味で、そしてこの年代ならでは……と書いてしまっていいかどうかあれだけど、気怠さというか、めんどくさそう -
Posted by ブクログ
ちょっと前に読んだ『悪いうさぎ』の続編
『悪いうさぎ』から13年も経っての刊行だったんですね
女探偵葉村晶シリーズです
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『悪いうさぎ』では学生時代、同クラだったら葉村さんとはお友達にはなれない…と思ったけど、13年経ち、葉村さんも大人の分別を身に付けており、今だったら図書委員くらいなら一緒にできるかもと思いました
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葉村さん…相変わらず、怪我ばっかしてます
冒頭では探偵は辞め、古本屋のバイトをしてるのに事件に巻き込まれます
しかも、二つも!
40代の身体に鞭打って頑張ってます
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本作を渡してくれる時の母の反応は微妙でしたが、私は『悪いうさぎ』よ -
Posted by ブクログ
このミス2019年版3位。葉村晶シリーズ5作目くらい。独特の文体。主人公の探偵の頭が切れてクール。アクションシーンもこなすけど不器用っぽい。探偵の発言や探偵視点の地の文が、友達同士で軽口をたたくようなノリで楽しい。軽い雰囲気だけど、推理の展開が早く、推理内容の説明も少ないので、ほとんど展開についていけない。このミスでいつも評価高いんだけど、皆さんこれきちんと理解しながら読んでるんですかね。登場人物も誰が誰だか覚えられなくって、これ、自分の頭が老化してるからなのかが気になる。平易な文章でユーモアにあふれており、一見、ラノベのようなんだけど、実はストーリーが難解で時間かかる。多分、自分が読むのは4