若竹七海のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
若竹七海さんの「御子柴くん」シリーズ2冊目。短編集。
といっても、私は1冊目を読んでないのですが。
御子柴くんと言えば、「プレゼント」(こちらも短編集。あの葉村晶のデビュー作)に小林刑事の相棒として登場していた。
私はプレゼントのなかで小林刑事の話が結構好きで、それを読んだ時に「御子柴くんシリーズもあるのか、これも面白そうだ」と期待してたことを思い出した。
しかし、本作のあとがきによれば、作者はあれ以来小林警部補のことは忘れ去っていたらしい…。なんと。
「プレゼント」で刑事だった小林さんは定年退職していて、若手っぽかった御子柴くんはベテランな感じになってる。時の流れよ…。
御子柴くんの現在 -
Posted by ブクログ
ネタバレいつもだけど、やっぱりずっともやっとするし、すかっとする。
何回読んでもテンコが好きじゃないし、あの考え方のひん曲がり方が苦手。
人巻き込んでおいて神の試練て…
極端だけどキャラが濃いふたりより、平凡だと思ってるミサキの推理力とか達観の仕方とかの方がよっぽど個性的だと思う。
平凡って自覚が引いてみることに慣れたのかもだけど。
話の内容よりも「お礼が言えないやつはクズ」「謝れないやつは(見た目が可愛くても)ブス」とか極端な言葉にすかっとした。
ひとりで出来てると思ってる人間は信用ならないし、高校生でそうなってるのすごいな。
面白くて、また読んじゃうんだろうな。 -
Posted by ブクログ
裏表紙の作品紹介に書かれている、『スイーツ&ビターなミステリー』の意味が分からない。
まあ、スイーツに関しては、地方から出向している刑事を題材にしたシリーズということもあり、各地の名産品を美味しそうに紹介していることなのであろうが、問題はビターの方である。
これ、ビターなの?
私からしたら、既にビターを思い切り通り越して、どこかが破綻している、シャレにならないようなイメージなのだが・・若竹さんの中では、比較的、毒が無いと言われている、このシリーズでこう思っているのだから、私にはやはり合わないのだろうか?
ただ、視点を変えれば、これくらいで、あたふたしなさんな、ということなのかもしれず、そ -
Posted by ブクログ
葉村晶シリーズ。短~中編が4本。
どの話も、短いわりに登場人物多すぎて、複雑だった。
私は迷子になってしまったよ・・・。
そんで、葉村晶のしろくま探偵社の閑古鳥の鳴きっぷりが切ない。
全然探偵仕事できてなくて、警備員のバイトに駆り出されたり、本屋オーナーの使いっぱしりにされたり・・・不憫すぎる。
今回、晶の日常のほっとするような場面がなくて、読者としてもそれが寂しかった。
表題作「不穏な眠り」では、少しご近所に住む鈴木品子(高齢女性)との交流があって少しホッとしたけど、鈴木品子だって、この後すぐに房総へ引っ越してしまうんだよなぁ。
本屋も休日しか開店しないことになり、探偵業もほぼなく。