暗い越流

暗い越流

605円 (税込)

3pt

凶悪な死刑囚に届いたファンレター。差出人は何者かを調べ始めた「私」だが、その女性は5年前に失踪していた!(表題作)女探偵の葉村晶は、母親の遺骨を運んでほしいという奇妙な依頼を受ける。悪い予感は当たり……。(「蠅男」)先の読めない展開と思いがけない結末――短編ミステリの精華を味わえる全5編を収録。表題作で第66回日本推理作家協会賞短編部門受賞。

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暗い越流 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『祖父の家に置きっぱなしになった母の遺骨を回収して欲しい』ただ遺骨を取りに行くだけで三十万という高額の依頼が、探偵である葉村晶のもとに持ち掛けられた。犯罪ではない、とはいうが、奇妙な依頼の詳しい内容を聞いていくと、すでに亡くなっている祖父の名前は左修二郎。有名な心霊研究家だった祖父の家には、心霊現象

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    若竹さんのミステリー4冊目になります。葉村晶シリーズも4冊目です。
    5つの短編が入っていて、葉村ものは2編です。
    ふたつは主人公も犯人と同じような境遇であることが最後わかるのです。一つは、独白のものですが、最後の一行で、「ところで」という感じで、全く違う嫌な感じを残して終わります。
    葉村さんのは、最

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    以前、単行本で読んだ。
    やっぱ面白い!
    単行本を読んだ時は「幸せの家」が印象に残ったようだが(以前の感想による)、今回はやはり葉村晶ものが良かった。
    最終話「道楽者の金庫」、ここからマーダー・ベアー・ブックショップとの縁が始まっていた。葉村晶、やはりキレッキレだ。満身創痍だけど。
    巻末の、近藤史恵さ

    0
    2023年06月12日

    Posted by ブクログ

    今回も葉村晶がこけしに襲われたり、不幸すぎる……
    でも、それが毎回楽しみだったりするのです……

    全編、安定感半端ない面白さだった。

    酔狂のラストには久しぶりにびびったですよ。

    0
    2020年10月08日

    Posted by ブクログ

    今はまっている羽村昌シリーズと思って読んだが、実際はうち2編のみだった。
    他の短編も面白かったが、やはり女探偵が「MURDER BEAR BOOKSHOP」につながる遍歴をたどれたのが良かった。

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    葉村晶シリーズの新刊が出ると言うことで、読み損なっていた短編集を紐解いた。私、「世界一不運な探偵」である彼女のファンなんです。

    葉村晶37歳。今回も冒頭から、幽霊が出そうな廃屋の地下室の前で突き落とされて、ぶよぶよとした死体の上に尻餅をつくという不運に見舞われている。
    依頼人のお祖父さんの骨壷をち

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    若竹七海のミステリ短篇集『暗い越流』を読みました。
    若竹七海の作品は、昨年の6月に読んだ『古書店アゼリアの死体』以来ですね。

    -----story-------------
    凶悪な死刑囚に届いたファンレター。
    差出人は何者かを調べ始めた「私」だが、その女性は五年前に失踪していた!(表題作)
    女探偵

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    葉村晶シリーズを読み進める中で、この本も読みました。
    この本だけ表紙が違うなぁと思ったら、これだけ出版社が違うのですね。
    この本は光文社、その他の葉村晶シリーズは文藝春秋。

    あとがきによれは、表題作である「暗い越流」が、文学賞を受賞したものらしい。

    暗い越流は、死刑囚に届いた1通のファンレターが

    0
    2021年11月16日

    Posted by ブクログ

    短編集。全部葉村晶ものかと思って読んだら、あれれ?となり、よく見たら三編は葉村ものでなく、それでも不気味なイヤミスでした。葉村もの二作目で、やっとあの古本屋が登場します!

    0
    2020年06月15日

    Posted by ブクログ

    表題作の浮かび上がった事件と、そこから繋がってしまった悪意のどん詰まり感にゾワゾワする。
    最後の頁の怖さは「幸せの家」「狂酔」も、それぞれ自分の想像力でダメージを受ける。
    人の、感情は、蔑ろにしてはいけない。
    「蝿男」「道楽者の金庫」は葉村晶シリーズ。
    他三編と同じくゾワゾワするような怖さもあるけど

    0
    2020年05月07日

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