若竹七海のレビュー一覧

  • 悪いうさぎ

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    2019年の初読み本。仕事はできるが、不運すぎる女探偵『葉村 晶』シリーズ第3弾❗️

    タフでクール、そしてシニカル女性探偵の葉村 晶は、好きな女性キャラクターの1人です♫

    今回は長編ということで覚悟して読み進めましたが、中々重苦して遣り切れない内容で、思わず深いため息が零れてしまう作品でした❗️宮部 みゆきさんの『杉村 三郎』シリーズと同じく、人間の悪について色々考えさせられる作品です。

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    2025年02月16日
  • 依頼人は死んだ

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    9編の連作短編集で、女性探偵『葉村 晶』シリーズ第2弾❗️

    読後感は、少しモヤっとしてちょっぴり背筋が凍り、真相は遣り切れない感じが多いミステリー作品集。

    『濃紺の悪魔』と『鉄格子の女』はホラーチックな作風で、ちょと怖いです❗️一方で、表題作の『依頼人は死んだ』と『女探偵の夏休み』は、個人的に好きな作品です♫

    葉村 晶は好きなキャラクターですが、作風はこのまま連続して読むのは結構キツイので、また時間を空けてチャレンジします❗️

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    2025年02月15日
  • プレゼント

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    不運な名探偵・葉村 晶のデビュー短編集。

    トラブルメーカーのフリーター・葉村 晶とピンクの子供用自転車で現場に駆けつける小林警部補の活躍が、交互に紡がれる8編の短編ミステリー❗️

    葉村 晶シリーズということで読んでみましたが、全体的にビターテイストな作品でした。

    特に印象的な話しは、『ロバの穴』、『殺人工作』、『再生』、『トラブル・メーカー』の四編です❗️次の『依頼人は死んだ』は少し時間を空けてチャレンジしたいと思います。

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    2025年02月15日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    警察ものの短編集なのに、何故かゆる〜い雰囲気を醸し出している不思議な作品。
    長野県警から警視庁に出向している御子柴刑事のお土産係りぶりや、相棒であふ玉森刑事の度を超えた甘党など、本来の警察小説ならどうでもいい要素が定型パターンを構成しており、それが心地よいのが不思議です。
    別シリーズの葉村晶といい、若竹さんが描くキャラクターは独特の個性があって良いです。

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    2024年12月29日
  • 錆びた滑車

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    少し話がごちゃごちゃしていて今までのシリーズの中だと1番読みにくかった。葉村晶シリーズは短編の方が好きだ。

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    2024年12月02日
  • さよならの手口

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    葉村晶シリーズはどれも面白いけれど今回は少し読みにくかった。性格の悪い女性が多く見ていて、「現実にもいるな……」と考えてしまい少し気分が悪くなった。最後の店長のあっけらかんとした感じにとても救われた。

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    2024年11月30日
  • 古書店アゼリアの死体

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    葉崎シリーズ!マグノリアの面々も名前だけ登場!
    不幸な女探偵葉村に負けず劣らず不幸な真琴がたどり着いた葉崎市の海岸で溺死体をみつける。
    それは、葉先市の名門前田家の失踪した息子だった?
    前田家のお家騒動に巻き込まれる真琴。最後は二転三転していく…

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    2024年11月23日
  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    葉村?シリーズに出てくる、角田港大先生が関わるミステリー。古本屋バイトの葉村はあの葉村?と、ちょっとしたワクワクも感じさせる。
    昔開発された住宅地の1つで顔や指紋を潰された死体が発見される。
    住民達が抱える秘密のせいで、容疑者が膨れ上がる。第二の殺人はゴシップ好きの奥さん。旦那は愛妻家のようでいて、我慢の限界を迎えていた?
    蓋を開けると、なんだか微妙な感じの結末に感じたが、最後の数行でドキッとさせる若竹ワールド健在!相変わらず、登場人物が多すぎるのがしんどい…

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    2024年11月19日
  • パラダイス・ガーデンの喪失

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    自分が方向音痴すぎて町の全体像が全然把握できんかった笑 あと登場人物も多いし場面転換も結構あるから、前半何が何だかわからんかった印象。後半にかけての伏線回収は気持ちよかった

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    2024年11月29日
  • 殺人鬼がもう一人

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    若竹さんらしい、裏のあるブラックな人々が出まくりの連作ミステリー。
    辛夷ヶ丘って、住んでる人全員悪人だよね…という感じで、登場人物も多く、全員に裏があるから、ら読んでて疲れる…それが、醍醐味なんだけど、育児の合間に読んで、何度も中断しながら読むと、あたまごちゃごちゃになる!
    読むなら一気に読みたい作品。

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    2024年10月28日
  • 御子柴くんの甘味と捜査

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    甘いものに、警察ものどちらも好きな分野だなと読みました。
    長野県警から警視庁に出向してる捜査員御子柴くんが長野の元上司小林警部補に助けられながら事件を解決する短編集。
    読みやすかったけど、甘い物もたくさん出てくるけどいまひとつ美味しそうな感じがしない…
    ちょっとふざけ過ぎなのか事件が、入ってこなかった。

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    2024年10月21日
  • 暗い越流

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    ネタバレ

    短編集。女探偵葉村が出るもが2編。読後はどれもゾクっとする感じ。
    ①母の遺骨をとってきて欲しいという依頼が葉村に。
    向かった先で蠅男に出会い、死体の上に尻餅をつく葉村。蠅男は放置された家辺りに出る温泉に気づいた依頼者兄だった。
    ②犯罪者に手紙を送ってきた人の身元を辿ると、犯罪者のご近所さんからだった。捜査のうちに死体を発見する。死因は殺人か…?
    ③編集長がいなくなった。犯人はメモにあった取材対象か?丁寧な暮らしの裏にあるものは…
    ④教会で立て籠ってる犯人の半生を振り返る。犯人が食べたのは果たして人肉か否か…
    ⑤再び葉村登場。金庫のかぎとなるこけしを探しに福島まで。金庫の中身は発禁になった原稿⁉

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    2024年10月13日
  • 不穏な眠り

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    今回は少しゾクっとする感じの短編集。
    短編の割に、各話登場人物が多く、展開も多いので、葉村シリーズの短編は疲れるから苦手。
    ①出所してきた友人の忘形見を連れてくる依頼のはずが…
    ②年末の幽霊ビルの警備の依頼をこなしたら、そこで新春に遺体が見つかる
    ③古書店のフェアのために預かってた銃弾痕がついた古本が盗まれたので、探していると?
    ④民家でみつけた遺体の身元を調査していると、キーワードとして借金が見え隠れ?

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    2024年10月11日
  • 悪いうさぎ

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    ネタバレ

    葉村晶シリーズの長編。
    行方不明になった女子高生を探すという依頼から発展した新たな調査。気になってどんどん読み進めるが、葉村晶はなぜこんな仕打ちにあうのか、事件の真実、それぞれにあまりいい気分はしない。

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    2024年10月02日
  • 錆びた滑車

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    相変わらず、事件が起こりそうにない所から、事件に巻き込まれる?事件の始まりは怪我から。
    今回も尾行相手の転落に巻き込まれ、病院送りになる葉村。喧嘩相手と仲良くなり、高齢者運転事故に巻き込まれたその孫と交流していると、火事に巻き込まれ…
    孫の人生を追って行くと、そこには麻薬が関わっていた⁈

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    2024年08月30日
  • 依頼人は死んだ

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    葉村晶シリーズ。
    すっきりしない結末の話もあったりとちょっとわかりにくい点もあった。
    晶のキャラクターがたっているのがおもしろい。

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    2024年08月19日
  • 静かな炎天

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    ネタバレ

    葉村シリーズ短編集。
    私個人は、葉村シリーズの短編が苦手かも。地味な事件で、葉村の不幸だけが目立ち、読むのがしんどい。そして、二転三転が早過ぎて、なんだか消化不良が多い。
    短編集のせいか、キャラに魅力が乏しくイマイチ引き込まれず、残念だった。
     ダンプカーが暴走し、事故を起こした現場から、青いバックを持ち去った犯人は、配送業者と手を組んだ居空き。
     次々に舞い込む依頼をサクサク短時間で解決する葉村。それは、隣家の人が、熱中症を装って、母を殺すためにした依頼だらけだった?
     作家設楽創を追いかける雑誌の企画。おいかけていると、アングラで麻薬の合成を行なってた可能性が…
     元同僚の村木からの依頼で

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    2024年08月19日
  • さよならの手口

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    ネタバレ

    運の悪い女探偵もすでに40代。長谷川探偵事務所は無くなり、古本屋でバイト中に、白骨死体を見つけて、白骨死体に頭をぶつけた事が原因で入院に。
    なんとも不運。かと思いきや、入院先で知り合った余命数日の婆さんに20年間失踪している娘を探す依頼をされてから、運が巡ってきたのか、調査が捗る。真相は、娘の心の闇が引き起こす問題だった。そして、それに関するかのように別の事件が2つ。友人と思ってシェアハウスを紹介した女は犯罪を犯しっぱなしのサイコパス。失踪した娘を追ってた探偵の行方不明には、家族の問題が絡んでた。

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    2024年08月15日
  • 悪いうさぎ

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    行方不明の女子高生を追っていると、上流階級の方々の様々な家庭問題にぶつかる。
    ドラッグが原因か?それとも単なる家出か?調査の過程で葉村も幾度となく襲われ、入院し、明かされた真相はウサギに見たてた人間狩りという、後味の悪いものだった。

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    2024年08月01日
  • 依頼人は死んだ

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    日常にありうるミステリーという感じで楽しめたけれど、白黒はっきりしないまま終わったりということもあって、、自分の理解不足か?という感じで後半は色々と伏線が回収していった感じだった。女探偵葉村晶というキャラクターが魅力的だからまた読みたいと思わせられる。

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    2024年07月18日