若竹七海のレビュー一覧
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ネタバレ葉村晶シリーズ。今回は4編の短編集。最初の『水沫隠れの日々』で最後届けた娘と一緒に爆発して、過去この親娘というか、おばさんと遥香の過去の関係がどうだったのかは結局グレーのままで、そこがちょっと消化不良だった。最後の表題作『不穏な眠り』、母親が借金を払えない家族の家に娘を置いてくる、というのはほんとにぞっとした。娘の気持ちは一切無視じゃない。それでそのまま大人になるなんて、普通の神経じゃないというか、娘側もちょっと問題があったのかもしれないし、育ち方のせいでそうなってしまったのかもしれない。とにかく、人間の怖さ、愚かさをつくづく感じる。
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ネタバレ後味悪い系。だ!け!ど!面白い。
ただ、後味悪いだけじゃない面白さがある。
読み終わったあと面白すぎてニヤけるくらいには展開が好きなの多かった。
5つの短編が入ってるんやけど、どの話もちょっとづつ前の話と関連があって良い。
前の話で出てきた人とかが出てくるとなんか嬉しくなるよね。
あと、世界観とか話の内容とかは非現実的と思いきや話が進むにつれて謎が明らかになってきて現実味が凄くでてくる。わかるかな?(語彙力…)
やっぱりミステリおもろい!!
あとがきを見て見たところ、伏線がいくつかはられているみたい。また時間を置いてもう一度読み返したいな。 -
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猫島臨時派出署にたった一人で勤務している七瀬晃巡査と、丸顔で目つきの悪い太ったドラ猫(ポリス猫DC)が絶妙のコンビで事件を解決していく。
〈猫島ハウス〉の響子ちゃんや、猫島神社の宮司さんなど、「猫島ハウスの騒動」に出てきたひとたちに再会できて、リピーターのような気分で楽しめました。
「プラスマイナスゼロ」の三人娘が駆け抜けて行ったのも見逃しませんでしたよ。
〈キャットアイランドリゾート〉の裏手の竹藪で不発弾が発見された事件で、不発弾処理の際に、島民よりも猫の避難に力を入れてるとこなんか、猫島らしくて面白かったです。何と言ってもこの島の主役は人間ではなく猫ですから。
一話完結編のようだけれ -
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葉埼市でおなじみの葉埼FMの人気コーナー「みんなの不幸」に届いた一通のメールをもとに繰り広げられる青春(?)コージーミステリー。
17歳のリスナー〈ココロちゃんのぺんぺん草〉ちゃんは、バイト先で予想不能なことばかりをしでかすココロちゃんのことが気になって仕方がない。
ココロちゃんの近況を綴って「みんなの不幸」にメールを送っているのですが、ほんとにひっくり返るようなことばかりで、リスナーの反響がすごくて、毎回何らかの事件にかかわっているのですけど、そのかかわり方が半端ないのです。
吹き出しそうになるのをこらえながら、思わず一気読みしてしまいました。
葉埼市、個性強すぎます。
駒持警部補や角田 -
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ネタバレ不運な女探偵・葉村晶シリーズ第六弾。
葉村晶ももう40代半ば。時の流れを感じる。
初っ端から早速血まみれになっている葉村、たくましい。でもいくらタフだといってもこんな生活をしていたら体がもたないよと心配してしまう。
「大丈夫、苦しいだけ。痛いだけ。最悪でも死ぬだけ。大丈夫。」なんて言っていて全然大丈夫じゃないシーンもあって本当に心配してしまった。
でもトラブルがあちらからやってきてしまうので葉村に選択権は無いのだった……。何気に良い人だし巻き込まれ率も高い。
火事でトラウマがまた一つ増えたのが今後響いてくるのかな。
今回は、まったく無関係に思えた人々がどんどん繋がっていくのが面白かった。人間は