若竹七海のレビュー一覧

  • ヴィラ・マグノリアの殺人

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    葉崎市にあるヴィラマグノリア。
    嘗ての前田家の敷地に建てられた住宅10軒。街に遠くて使い勝手は悪いが海には近い個性的な住宅地。
    空家で身元不明の死体が発見される。犯人は住人か。個性的な住人たちへの捜査が進む中、住人の一人が殺害される。
    連続殺人事件。犯人は同じか?
    それぞれに理由がある殺人。
    謎解きを楽しむ物語ではなく、住人たちの個性が楽しめる。コーシーミステリー。
    恥ずかしながら面白さを初めて知りました。

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    2024年03月13日
  • パラダイス・ガーデンの喪失

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    葉崎市シリーズ。架空の葉崎市を舞台にしていて、そこにあるパラダイスガーデンという庭園で人が亡くなっているのが見つかる。その人物は誰なのか。そこから誘拐に殺人、詐欺など市内でたくさんのことが起こり始め、魅力的な謎と軽妙な語り口とで展開されていく。どこにでもいそうな人たちの秘密が明かされていく後半の展開は読み応えがあってラストまで気が抜けず面白い。

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    2024年03月03日
  • さよならの手口

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    ネタバレ

    読んだことあったのかなぁと思いながらいたけど、なかったやつ。登場人物が多く、混乱しそうと思いつつ、でも意外とそうでもなく。登場キャラがたってるからだろうかね。

    さよならの手口というタイトルの回収は十分ではない気もするけど、ミステリーらしく人のつながりが重要で、どこかで誰かが裏切るのでは?と思いながら、実際裏切りがいくつか出てきて、あぁなるほどなーと思いつつ、それ以上にこの人がそっち側に心変わりかよ!みたいなことの方が、小さいながらもインパクトがある。

    ボリュームの割に展開が早いのでどんどん読み進めてしまう。秋の夜長にちょうどいい。

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    2023年10月31日
  • 悪いうさぎ

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    久しぶりのハムラアキラ。
    よくぞ ここまで、の不幸っぷり。
    強さだけではなく人間味溢れていて、どっぷりと感情移入しました。自分なら耐えられないけど。
    そして、対する負の要素満載の大人たち。
    ひと言で言えば、ただただキモチワルイ。
    まさに魑魅魍魎。
    物語もずっとモヤモヤしていますが、しっかり最後まで読ませられました。
    やはりこのシリーズ、面白い。




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    2023年10月26日
  • 錆びた滑車

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    主人公に魅力があるので今回も面白かった。
    大どんでん返しではないけれど、なるほどそういう理由だったのかと納得はできる。
    フィクションなので色々なご都合主義があるのは当たり前なのだが、警察署でのやり取りの中であり得ない部分があり、そこだけ違和感があったので、もう少し現実に即した方が良かった。

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    2023年10月19日
  • 不穏な眠り

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    ネタバレ

    葉村晶シリーズ。事件は入り組んでいるし探偵は相変わらず不運に巻き込まれていくけれど、安定して面白いので何も心配せずに読めた。
    調査のなかで想像もできない繋がりが見えてくるのが魅力でいつも驚かされる。
    「不穏な眠り」の元凶の母娘を調べるうちに、深い闇が根を張っていることに気づくのがたまらなかった。娘はこういう母の元で育ち、顔の見えてこない大人に育ったのだなぁ。
    知らない方が幸せなことが、世の中には沢山あるのかもしれない。

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    2023年10月14日
  • 不穏な眠り

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    葉村晶シリーズの最新作。
    相変わらず、ついていない。
    だけど、このシリーズは読んでしまう。
    今作も、短編集でどの作品も面白い。
    葉村シリーズで私個人的に好きなのは、全部がハッピーエンドで終わる訳で無い点、現実だってその様な事が沢山あるから、このモヤモヤが、また読みたくなる。

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    2023年09月24日
  • 不穏な眠り

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    ネタバレ

    葉村晶シリーズ。今回は4編の短編集。最初の『水沫隠れの日々』で最後届けた娘と一緒に爆発して、過去この親娘というか、おばさんと遥香の過去の関係がどうだったのかは結局グレーのままで、そこがちょっと消化不良だった。最後の表題作『不穏な眠り』、母親が借金を払えない家族の家に娘を置いてくる、というのはほんとにぞっとした。娘の気持ちは一切無視じゃない。それでそのまま大人になるなんて、普通の神経じゃないというか、娘側もちょっと問題があったのかもしれないし、育ち方のせいでそうなってしまったのかもしれない。とにかく、人間の怖さ、愚かさをつくづく感じる。

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    2023年09月05日
  • 不穏な眠り

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    非常に歯切れのいい推理小説。途中、登場人物が多くて脳みそが混乱したが、古本屋兼探偵の葉山と謎をひもといていくのが楽しかった。
    必ずしもハッピーエンドにならないのが私的に好きな展開だった。

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    2023年08月20日
  • 錆びた滑車

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    ネタバレ

    旅のお共として。今回は長編。一気に読めて良かった。やっぱ長編の方が切ないし、葉村晶がもっとひどい目にあう気がする。ヒロトとミツエさんが死んだのはほんとに切ない。最初の出だしで、まさか葉村晶が結婚?!って思っちゃったよ。最初から親友という竜児は怪しかったのに、葉村が触れないから、ますます怪しくなった感はある。しかし息子の親友を殺そうとするなんて、母親もその父親も狂ってる。それで息子が救われると思うのか。

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    2023年08月03日
  • 静かな炎天

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    ネタバレ

    旅のお共として。葉村晶シリーズの連作短編集。『静かな炎天』と『副島さんは言っている』は多分アンソロジーで読んだと思うけど、再読。ほんと相変わらず危険な探偵をしているけど、四十肩になったり老眼になりかけたりで大変。同世代としてほんと尊敬するわ。こんなひどい目にたくさんあってるのによく怒らないでいられるわ。まぁ怒ってはいるんだろうけど。

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    2023年08月03日
  • 悪いうさぎ

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    ネタバレ

    あまりに救いのない悍ましい事件に辟易しながらも、葉村晶のキャラとタフさに惹きつけられて一気読み。

    シリーズ初長編ということだが短編集よりも良いかも。

    ただ個人的には結婚詐欺師のエピソードは不要な気がしました。

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    2023年06月20日
  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

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    葉崎FMで放送される「みんなの不幸」に投稿される17歳のココロちゃんの不運ぶりやそこから事件に発展していく様子が、不謹慎ながらクスリと笑えてしまうのと、登場人物の動向に驚いてしまうのとで楽しんで読むことができました。

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    2023年04月11日
  • ポリス猫DCの事件簿

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    ネタバレ

    若竹作品特有のなんとも損している気がする主人公に、襲いかかるたっくさんのトラブル。
    猫がたくさんの島、もちろん架空だけど、楽しそうだなあ。住むには本当の好きが必要だけど。動物を大切にしない人への報復も描かれているところも好き。
    事件はでも、いつもごっつり。昔の謎が出たり殺人者が上陸したり。
    おまわりさんが猫島のこと好きで、人が良いから起こることもあるけど、それで事件が解決もする。うまいんよなあ…
    最後のDCとおまわりさんとの出会いの章、すごく好きだった。

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    2023年03月22日
  • ポリス猫DCの事件簿

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    猫島臨時派出署にたった一人で勤務している七瀬晃巡査と、丸顔で目つきの悪い太ったドラ猫(ポリス猫DC)が絶妙のコンビで事件を解決していく。

    〈猫島ハウス〉の響子ちゃんや、猫島神社の宮司さんなど、「猫島ハウスの騒動」に出てきたひとたちに再会できて、リピーターのような気分で楽しめました。
    「プラスマイナスゼロ」の三人娘が駆け抜けて行ったのも見逃しませんでしたよ。

    〈キャットアイランドリゾート〉の裏手の竹藪で不発弾が発見された事件で、不発弾処理の際に、島民よりも猫の避難に力を入れてるとこなんか、猫島らしくて面白かったです。何と言ってもこの島の主役は人間ではなく猫ですから。

    一話完結編のようだけれ

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    2023年03月22日
  • 依頼人は死んだ

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    葉村晶最高。犯人と対峙し真相を明らかにする際の描写が物凄い淡白で、他の作家ならもっとダラダラと続けるのになあといつも思う。まあでもそれがまた魅力なのかも。

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    2023年03月19日
  • さよならの手口

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    葉村晶は怪我をし過ぎでこちらが心配になる。あと本の中なのであまり歳を取らせたくない。
    登場人物で一人だけそれはないだろという行動をした者がいたのがマイナス。

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    2023年03月19日
  • 悪いうさぎ

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    犯罪の動機に少しも共感できないというか、そんなことしないだろとは思ったけど、それよりも何よりも主人公の葉村晶のキャラとトークが最高。

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    2023年03月19日
  • みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない

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    葉埼市でおなじみの葉埼FMの人気コーナー「みんなの不幸」に届いた一通のメールをもとに繰り広げられる青春(?)コージーミステリー。

    17歳のリスナー〈ココロちゃんのぺんぺん草〉ちゃんは、バイト先で予想不能なことばかりをしでかすココロちゃんのことが気になって仕方がない。
    ココロちゃんの近況を綴って「みんなの不幸」にメールを送っているのですが、ほんとにひっくり返るようなことばかりで、リスナーの反響がすごくて、毎回何らかの事件にかかわっているのですけど、そのかかわり方が半端ないのです。

    吹き出しそうになるのをこらえながら、思わず一気読みしてしまいました。
    葉埼市、個性強すぎます。
    駒持警部補や角田

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    2023年02月11日
  • プレゼント

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    葉村晶と小林警部補。
    それぞれ事件に遭遇し、解決しているはずなのに読後に残るこの表現出来ないモヤモヤは何なのだろう。
    個人的に読むと気分が落ち込むのが分かっているのにどうしても一年に数回読みたくなってしまう、そんな不思議な物語。

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    2023年02月10日