入間人間のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
「三月三十一日。マユが破綻した」
その事をきっかけに、冒険を兼ねた探索とマユを直す為の模索をする為に自分の意思で昔の家に行く事になるみーくん。
そこには新たな家族が住んでいて、みーくんは毎度の事ながら事件に巻き込まれる。
冷淡すぎる大江家の人々、大江家という完全密室に閉じ込められたみーくんと何故かついてきた伏見。
この狭い世界の中で繰り広げられる壮大な入間節は、今回も健在でした。
というか、言ってしまうと、前巻で伏見ファンになった人は絶対に買いです。不謹慎ですが、可愛すぎです。
今回のヒロインは伏見と言い切っていいでしょう、みーくんは浮気は嫌いだと言っていますが。
そのせいもあってか -
Posted by ブクログ
3巻完結。1巻の後書きで全6巻と明言しながらも3巻打ち切り。と言っても格好のつく形で絞められたのは見事です。小学生の時本美鈴と女子高生の小泉明日香の行く末が良い。著者の他の作品の登場人物とがリンクしている、らしい。みーまーと電波女の登場人物はわかった。それらを知らなくても楽しめるけど、知っていたらもっと楽しめるとは思う。それなりには。
登場人物が多くて、かつ、視点、時系列が入り乱れる綴れ織り式的構成で、人物把握がたいへん。似たような格好の人物も複数いてさらに困惑したけど、それが入間マジック。なんだなんだと思わせられるのを楽しむ。
わりときつめの暴力描写がある。こんな作者だったっけ、と思った。知 -
Posted by ブクログ
メディアワークス文庫創刊15周年記念アンソロジー。
「1人15ページ」という制約のもと、15名の作家がそれぞれの物語を紡ぐ。
この15という枠は単なるページ数だけでなく
多くの作家さんが「15」というモチーフとしても回収しています。企画としての統一感が心地よい。短いからこそ、作家ごとの語り口や発想の癖が読メル一冊。
斜線堂有紀、綾崎隼以外は初読。改めてレーベルの層の厚みを思いますね。
掌編とも言える分量の中で、特に印象に残ったのは綾崎隼「十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」。
設定自体はどこかで見聞きしたような“ベタ”なものながら、その王道を真正面から引き受けて