入間人間のレビュー一覧

  • エウロパの底から

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    主人公の書いた小説を模倣する殺人犯… 帯や裏表紙に書かれたあらすじなどから興味が出、手に取ってみた本作。ニヒルでプライドが高い主人公の一人称で語られる内容と雰囲気は、伝奇風ラノベのそれでした。

    本格ミステリと勝手に思い込んでいたので、その雰囲気や珍妙な人物名などに最初は違和感を覚えましたが、読み進めて行くうちにそれは薄れて行きます。一件目、二件目と事件が起き、ストーリーが進行するに従い、徐々に「どうなる?どうなる?」と先の展開への興味が沸々と湧いてきます。

    ところが…第四章はまだしも、五章はマジなのかギャグなのか…。コミカルなアニメだったらアリな展開なのかもしれませんが、シリアスな内容なら

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    2014年05月05日
  • ふわふわさんがふる

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    綿毛でできたちょっと不思議なふわふわさん。ふわふわさんは星を代表する新たな生命体へと向かうのか?

    ヒトらしくないようにみえて、実はずっと人らしいふわふわさん。子供と大人の対比みたいな感覚だった。

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    2014年04月29日
  • トカゲの王III ―復讐のパーソナリティ<下>―

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    オセロで勝って誘拐されて代打ちさせられてなんやかんやの後編.
    いろいろな立場の悪人とか殺し屋とか出てきて
    それぞれに目的を達したり殺されたり
    関係ないのを殺したり?

    トカゲ君,教団を乗っ取る.
    第一部,完?
    でもまだ続きます.

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    2014年04月25日
  • エウロパの底から

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    自虐ネタ全開。そういう意味ではバカが全裸がやってきたの続編と言えなくもない気がする。

    良い結果が自信にならない人もいるって感覚はわかるなぁって思った。

    王道でないひねくれたものはひねくれた人に支持されるのですよ。

    入著者が描いた小説家がこの一冊を再び作り上げて別のオチをつくり上げるのを期待している。

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    2014年04月25日
  • トカゲの王I ―SDC、覚醒―

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    肉が切れるとか血がぐちゃぐちゃとか
    そういう話はあんまり得意じゃないんだよなあ(´ ` )
    ミステリとかはいいんだけども〜

    とはいえ、主人公の能力の行く末は
    なかなか面白そう( ̄▽ ̄)

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    2014年04月16日
  • エウロパの底から

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    面白かった!
    今回の話は好きだなーなんか。いやまあ色々なことに説明がないままなのはアレなんだけどさ。あと最初の方ちょっとしんどかったけども。
    あとがきも本編の一部ですよね?と信じてみる。やっぱりバッドエンドよりはハッピーエンドが好きだ。まあ何がハッピーかなんて知らんけど。

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    2014年04月02日
  • エウロパの底から

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    全体的に中途半端な感じがぬぐえない。物語の根幹たる「小説のとおりに殺人が起こる」ことの理由付けがあいまいだし、それの原因でもある実験を行った医者もなんだかよくわからないまま登場しなくなるし。
    あと主人公の性格上仕方がないのかもしれないけど、文章がひたすらに鬱屈していて読んでいてつらい。特に冒頭から最初の事件が起こるまではつらかった。文章のテンポが悪くて読みづらい。結局何が言いたかったんだ、という感じしか残らない作品でした。

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    2014年04月01日
  • 探偵・花咲太郎は閃かない

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    【インスタント名探偵】

    読んで感じたのは、ジャパネット高田のコマーシャルみたいだと。つまらない小ネタばかりだとわかっているのに、何故か最後まで見てしまう。何故か、嫌悪感よりも好奇心が上回ってしまい、また見てしまう。

    ロリコン探偵とよくある感じの少女。ラノベに偏見がある人は肌が合わないだろう。ただし、ジャパネット高田が見れる人なら一回は笑えるはずだ。

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    2014年03月20日
  • 六百六十円の事情

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    章ごとの主人公それぞれの悩みを支えていたり、応援してたり、解決するのはまわりの登場人物。ほとんどの章が一人語りで進むけれど、全体を通して人との繋がりを楽しむ作品でした。
    個人的には一章目のWhile my gently weepsがとても好き。
    全て読み終えて思ったことは、悩みは抱えているけど焦っているけど、ゆるゆると生きているように見えるものなんだな、人は。でした。(14/1/25)

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    2014年01月26日
  • 六百六十円の事情

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    六百六十円、それは生きる意味。

    全部がつながったときの、微笑ましさ。大方善意で出来ている優しい世界。何者にもなれない若者が、何者かになろうと決意するきっかけが、六百六十円のカツ丼。大人と子どもの間にいる人へのエールである作品。でも、カタルシスとまではいかないのが惜しい。

    カツ丼に限らないが、料理を作る、つまり何かを自分の手で作り出せるというのは、自己肯定のために必要な行為なのだと思う。それが、誰かのために作るものであれば、なおさら。

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    2014年01月25日
  • バカが全裸でやってくる Ver.2.0

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    前巻の続き?
    小説家になりたかった男の子が大学で小説家デビューしてから大変な思いをして小説を書き続けるお話し

    前作は中だるみして最後にちょっと「あ~、なるほど~」と思わせる仕掛けがあったけど
    今回はさらにあとがきで「えっ?!そうだったの?」とわかる仕掛け
    ただ、そんな仕掛けにする必要があったかどうかは疑問

    入れ子構造とかメタ小説はラノベではたまに見かける
    それをやる必然性があればいいんだけど、これはそれをやる必然性を感じない
    フツーに2作目を書いたほうがよかったのでは?と思う

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    2013年12月24日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    ※1巻のみ
    某戯言シリーズと類似する点が多々見られるものの
    実際読んでみると、作者が描きたいものや、やりたい事が違うということが分かり、正しく「インスパイア」をした作品なのだな、と納得。

    あえて言うならダークな戯言シリーズ

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    2013年12月04日
  • 僕の小規模な奇跡

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    典型的なラノベ文章
    ま、ある意味でリアリティはあるからなぁ・・・

    靴だらけ&S彼女&元引きこもり妹のお話し

    ラノベ文章なのでサクサク読めるんだけど、やはり無駄に長い
    ある程度の伏線はあるので、多分そーだろーなーと思ってたらその通りだった
    ただ、トマトは予想外でした

    あとがきの後のお話しもよかった

    ただ、やはり無駄に長い印象は残る

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    2013年11月14日
  • 強くないままニューゲーム2 Stage2 アリッサのマジカルアドベンチャー

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    ネタバレ

    一冊の本に藤が主人公のルートと敷島が主人公のルートの二つの物語が入っていて面白い。

    特に敷島ルートの敷島のぶっ飛び具合が好き。
    敷島が頼りになりすぎて藤がどんどんとへテレ化している気がする。

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    2013年11月10日
  • トカゲの王V ―だれか正しいと言ってくれ―

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    プロローグのシラサギが成美に接触するシーンからずっと嫌な予感しかしなくて読むのがつらかった。

    よくよく考えたら、トカゲくん自身はこの巻では、傷ついただけで、何も得てない気がするな。

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    2013年10月28日
  • 強くないままニューゲーム2 Stage2 アリッサのマジカルアドベンチャー

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    個人的に入間さんの作品で今一番好きなシリーズ。
    まさかの前巻からネクストステージでスキル実装。
    あれ?何か見覚えあるんですけど…「眼球の色を変化させる」とか「背中から翼を生やす」とか…
    聖戦士ルートの敷島さんはかわいいなあ。悪い子敷島さんは頼りになるけど藤くんが卑屈になっててなんともはや。
    しかし『お前より強いやつ』って…。

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    2013年10月15日
  • 瞳のさがしもの

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    ネタバレ

    入間先生は個人的にはしっくりくる作品とこない作品のギャップがある作家で、この本は瞳を題材に入間ワールドを展開してて、なかにはいいなと思った話もあったが正直理解できなかった。雰囲気は今回も好きだと感じただけど改めて考えるとなんにもいえないです。

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    2013年10月09日
  • 瞳のさがしもの

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    片思いがテーマの短編集。
    正直微妙な話が多いけど、「静電気の季節」は少しよかった。片思いに次ぐテーマが瞳なんだと思う。巻頭2話続けて目と失う話だし、その後も「ひとみ」にこだわってます。長編とはまたちがった趣がありますが、やっぱり主人公のタイプは同じですね。

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    2013年10月08日
  • 安達としまむら2

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    日常百合ん百合ん。安達さんのしまむらラブ度が一巻よりマシマシで可愛らしさもマシマシで。恋する乙女は何とやらですなぁ。今のところしまむらの方はそういった感情がなさそうだけれど、距離は確実に縮まってるように感じられたのでいつか分かり合っちゃう時が来るのだろうか。日野&永藤ペアの方もいい感じの距離感でほんわかした。続きが出てくれるといいなぁ。

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    2013年10月08日
  • 安達としまむら2

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    安達はどこまで行ってしまうのかなあ。
    まあ可愛くていいんだけど、温度差がたまにつらい。
    しまむらさんが追い上げてくれないかなー、無理だろうけど―。

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    2013年10月04日