入間人間のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
AIにおすすめされて読んだ本なのだが…
え、不良女子高生の怠惰な友情以上恋愛未満のオフビート日常系だと思って読んでたのだが、だいぶ雲行きが怪しくなってきた。
というか、安達……これ、随分と厄介だぞ……というか奇行が目立ってきてて、2巻ですが、9巻までやるんですか?本当に?という気持ちに。
なんかこう、授業をサボって、一緒にダラダラして、現実逃避だかやりたいことがなくて、一緒にダラダラして屋上で煙草を吸う(吸いません)みたいな、そういう雰囲気を期待して読んだのだが…どうやら違ってきているぞ…
なんとなく、長く続く話が読みたい気分なのだけれど、なかなか見つからない。
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一晩経って冷静に考えてみるとどちらかというと、恋愛の初期の盛り上がりを精緻かつ詳細に描き込んでいるということなのかもしれない。いわゆる恋愛のスーパーリアリズム。
そう考えると、まあ、変なことでもないし、だいたいの恋愛は変なのである。とは言え、これを読み続けたいかと言われると、やっぱりそうでもないし、読み続けたいような気もしなくもない。 -
Posted by ブクログ
まさか6年も積んでいたとは。購入当初さらっと目は通していたものの、きちんと読んだのは今回が初。まずは沙弥香、彼女ができてよかったね。これまでの様々な経験の積み重ねがいまに至ってよかったなと。また、本編、1巻、2巻の出来事が回収されている様もよかった。高校生から大学生へと成長していくなかで人間関係が変化していく様は、本編での沙弥香たちを追いかけていた身からすると、寂しさも感じた。まあ、どんなに仲が良くても、卒業してしまうと、なかなか距離が出来てしまうよね。そういった意味で沙弥香に陽というパートナーができたことは喜ばしい限り。あと、燈子と侑の熱々ぶりにはなんともはや。本編後の登場人物たちをみることができて嬉しさと寂しさを感じる、作品でした。アニメ、後半演劇までやらないかなぁ。あと、生徒会で水着回なんてあったかな?と思ったところ、イラスト集をみていたら、特典で少しだけ描かれていたのですね。再発見でした。
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Posted by ブクログ
これまであまり触れられなかった人物の視点や、いろんな時間軸の断片が描かれていて面白かった。
安達、しまむらの家族、それぞれ視点が変われば、同じ世界の見え方も全然違う。
一つの世界の中にいくつもの小さな世界が共存して、それらがどこかで共鳴しながら調和しているように感じた。作品全体を通して、そういうところが好きなのかもしれない。
ヤシロやしまむら母、占い師は、そんな世界を少しだけ調律するような存在にも見える。
でも、その世界を成立させる最初のきっかけは、やっぱり安達の勇気だったんだなと改めて思った。
小さな世界同士が共鳴して、少しずつそれぞれの形に整っていく。
現実の世界も、案外そういうものなのかもしれない。
SFと緩やかな日常、いくつかの人生。
それらが優しく一つの世界に凝縮されているような作品だった。 -
Posted by ブクログ
3巻完結。1巻の後書きで全6巻と明言しながらも3巻打ち切り。と言っても格好のつく形で絞められたのは見事です。小学生の時本美鈴と女子高生の小泉明日香の行く末が良い。著者の他の作品の登場人物とがリンクしている、らしい。みーまーと電波女の登場人物はわかった。それらを知らなくても楽しめるけど、知っていたらもっと楽しめるとは思う。それなりには。
登場人物が多くて、かつ、視点、時系列が入り乱れる綴れ織り式的構成で、人物把握がたいへん。似たような格好の人物も複数いてさらに困惑したけど、それが入間マジック。なんだなんだと思わせられるのを楽しむ。
わりときつめの暴力描写がある。こんな作者だったっけ、と思った。知らんけど。
『冴えカノ』イラストレーターの女の子は可愛いし、胸大きい。
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Posted by ブクログ
メディアワークス文庫創刊15周年記念アンソロジー。
「1人15ページ」という制約のもと、15名の作家がそれぞれの物語を紡ぐ。
この15という枠は単なるページ数だけでなく
多くの作家さんが「15」というモチーフとしても回収しています。企画としての統一感が心地よい。短いからこそ、作家ごとの語り口や発想の癖が読メル一冊。
斜線堂有紀、綾崎隼以外は初読。改めてレーベルの層の厚みを思いますね。
掌編とも言える分量の中で、特に印象に残ったのは綾崎隼「十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」。
設定自体はどこかで見聞きしたような“ベタ”なものながら、その王道を真正面から引き受けてロマンに昇華していく語りが魅力的。この作家さんは 他の作品もロマンチック。
もう一つは時雨沢恵一「前略、十五歳の僕へ」。
こちらもモチーフ自体には既視感があるものの、15ページという制約の中に過去と未来の感情を
想定外な落とし所で読めました。
お題のあるアンソロジーって好き。