あらすじ
しがない大学生の俺のもとに、未来からの使者が来た。ただしその姿はニワトリだったが。そのニワトリが言う。『三年後に彼女は死ぬ』と。 「彼女」とは、熊谷藍のことで、俺のすべてだ。その彼女が、死ぬだって……? だが机をつついてコケコケうるさいそいつはこうも言う、『未来を変えろ』と。 どちらも真に受けた俺は、病魔に犯されて死んでしまうという彼女のために、三年間を捧げる決意をする。 そして俺は、彼女の前に立ちこういった。 まずはランニングと食事制限だ!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
愛に馬鹿正直な主人公が好きだ
実らないと分かっていて、あそこまで体を張っちゃう
バカだなあと思いながら読んだ
バカだなあと思いながらもそのまま行ってしまえとも思っていた
この本はSF作品にはいるのかな
これだけサクッと読めるSF作品はいいな
入間人間さんの作品に出てくる自分に真っ直ぐで少し考えがトんでるキャラクターは読んでいて面白い
Posted by ブクログ
"愛に生きることのどこが狂っているというのか"
"離れられないことも含めてきっと、運命というやつだから"
"どれだけ飛躍した発想をお持ちなんだ、飛べないニワトリの癖に"
面白いなぁ
僕の小規模な奇跡を、だいぶ昔に読んだ後にたまたま購入。後半になるほど読む手が加速するのは、やはり物語の落とし込み方が非常に上手いんだな、と一人納得しました。
Posted by ブクログ
読後感が何とも言えず、しばらく引きずりそう。
ハッピーエンドがよかった、というわけではなくて、ただ主人公はもう少しだけ報われて欲しかったなあ、と。頑張ってましたし。
ただ、「黒髪が世界を滅ぼす」それは同意。黒髪は正義です。
(2014/01/11)
Posted by ブクログ
未来人に諭されて主人公が人類を見捨ててでも彼女を守る話。ちょっとだけ間違えてるようで、正しいあらすじ。
なるほど、私がなんとなく入間人間という作家を癖のように購入してしまう魅力が詰まった切なさのある話だった。
どうせ救いがない未来ならば、彼女が幸せであって欲しい。そう思う。そして、彼女にとって客観的にみて大事な人になれなかったかもしれないけど、彼女にとって僕は間違いなく特別な人だったと思う。
オチはそんなに好きではないけど。
Posted by ブクログ
入間人間さんの今年最後の作品。
しがない大学生のもとに鶏の姿の姿した未来からの使者来た。その鶏の忠告を信じて、病気で死ぬ運命にある彼女を救おうとする話。
入間人間さんの書く話は設定や登場人物がいつも面白いなと思う。
Posted by ブクログ
これ題名『僕の小規模な自殺』ではなくて『僕の大規模な殺りk…むにゃむにゃ。
そう言えば入間作品の登場人物は大体ぶっ飛んでますが今回ヒロインがあんまりパッパラパーちゃん←で無かった。というかかなりまともだった気がします。
主人公もいつもよりはまとも…いや、あくまで入間作品の中でのお話ですが。
そんな(?)一冊。