あらすじ
空を自由に飛びたいわけじゃない。僕が望むのは、普通の人のまわりに、当たり前にあるべきもの。漢字二文字で、世界の在り方を大きく変えてしまうもの。 友達。 僕はそれが、欲しい。 僕は独りぼっちだ。僕は祈る。どうか届け。奇跡よ、降臨せよ。すべてはあの忌まわしき楽園、秘密基地から抜け出す為に。
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Posted by ブクログ
語り手の名前が伏せられていたり、文章が思ってもみない方向に飛んでいくので集中していないと読み辛いです。でもそれがとても良い味でした。
ぼっちーズの関係性。面白いなぁと思いました。
友達ってなんだろう。
Posted by ブクログ
僕
羽生田順。愛知県の塩釜口駅から五分の大学に通う。クレープ屋台でバイトする中村さんに片想いし長い坂を上り、瞬く間に『ぼっちのと成り果てた。経営学部。
中村さん
クレープ屋の店員にして同大学の環境創造学科に所属。僕の片想いの相手。
笹島康夫
同大学の同学部に属し、僕と同じ目的でクレープ屋台に通い詰める男。レンコン男。
保険医
養護教諭。第四講義棟の開かずの部屋の秘密基地の鍵を渡す。
田才
第六講義棟で運営されている第2食堂の隅にいる。
大学内を清掃するオッサン
同じ学部で隣に住んでいる後輩
森川豆
友達会を運営している。
女子大生
法学部。
女坊主
お墓で本を読んでいる。
卒塔婆オトコ
安達
戸井が体育で知り合った。
上川
戸井と同じゼミ。
戸井剛
大学を辞めようと思ってると電話する。
蓮池
先輩。
吉田さん
傑物。
音石鴨
中村景