入間人間のレビュー一覧

  • 世界の終わりの庭で

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    これはいつもの入間人間の百合SFだ…という感想。少し不思議な方の。終末を迎える世界について、四遍からなる短編集。読みやすく、わかりやすい。 最後の『ティフォンの庭』で前の短編が繋がるのは読んでいて心地よい。 『きっと彼女は神様なんかじゃない』でも感じたけれど、終末百合SFに加えて、生物としての定義(そこまで明確で壮大なものではないけれど)とかを超えた部分で、感情を得る(与える)ことでそこには愛のような何かが生まれる…のだろうか。 関係ないけど、『たったひとつの冴えたやり方』もいいよね…と。

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    2022年01月16日
  • 探偵・花咲太郎は閃かない

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    ネタバレ

    作品名を見る限り、推理小説と思われるかもしれないが、推理小説ではなく、コメディ作品だと感じる。
    読点が極端に少なく感じ、文章の切れ目が分かり辛く、一本調子な部分もあり、平坦に感じる。

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    2018年12月30日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について

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    原作を読んでいるからこそ、この本を手に取ったんだけど、紗弥香が原作通りで何の違和感も無かったのにびっくり。

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    2018年12月16日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望

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    記憶に混乱を呈したまーちゃんは、入院することに。その合間を縫って僕はかつて住んでいた家へと向かう。まーちゃんの記憶の混乱をもとに戻す方法が、なにか見つかることを期待して。しかし家屋は人の手に渡り、しかもその中で殺人事件が起こってしまう。

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    2018年12月10日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について

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    「やがて君になる」のスピンオフ。本文担当は入間人間。佐伯沙弥香エピソード0。彼女が燈子に出会うまでを描く。これOVAでブルーレイに同梱されないかしら。

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    2018年12月02日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    ネタバレ

    「僕は死んだ」
    嘘つきのみーさんと、壊れたまーちゃんの話。読むのに適応年齢が過ぎてしまいすぎた気がする…たぶんこれは、心を少し弱めた青少年が読むと少し前向きになるかもしれないストーリーなんだ、嘘だけど。タイトルが全てです。たぶんバッドエンド。まだ人生に刃向かうには力不足。この先も嘘ついて壊れていくのだろうけど問題を一つずつ壊していった所の二人がどうなるのか気になりました。キャラは好き

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    2018年11月04日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2 善意の指針は悪意

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    怪我を負ったため入院することになった「僕」。一緒にいたいがために自傷行為に及び、入院することになったまーちゃん。晴れて望みはかなったものの、「僕」の元カノ透がお見舞いに来る。なんでも妹の一樹が入院していて、同室の女の子が行方不明になったのだという…。

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    2018年10月01日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    嘘だけど、が口癖のみーくん。壊れてしまったまーちゃん。嘘と幸福と不幸の織りなす、不穏でいびつな物語。まーちゃん、世界で一番キミを××してる。嘘だけど。

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    2018年09月20日
  • 六百六十円の事情

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    定職とニート、学生と学生、子供と子供
    ニートとニート、それから…。

    題名の660円は、かつ丼の値段。
    それに対して、の動きですが、全てが
    5話目に終結されます。
    この生き方が悪いのか、突き通すべきなのか。
    悩んでみたり、先送りしてみたり。
    年齢がばらばらなので、いくつになっても
    悩みから解放される事はないんだな、と。
    それが子供の事、になったら、さらに、ですし。

    一番潔いのは、最初の話の主人公。
    今のまま、を選択しましたから。
    いいよ、と言ってくれる人がいるのなら
    そのままでも大丈夫、です。
    突き当たってから考えれば。
    遅いか遅くないか、は知りませんけど。

    しかし小学生の女の子の家は、楽

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    2018年06月13日
  • もうひとつの命

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    腰越、和田塚、江ノ島、稲村、七里、藤沢。人間関係が理解できなくて読後にネットで解説を探してやっと落ち着いた。友だちとは呼べないような幼馴染たちだが、どいつもこいつもといった個性派。木の実の使い方を間違っているとしか思えない。まあ、好んで手に入れた命ではないので無駄使いしても仕方ないのかな。藤沢以外は見ていただけで何をしたわけでもないのに貰った命だ、ギャンブルで得たお金みたいな使い方になるわけだ。自殺してなりたい自分に生まれ変わるのはありだと思うけど、稲村もよりによって藤沢になることはないだろう。

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    2018年03月01日
  • もうひとつの命

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    ふとした拍子にもうひとつの命を手に入れた6人の少年少女。     
    なんと、死ねば願い事が叶うらしい。     
    等身大の少年少女たちは、何を願ったのか、願いは叶ったのか、その願いは……。     
    たった一度きりの人生、もがいてあがいて必死に自由に好きに生きよう。

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    2018年02月27日
  • きっと彼女は神様なんかじゃない

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    原始のような生活の集落に住む少女が神の岩で出会う女、メイ。いやまさかそういう着地をするとは…SF風味で楽しく読めた。メイが乗った宇宙船は墜落した結果タイムマシンになったり、メイの時代の一般人類が四足歩行、身体も丈夫で数百年生きられるような人体構造になっていたり…。ガールミーツガールなのはたしかなんだけど、失うものもあったり。 しかし読みやすく、読後感は良い。 仄かな百合要素は私好みなので良い。 (しかしヤシロね、27人て)

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    2022年01月16日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    10巻が出てすぐ買いに行ってラストで泣きに泣いてみーくんとまーちゃん2人の幸せを強く願ってからだいぶ経ちましたが…まさかの11巻。


    久しぶりのこの世界。
    忘れてたわ。そういやこーゆー世界感だったね。
    まじ容赦ないね。
    てかある意味元のよりえぐい。

    でもまさかのみーまーで家族の繋がりについて考え、泣く日が来るとは。
    少しでも多くの人が幸せでありますように。
    あぁ大好きみーくん!嘘だけど。

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    2017年07月23日
  • 少女妄想中。

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    「安達としまむら」の入間人間が送る百合連作短編!!いえい!
    いやあ、それぞれ登場人物違うのかと思いきや、続き物でしたね。良かったね……。

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    2017年03月24日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    読んでいてイライラしてくるミステリ小説。ヒロインの精神が崩壊していてヤンデレぶりが凄まじい。良くも悪くも問題作(ってことで一時期話題になったらしい)。これ、10巻まで出ているみたいだけど、ずっとこの調子なのだろうか?怖いもの見たさで続きを読みたい、わけでもないけれど、気になることは確か。

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    2017年02月02日
  • 安達としまむら7

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    安達に影響を受けてるのか、しまむらの方もじわじわ安達への感情が出てきてるようなそうでないような。まあしまむらさんですしね。あ、安達さんは付き合ってるという既成事実があるお陰でいつも以上に爆走してます。安定してるようで割と不安定な感じも見え隠れする関係がどう続いていくのか楽しみ。…破局したら文字通り安達さん壊れるんじゃなかろうか。

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    2016年12月30日
  • バカが全裸でやってくる

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    小説家になりたくてでも夢が迷子になりそうで。苦悩する僕のもとにやってきたのは全裸のバカだった。大学の新歓コンパ。そこにバカが全裸でやってきた。そしてこれが僕の夢を叶えるきっかけになった。こんなこと、誰が想像できた?現実は、僕の夢である『小説家』が描く物語よりも奇妙だった。

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    2016年11月26日
  • 安達としまむら7

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    祝!お付き合い!
    ということで何か変わったような何も変わってないような日常です。しかしこの裏で途切れようとしている道もあるのだなあ。まあでもそれは、どんな選択をしたところで付きまとう問題ではある。
    どんな犠牲があろうとも、このままずっと仲良く過ごせればいい。(過激派)

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    2016年11月15日
  • バカが全裸でやってくる(2)

    荒削りなKADOKAWAだなあ

    昔のヤングエースはとんがってたなあ て感じ
    そういうのが独立系出版社の強みではあるんだろうけど
    最近は大手もそういう挑戦的な雑誌も出してるので昔ほどインパクトは無いのかな
    そういう時代の作品

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    2016年09月11日
  • バカが全裸でやってくる

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    大学の新歓コンパ、「僕」のいる居酒屋に、唐突に全裸の男がやって来た。泥酔した全裸の男を家に連れ帰ることになる「僕」。その男は同じ大学同じ学部の学生だった。
    その男との出会いで、小説家を目指す「僕」の人間関係や小説に対するモチベーションには変化が…果たして、「僕」が応募した作品は選考を通過できるのか。


    「小説家を目指す者」「小説とは何か」「小説を書き続けるとはどういうことか」を軸に、「裸」というキーワードを絡めて、色々な視点から描写される連作短編。

    …ファンタジーものじゃない、今時のライトノベルの主軸ってこんな形なのかー。的な印象。
    キャラクター間短編間のリンクの設定は面白いけれど軸になる

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    2016年08月27日