あらすじ
閉じこめられた(継続中)。 まだ僕は、まーちゃんを取り戻してはいない。外界と完全遮断した密閉屋敷では、家族を殺人犯として疑い合う異常な環境が生み出されていた。もちろん、その最有力候補は、家族ですらない部外者の僕である。 わはは。…… さて、それはさておき。 依然としてこの屋敷に助けは来訪していない。無力すぎる脱出への工作も終わり、食糧も底をつき、大江一族の疑心と嫌悪が頂点に達した時…… ついに伏見の姿まで消えた。いよいよ、華の全滅に向かって一直線、なのかなぁ。うーむ、まーちゃんが恋しい今日この頃である。
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4巻の続き。あんまり推理物というほどちゃんとヒントを出さない本作ですが、これはオチやみーくんはどうするのか?を考えながら読んでみるのをおすすめします。俺はどうしてもわからなかったですが、おかげでいい気持ちです。
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犯人は予想外だった。
みーくんがなぜ湯女と茜に脱出口を教えたか分からなかった。
にしても、まーちゃん修理できてよかったぁぁ~ww
ところで、湯女と茜はどこでどうやって暮らしてるんだろ?
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監禁されたみーくんがさらに幽閉されてしまいます。
5巻は解決編というところですね。
犯人はそれなりに複数居て、犠牲者なんかもそこそこいて、でも、一番の殺人犯ってのがあの人とはね。
全然予想外でしたよ。
そして、4,5巻で出てくる大江家はあることを再現していたと…。
ミステリーっぽいんだけど、大事なヒントが出てこないってところで、結局はサイコホラーなんでしょうね。
非常に面白くて一気に読んでしまいました。
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みーまーを一読して、印象が最も強く残った巻でした
現実としてなかなかありえない状況(あったらマジで嫌だ)から気持ちよく展開するギャップが大きかった
麻酔無しで手術を受けて「いだいいだいたい痛いいたいいたいいい」ってなった後に痛みがすっかり取れ爽快感が訪れて「痛みざまぁwww」ってなった気持ちを思い出します(なんのこっちゃ)
ゆずゆずのかわゆさが際立っている巻でよかったです
非日常的な状況も1つの日常として受け入れていく(のかな、たまに壊れるけどそこがまたいいスパイスになってr)みーくんの価値観がおもしろいところ
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いつも思うんですが作者さんは想像を遥か上に行く発想でおもしろい。
何でみーくんもゆずゆずも食べなくていいんだろうと思ったら、人肉でした。なんて・・・!
これから話を進めていく中で「この主人公は人肉を食べた。」っていう評価にしないよう、食べることだけは避けたんでしょうか。
それにしてもゆずゆずもみーくんも、よく餓死しなかったな・・・。
最終的にわからなかった、耕造さんの無職の原因が気になりますね。
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<感想>
みーまー初の続き物。
異常な家族での異常な殺人事件。
何といっても、みーまーの本領はここにあると思うのですよ。。
解決するには同じ異常なみーくんでしかできない……そんな感じの。
そして、今回は特に、展開が素晴らしい。
しかも、オチが複数の犯人による犯行であり、連続殺人事件ではない。。
まぁ、これは良くあるオチですが、この本はそれにきちんと理由ができている。
例えば、先になりますが、みーまー7巻なんかだと理由が希薄ですね。はい。
あとは、家族のキチガイっぷりが良い味でてますね。
これがないとみーまは成り立たないと言っても過言ではないと思いますが……それにしても、ここまで頭のネジが外れている人を理論立てて書けるあたりに脱帽。。
まじで……いいです。
ドッキドッキのハラハラでした(意味不
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なんと言いますか、こう表現していいのかわからないんですけど、
読み終わってからの清々しさと言ったら、もう。
4巻、5巻で一つの話が完結しました。長かったです。
あとこの小説には魅力あるヒロインがいすぎですよね、まーちゃんといい、ゆずゆずといい、湯女といい。
今回も伏見が可愛かったのですが、どちらかと言うと湯女のほうが良かったかな。
とにかく長かったです。
私的には、5巻になって初めてみーくんが誰かの為にすごく一生懸命になってるなぁ、と思いました。
まーちゃんを助けるのとは別に、ネタバレですが伏見を助けたときが印象的でした。
確かに毎度のことながらハッピーエンドと言い難いのはこの小説の特徴なのですが、
読んでて、まーちゃんが再び戻ってきた時は素直に嬉べるものです。
このライトノベル離れした独特な小説、今回も何も言うことはない満足な話でした。
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シリーズ完結編
二巻にわたって物語りが続いていたので、読み終えたときは爽快な気分。
とりあえず、伏見柚々の良さを象徴した本だった。
読み終わったころには、まーちゃん<柚々になるでしょう。
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この巻は特に好き
みーくんのカッコ良さは異常
柚々ちゃんの可愛さも異常
前巻から、3巻までとは多少路線が変わり何やら王道ミステリ的なノリになってますが、これがかなり面白い
誰か一人欠けていたらこの事件は起こらなかったという、昔と今の事件に関わる登場人物達が挙げられていくシーンはちょっと鳥肌モノ
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もはやサイコと化してますな。それにしてもまーちゃんマジ空気。
みーくんの推理には、あーなるほど、と思った。
4巻と5巻の表紙を並べると繋がるのがちょっとうれしい。
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冒頭早々腕二本折られての飄々とした活躍っぷりは、生身の人間の描写としてはさすがに無理ではと思ったが、最後のまーちゃんとのシーンで納得がいく。主人公にとって、最愛のものを失うかどうか以外は自身の肉体であれ所詮どうでもいいことなんだろう。
みーくんの語りは冗長な上ナルシズムで余計、しかも9割嘘だが、みーくん自身不要なことは一切してない。自他含む心理操作含め最短ルートでまーちゃんへ向かってる。
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みーくんとゆずゆずの監禁事件,解決編?
相変わらずみーくんの周りには変人が集まるなぁ.
カニバリズムとか.
いやー,怖い怖い.
そしてみーくん,ゆずゆずのヒーローに就職.
ゆずゆず可愛いよゆずゆず.
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欲望と倫理と回帰の話。大江家編後編。例によって新参者と退場者の人数に大差がない。極限状態におかれた人間たちがかつての仲間たちを貪るというのはホラーではよく目にする趣向だケド犬歯を剥き出しにして動物的な本能のままに襲い掛かるパターンが殆どなのに対し、彼女の場合は目の前にぶら下がった餌をじぃっと睨め付けているような不快さがあって余計に不気味だった。中学時代の俺がたいそう好きそうなので逆タイムカプセルでも開発された暁には手元に郵送してあげたい・・・あっ、嘘だけど
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と、前編はだらだらと読んでいましたが、この後編、特に探偵が全員を集めて謎を解いてみせた…その後が面白かったです。
謎解きの「そのあと」があるだけでちょっとびっくり。
やかた物ひとつ書くにしても、今はいろいろ工夫しないとダメだから大変だなあと思いました。
…ってなんだか子供の作文のようになってしまいました。
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今までの話の中で一番キツかったかも。殺人はまあいいとしても、食人は勘弁。
まあそれも生きるためならば仕方のないことなのか。ところで、食人は法律的には罪なの?死体損壊とかになるのかな。生きるために人を殺し、人を食べても罪になるなんて、人の世界はままならねーですぅ。
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ゆゆが可愛いから他の単行本より★+1。
ここまで薄っぺらい人間像しか書けない(書かない?)のはもはや才能なような気がしてきた。つまらなくはないんだけどなぁ・・・・・・。ゆなの設定とか必要だったの???
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大江家監禁物語の後半戦。
狂気の世界の中でゆずゆずだけが癒やしだった。
人間って水があれば二十日以上生きられるものなのね。
巨乳キャラとして書かれてる伏見と高校生男子が隙間を通るにはそれぐらいのダイエットが必要だったということで。
まーちゃんがみーくんを再認識したようだけど、違和感があるけど気の所為なのか。
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第4巻の続きで、事件の解決編です。
みーくんは何者かによって襲撃され、地下室に幽閉されてしまいます。湯女のおかげで地下室から脱出したみーくんは、彼のことを犯人ではないかと疑う耕造を相手に、事件の謎解きを披露します。
今回の事件は、8年前の誘拐事件に多大な関心をもつ景子の計画にしたがって動いていることが明らかにされますが、謎が解けても、屋敷の中に閉じ込められた彼らの運命は少しも変わることはありません。しだいに衰弱していくなかで、みーくんは屋敷から脱出するための道があることに気づきます。
本シリーズはキャラクターの魅力で引っ張っていくタイプの作品だと思っているのですが、今回は登場人物の魅力が少し見えにくくて、やや退屈に感じてしまいました。
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まさかの前巻からの続き、「大江一族密室殺人事件編」でございます。
とうとうマユが一切出てきません。
てゆうかみーくんも出てきません。
嘘嘘。
前回よりさーらーに名探偵コ○ンみたいになるみーくん。
サッカーボールで犯人もイチコロ☆
その隣にはすっかり空手の達人で頭に角が生えたゆずゆず。
みーくんが元の体に戻れる日は来るのか!!
え?
もちろんほとんど嘘ですよ。
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――まーちゃんを元に戻すため元実家である現大江家に訪れたもののクローズド・サークルで脱出不可継続中。そろそろまーちゃんが恋しいかもしれない。大江家編完結の第五巻。――
密室殺人に終止符を打つ第五巻です。納得いく推理展開には話が綺麗にまとまった印象を受けました。文章は相変わらずの入間節ですが、改めて女性を魅力的に描くのが上手だと感じました。伏見や湯女などタイプの違う女性を美しく表現しています。久しぶりにまーちゃんの姿も見れますので、是非読んでみてください。
Posted by ブクログ
4巻からの続き。
回想部分から入ったりしております。
本当の『みーくん』との幼少期の回想も入っている。
気が付くと両腕が折れていて使い物にならない現みーくん。
どうやら地下室に・・・『あの』地下室に入れられている様子。
どうにかこうにか『お手伝いさん:菜種』と鉢合わせ、皆が集合している場所へ。
そして真相は語られる。
『うそつき みーくん』によって。
みーくんと同級生伏見の必死の逃走。湯女と茜の逃走。
犯人の菜種には決して出られない状況。
結果、みーくんはまーちゃんを再インストールし、みーくんはみーくんと呼ばれるに至る。
その時に、不意に涙目になる自分。
過去、その惨殺現場になった屋敷を買い取り、惨殺現場と同じ状況を作り上げ、同じストーリーをしたかった…
そんな ばかげた話 を作るためだけに 寄せ集めた家族。
いや、家族ごっこ。
再度巻き込まれているみーくんに非常に悲しみを覚える。
みーくんがみーくんとして再認識されてホッとした自分。
その後が気になる。
何しろ 進級してクラス別 になったから・・・
Posted by ブクログ
謎が全て解けた後のクローズド・サークル。
最初から全てを知っていながら、その知識を自分の目的のためだけに使おうとするみーくんに魅力を覚えました。
奇人変人な大江一家も物語を楽しくするスパイスだと思います。
本当は★5つにしたいんですが、エグイ話食べてしまいまして、人を。なので3つで勘弁してください。
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館連続殺人事件の解決編。つーか事件としては
特に何かが解決された訳ではないのですが...。
今シリーズの最初のクライマックスになるのかな...?
狂気の18泊19日の旅を終えたみーくんの疲弊した
精神同様に作者の心情もさすがに衰弱して
いるんでは? と思われる記述が後半に
見られますねー。無防備な記述。それだけに
リアルに響きます。
この内容、テーマ、グロさ、想い...
どこが「ライト」ノベルなんでしょうね(笑)。
あー...面白かった!