【感想・ネタバレ】嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 『i』 記憶の形成は作為のレビュー

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Posted by ブクログ 2015年09月01日

冬の短編がなんとも切なくて、悲しかった。ここから、どんな葛藤を経て再びみーくんとなることを決意したのかとても気になる。

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Posted by ブクログ 2013年07月06日

過去の春夏秋冬+ifの5本立て短編集。
ぼくがまだみーくんじゃなくぼくでいる時代。
色んな意味での"i"そしてどれも露出した傷口を触るような痛さ。

ニー日先生が素敵すぎた…。
カッコ良くて物凄く人間らしくて、だからこそ失格な医者。
そりゃニートにもなっちゃうよねえ。
そりゃ××...続きを読むも、好きだし信頼するよねえ。
ぼくがぼくなので、たまに本音が混じって、
あーなんか可愛いなと思った。年上に好かれるわw

ヤマナさんは年を重ねて自分の世界を見て強い人。
トーエは小さな世界で弱いから強く見せた子。
にもうとは幼い。まーちゃんは成長が止まって。
微妙に順序で対比してるのかな、なんて。
ニー日先生のマフラーとか、にもうとのデレはほっこりした。
××はちゃんと××されてるんだな、とも思った。

ifはなんかもうなんとも言えずに悲しくて苦しくて痛い!
退屈で普通なありふれた幸せの筈なんだけどね。
薄い膜越しに見ているような変な違和感が拭えない。
"嘘つかない"あいと"壊れてない"まーちゃん。
これまでに出てきた皆が生き生きと学生生活を送る世界。
でもそれも、多分、正しいのかというと、うーんとなって。
幸福はやっぱり誰かの不幸の上に成り立っていて。
少なくともあいに出会わなかった恋日先生は自殺だし?
結局何が正しいかとか幸せとかって、主観に過ぎないし、
第三者が判断しても決めて良いものじゃないから、わからないなあ。
他の道を歩いている以上、もう選んでるんだから、選択肢はないね。

それでも彼らの道が幸福であるように、願ってしまう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年05月16日

短編集でしたので、話別にレビュー。

春・・・恋日先生が良い人すぎました・・・!
8巻を先に読んじゃった人なら分かりますが、ヤマナさん(姉)ってこんなに良い性格してたんだなぁって思いました。
鬱病か・・・。

夏・・・「トーエ」の正体がわかってすっきりしましたww
みーくんにも友達いたんですね(失礼...続きを読む)
金子くんは昔から苦労人だったんなだなぁと再認識。

秋・・・「変なの」が6巻の侵入者の若き頃だったとしたらおもしろいのになって思いました。でも何となく面影はあるんだよな・・・。実際どうなんでしょうね?
にもうとはみーくんのこと大好きなんだなぁ。

冬・・・これまた恋日先生が良い人でした。
幼き頃もみーくんはまーちゃんをだましてたんだなぁ。
マフラーを渡す時の恋日先生の反応が可愛かったです。

とってももしも(略)・・・あの事件がない世界だと、ここまでみーくんとまーちゃんは幸せに暮らせるんですね。
この【番外編】といえる物語が幸せなだけ、【本編】の残酷さを改めて思いなおしました。
海老原さんも死んでないし、誰も罪がないまっさらな世界。

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Posted by ブクログ 2011年02月18日

今までのみーまーで一番読みやすくて、一番面白いです。
春の話は何ともせつなくて、一見の価値は特にあります。

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Posted by ブクログ 2011年01月29日

「もしも」と思うことの空虚さについて考えさせられた。重みも痛みも7冊分、全部無かったことにしたら。あとこの作者の副題が好き。書店にて新品購入。

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Posted by ブクログ 2010年02月08日

「みーくん」を形成する過程の物語。今巻でようやく「みーくん」のフルネームが明かされる(まあこれ以前にもなんていう名前か推測できる書き方はされてたけど)わけだが、この名前を見ると、画面から出てくる女の子を連想してしまうねえ。あと、長瀬と一時期名前を交換してたらしいけど、長瀬が「みーくん」の名前になると...続きを読む、こっちは昔のロリ系AV女優を思い出してしまうw

五編の短編が収録されているが、僕が一番気に入って嫌いなのが最後に収録されている「とってももしもにもしかして『壊れていない正しさのある世界なら』」。これまでに登場してきた人物が誰一人壊れていない幸せなif世界の物語・・・だけど、恋日先生が(多分)死んでる。それで「正しい世界」かと言われたらたぶん違う。現実には恋日先生は(ニートだけど)生きてるし。それは「みーくん」に関わったから生きているのであって、そのことを考えると、「みーくん」を取り巻いてきた境遇も「正しくない」と言えなくなる。if世界(というかlie世界?)の「みーくん」の父が言ったとおり、「人間は最善の道しか選べない」んだと思う。生きてきた道が、畢竟、最善になるんだよ。

あ、でも、現実でも嘘世界でも伏見の可愛さは普遍で不変。ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ。

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Posted by ブクログ 2010年03月19日

“「……ふおぉ」深呼吸。むせた。
大関とかに後押しされてたら、本当に落下して先生の花壇を彩るところだった。
そしてその場所には毎年、きれいな赤い花が咲いて村人はそれを……話が進まないのでよいこの昔話はそっと棚に戻して、叫ばねば。
「死ぬって、こっわー!」
こころはさておき、身体は拒絶はしまくってる。...続きを読む
「おあー……心臓すごっ」
ていうか、心臓どこ?っていうぐらい手首や首筋、足の付け根までばっくばっくと拍子を打っている。
冷や汗もすごい。手があっというまにぬめりとしてる。……と思ったけどこれは手洗いしたときのせっけんの名残だった。
「……かっこわるいなぁ」
生きることを上手くできないやつは、死ぬことも上手にできないのか。
こんなにみっともなく、ひざまずいて。
コツとかあるのかな。
フェンスから飛び立とうとしてる人にでも、聞いてみようか。
「そうしようそうしよう」
服装を整えて、ついていた膝を持ち上げる。フェンスを一回、手の平で撫でてから反転する。
「また来るよ」
うそじゃないよ、きっと。”

MAGAZINEに掲載された短編の集合体。
ぼくが僕になる前の、小学4年生(二回目)の話。
『i』の意味は…一人称としてのぼく・僕、読み方の××…これくらい?他にもなにかありそうだけど…。

春:自殺志願者と会う
夏:いじめっ子と遊ぶ
秋:妹に蹴られる
冬:みーくんになる
ぼくが僕になる前のせいか、いつもの僕らしさが無いというかなんというか。
ぼくの本音が所々に。主には、

“確実に、ぼくは弱っていて。
「でも」
嘘をつき続けて相手も騙されてそんな虚偽に囲まれて生きるのがこんなに大変だなんて知らなかったから、今、正直に縋って、

「でも、
……でも、
ぼくといたときはぜんぜん、幸せそうに見えなかった」”

……まーちゃんのこと。
ぼくにしてはだいぶ複雑な問題だよねこれは。
ぼくがかわいそうに思えてくる。
……それとは反対に、妹のイメージがだいぶ変わりつつある。

“「……なに?」
「べつに。帰ったら、何しようかなって」
ぼくはそうやって、何事もなかったようによそおって、こころであばれる色んなものを閉じこめる。その方法とか、それで何とかなることが多いのを、少し知った。
……でも。
妹の足がくたっとしおれて、代わりにいやそうにくちびるが開く。
「あの、さ」目を逸らす。
「なに?」見つめる。
「おにぃ……あ、あ、あ、」
「ん?」
「……あくま」
「なにそれ」はたらきありから出世したのか、ちょっと悩む。
「お、あ……あにー、ちゃん、あり、あり、このあり!」もっと照れて、真っ赤になる。
「……だれそれ」なんて、分からないふり。
ちょっとだけ、頬がぐきゃ。
本当は誰でもよかった。
何のことか分かったから。
はたらきありのおにいちゃん、ね。”

にもうとかーわい。
最後の話も結構楽しめた。
平和なはずなのに、どこかで感じる些細でむず痒い相違点。
………あーやっぱり普段の僕のほうが好きだな。
続きもまだでるみたいだし、かなり楽しみ。
……あー、あー、だけど、やっぱり、
嘘だけど。

“こうして、
ぼくのこころの逃げ場所は、フェンスの裂け目と青空に決まったのだった。
何かと高いところが好きなわけだし、お似合いだ。
「……うそだけど、」
変換して、



嘘だけど。”

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Posted by ブクログ 2019年12月10日

短編を5編収録しています。

第1話は、8年前の事件が解決した後、病院に入院することになった枝瀬あい少年と恋日先生、そして自殺志願者のヤマナという少女の物語です。

第2話は、叔母の家に引き取られて学校に復帰した少年と、「トーエ」こと浜名遠江(はまな・とおえ)という少女との交流を描きます。

第3話...続きを読むは、少年とにもうとの日常を描いた話。第4話は、少年が御園マユに「まーちゃん」と呼びかけてしまい、彼女の精神の異常を知ることになる話。

第5話は、もしもみーくんが事件の起こらない町で暮らしていたら、という設定のエピソードです。まーちゃんと菅原道真は全校公認のバカップルで、枝瀬少年は伏見柚々や枇杷島八事たちといかにもラブコメな日常を送っています。

第5話は、改めて本作の異質性を教えてくれるという意味で、おもしろく読みました。

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Posted by ブクログ 2017年10月28日

「みーくん」は最初から「みーくん」だから「みーくん」になれたんだ、と思った。

このシリーズも作品数を重ねてきて、最初の頃の強い「毒」が抜けてきつつあったからこの「i」は読めて良かった。

次の作品でどうなっていくのだろう。

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Posted by ブクログ 2014年03月04日

恋日先生が素敵。主人公の少年時代に優しさが滲んでる気がして少し切ない気分。まーちゃんに関わらないで先生といた方がよかったんじゃね?とよぎってしまった。

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Posted by ブクログ 2012年07月01日

過去のお話。
春、病院に入院していたころ、出逢った一人の患者。
夏、再び学校に通い始め、出逢った一人の同級生(年下だけど)。
秋、にもうととお出かけ。出逢った一人の狂人。
冬、まーちゃんの病気(症状?)を身体で知る。
辿り着いた幻想の世界。壊れていない世界。正しい世界。

壊れたまーちゃんがいないと...続きを読む面白いです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年06月04日

今回は短編集です。
全部で5本。最後の1本以外は季節と絡めて進んでいきます。
で、最後の1本以外は過去話ですね。
春は恋日先生、夏はいじめっ子だったクラスメイト、秋は妹、冬はまーちゃん。
最後の1本はもし事件も何もなくて妹もいなくて母親も死んでなくて世界が平和だったらっていう妄想世界な話。
伏見が可...続きを読む愛いです。
最後の1本に関しては毒も何も無いので、色が違いすぎるなぁと思ってて読んでて、どこでひっくり返すんだろうと思ったら最後の2行でひっくり返したので、読んでる途中が若干苦痛。「毒」に期待しているわけだしね。でも、伏見可愛い。
四季な話は監禁事件後の話。
春はまだ入院中、夏は学校、秋は遠足でさらに過去の記憶で夏休み、冬は病院から監禁へ。
「毒」要素が強かったのは夏と冬かな。
夏は特にいじめ問題関連なので、自分的にはトラウマスイッチが。
冬はまーちゃんが全力全開で起動しちゃったりします。まだ子供だけど。
秋の妹との過去の記憶あたりもよいですけどね。小屋に隠れた後にバトルがあると思ったらなかったので、ちょっと肩透かし。
春はヤマナさんが濃かったですね。終わりがあっけなさすぎですが。
短編集なので、細切れで読むには楽ですね。
追いかけるのが1章分だけでいいので。
でも、やっぱり長編がいいなぁとは思います。
これも面白かったですけどね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年07月17日

5つの話、季節で区切ってある。
『嘘つきみーくん』がどうして嘘つきになったのか。その原点の話。

春『嘘が階段を上るとき』
 『みーくんじゃないみーくん』が、嘘つきみーくんになる前のお話。
 誘拐(?)されて、殺されかけて、救い出された後の物語。
 ある意味壊れてて、寸止め状態で精神病院に入院してい...続きを読むる話から始まる。
 恋日先生とは、このときからの付き合い。
 自殺願望で、本当に飛び降りてしまった入院先の患者ヤマナさん。
 そこから始まる『嘘だけど』。

夏『ともだち計画』
 誘拐事件後の夏のお話。
 学校に行って・・・いじめの対象となる。指示したのは『嘘つきみーくん』を気に入った女の子。名前を『トーエ』。
 けれど、そのトーエ(浜名遠絵)が 嘘つきみーくん と一緒に帰った事を見咎められて、いじめの対象に。
 水泳中の出来事で、トーエからいじめのリーダー格を譲り受けた格好の『赤池』は 嘘つきみーくん を水中に沈めるという行為に出る。
 が、赤池、 嘘つきみーくん の反撃に遭い沈められる羽目に。
 人殺しにならなかったのはトーエのおかげだと思う。
 トーエといいカンジで友達になれなかったのは、残念。

秋『蟻と妹の自転車籠』
 トーエが引っ越しをして始まった2学期。遠足での出来事。
 迷子になった 嘘つきみーくん である。
 (金子は夏休み前から登場、枇杷島、伏見はクラスメイトとして登場)
 迷ったらその場を動かない って事で、回想開始。
 妹との山での出来事。妹曰く『変なの』は青年男性で、動物を殺してる。
  嘘つきみーくん と妹は逃げる。
 そして、妹を守る為に自分を犠牲にして守りきる。
 にもうと、可愛い・・・。すごく怖いけど。
 回想終了後、迷子から遠足へ合流。

冬『happy Child』
 嘘つきみーくんが 『まーちゃん』と呼んだのがきっかけで起こった事件。
 既にまーちゃんは完全に今と同様の有様になっていたが。
 嘘つきみーくん、まーちゃんによって監禁再び。
 幸い恋日先生によって難を逃れたが、まーちゃんは依然として以前のままで。
 コレの事件によって 嘘つきみーくん がまーちゃんを守ろうと決心するわけです。
 クリスマス前後の・・・本編の・・・序章に当たる。

とってももしもにもしかして『壊れていない正しさの世界があるのなら』
 コレはifルート。監禁殺人事件に巻き込まれなかったらの世界。
 父、母、大学生の兄 嘘つきみーくん じゃない あい という名を伏せ字にしない世界。
 故に引っ越しもしてないし、妹も居ない。
 お隣は伏見柚々(ゆゆ)だし。
 留年もしてないから柚々は一学年下で、同じ剣道部。一緒に登校。
 海老原、菅原、枇杷島、金子、一宮、宗田も居る世界。
 まーちゃんは普通に菅原の彼女で、彼の事を『みーくん』と呼び・・・。
 
lastの1行  結局みーんな、嘘だけど。  の台詞が彼らしい。

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Posted by ブクログ 2012年03月29日

そんなこんなで今があるんですな。もしもの話は面白かった。そうかーあのままいけば××くんは伏見とくっついていたんですなー。ふむ。あの方がみんな幸せになれてたのかしらね。しかしあの事件が無ければ××くんとニー日先生は出会っていなかったわけで。ニー日先生は××くんがいるからこそ生きてきたのかな、なんて。マ...続きを読むフラー云々の2人のやり取りが好きです。すごく。

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Posted by ブクログ 2010年06月26日

うん
あんまり、てゆーか微妙??
いや、もう、にー日先生とか最高だよ最高だったよ!?
いやいやいやうんやばいな!!ってかんじだったけど

あ、最後のはおわあて感じだったww
もしも僕が普通だったなら的な!!
最高だなww

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Posted by ブクログ 2010年05月14日

 とにもかくにも痛い
 肉体的にも精神的にも
 監禁事件によって精神に不治の傷を負った「ぼく」が
 どうやって普通の人に合わせていくかの試行錯誤が描かれているのだけど
 読めど読めど落とし所にたどり着かない
 むしろそれが不可能であるという結論に行きつくだけだった

 しかし、「ぼく」の周りにいる人...続きを読むたちはどこかがおかしいものの魅力的だった
 医者らしからぬ恋日先生や鬱病もちのヤマナさん
 素直になれないトーエや妹
 そしてこの頃から「みーくん」以外アウトオブ眼中な「まーちゃん」
 それぞれに何かが欠けたまま、それでも生きる彼女たちと接する「ぼく」は
 達観しながらもどこか泥臭い


 この世界は希望なんて微塵もない場所だけど
 せいぜい死ぬまでは生きようと思うよ
 そんな気持ちにさせられる一冊

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

いっ痛っ!!

まーちゃんの暴走ぶりが
昔も健在でした。

噂の事件の後日談ですね〜。
これだけ読んでもいけなくはないですね。
番外編なので。

でも、やっぱりみーまーは終わったのかな??

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Posted by ブクログ 2022年09月29日

監禁事件後からみーくんになる前の話と、if物語の短編集。

【春】
監禁事件から開放されて精神病院に入院していた際の話。
そんなんだと恋日先生が先に壊れてしまう気がする。
そりゃ無気力にもなりますわー。

【夏】
小学校に復帰していじめられる話。
マッチポンプはわからないようにやらないと意味がないの...続きを読むだけども。

トーエのいじめていた理由は引きますね。

【秋】
事件前のにもうとと過ごした際の回想。
デレてますね。
そして大人の猟奇は怖いですね。

【冬】
うっかり「まーちゃん」と呼んでしまい、「みーくん」にされかけたお話。
なんというか、まーちゃんは外に出していい状態なのか心配になるね。

【if】
父親は平凡で監禁事件も、高校での殺人も何も起きなかったif物語。
ゆずゆずは好きだけども付き合ったらイライラしてしまうかもしれない。
そして平凡すぎて物語としては退屈ですね。それが日常だけども。

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Posted by ブクログ 2013年08月07日

「i」の意味はきっと名前から。
みーくん昔からモテモテっすな。

こんな世界もあったのかもなーと思わざるを得ない。ま、ないんだけど。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年02月18日

まだ「みーくん」がみーくんになる前のお話。短編集。

9巻で「みーくん」が壊れた時に言ってたトーエさんが出てきた。
トーエさんは結局会いには来なかったんですね…。
あと、まーちゃんはやっぱり壊れてるなと再確認したお話もありました。

最後の話である『壊れていない正しさのある世界なら』は、読んでてなん...続きを読むか切なくなった。自殺した女医って、まさか恋日先生なのかな?
ですが、「みーくん」と伏見を推していた私にとっては、にやにや出来るお話でもありました。

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Posted by ブクログ 2012年09月30日

「みーまー」の番外編ってやつですかね?

みーくんがまだバリバリの『ぼく』であった時代のお話が盛り沢山。

最後のお話では禁断の『××』が解禁。

そしてエ○ァを思わせるあの件。

んー

切なすぎて涙が出らぁ


別に嘘でもないけど本当でもない。

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Posted by ブクログ 2011年10月16日

 ぼくが悪い。みんな悪い。
 だからぼくに関わらないでください。
 ぼくをいい子にしようなんて考えないでください。
(P.122)

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Posted by ブクログ 2011年11月04日

始終いたかった。主に胃が。
特に春夏がとても痛かった。
あ、冬も痛かった。

あとifパートと夏では金子→枇杷島押しの俺には美味しい描写がにやにや←
みーまーで唯一好きなかぽーです(`・ω・´)ドーン

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年05月04日

4話目の恋日先生がかっこよすぎる。
どうしてこの後ニートになっちゃったのやら・・・

5話目のif話は、本編の現実世界が悲惨すぎるだけに来るものがあるなー
伏見が相変わらず一番かわいい。

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Posted by ブクログ 2011年02月01日

 続き物の刊行順を飛ばして読む悪いクセが。
 でも短編集なので無問題。

 トラウマホルダーのフラッシュバックって読んでいて時々爽快ですよね。必殺技的で。

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Posted by ブクログ 2010年03月21日

短編集なんだね。
ぼくがまだぼくだった頃のお話し達。
つまりみーくんになる前の話ね。

若い頃の恋日先生、自殺願望の鬱っ娘、
強烈なまでに哀しい苛めっ娘、にもうと...
そしてまーちゃん。登場する女の子が
やはり全員苦しいまでに壊れてるw。

四季に準じた物語になっていて、個人的には
「夏」のお話し...続きを読むの哀しさが一番キた感じ。

さて、急転した本編に戻りますか。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

前巻からあんまりスパンがなく早いなぁと思ったら、
電撃文庫マガジンに載っていたらしい短編だった

ところで主人公の本名が語られたのってこれが初めてなのだろうか?

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