【感想・ネタバレ】嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 『i』 記憶の形成は作為のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集でしたので、話別にレビュー。

春・・・恋日先生が良い人すぎました・・・!
8巻を先に読んじゃった人なら分かりますが、ヤマナさん(姉)ってこんなに良い性格してたんだなぁって思いました。
鬱病か・・・。

夏・・・「トーエ」の正体がわかってすっきりしましたww
みーくんにも友達いたんですね(失礼)
金子くんは昔から苦労人だったんなだなぁと再認識。

秋・・・「変なの」が6巻の侵入者の若き頃だったとしたらおもしろいのになって思いました。でも何となく面影はあるんだよな・・・。実際どうなんでしょうね?
にもうとはみーくんのこと大好きなんだなぁ。

冬・・・これまた恋日先生が良い人でした。
幼き頃もみーくんはまーちゃんをだましてたんだなぁ。
マフラーを渡す時の恋日先生の反応が可愛かったです。

とってももしも(略)・・・あの事件がない世界だと、ここまでみーくんとまーちゃんは幸せに暮らせるんですね。
この【番外編】といえる物語が幸せなだけ、【本編】の残酷さを改めて思いなおしました。
海老原さんも死んでないし、誰も罪がないまっさらな世界。

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2011年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は短編集です。
全部で5本。最後の1本以外は季節と絡めて進んでいきます。
で、最後の1本以外は過去話ですね。
春は恋日先生、夏はいじめっ子だったクラスメイト、秋は妹、冬はまーちゃん。
最後の1本はもし事件も何もなくて妹もいなくて母親も死んでなくて世界が平和だったらっていう妄想世界な話。
伏見が可愛いです。
最後の1本に関しては毒も何も無いので、色が違いすぎるなぁと思ってて読んでて、どこでひっくり返すんだろうと思ったら最後の2行でひっくり返したので、読んでる途中が若干苦痛。「毒」に期待しているわけだしね。でも、伏見可愛い。
四季な話は監禁事件後の話。
春はまだ入院中、夏は学校、秋は遠足でさらに過去の記憶で夏休み、冬は病院から監禁へ。
「毒」要素が強かったのは夏と冬かな。
夏は特にいじめ問題関連なので、自分的にはトラウマスイッチが。
冬はまーちゃんが全力全開で起動しちゃったりします。まだ子供だけど。
秋の妹との過去の記憶あたりもよいですけどね。小屋に隠れた後にバトルがあると思ったらなかったので、ちょっと肩透かし。
春はヤマナさんが濃かったですね。終わりがあっけなさすぎですが。
短編集なので、細切れで読むには楽ですね。
追いかけるのが1章分だけでいいので。
でも、やっぱり長編がいいなぁとは思います。
これも面白かったですけどね。

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2012年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5つの話、季節で区切ってある。
『嘘つきみーくん』がどうして嘘つきになったのか。その原点の話。

春『嘘が階段を上るとき』
 『みーくんじゃないみーくん』が、嘘つきみーくんになる前のお話。
 誘拐(?)されて、殺されかけて、救い出された後の物語。
 ある意味壊れてて、寸止め状態で精神病院に入院している話から始まる。
 恋日先生とは、このときからの付き合い。
 自殺願望で、本当に飛び降りてしまった入院先の患者ヤマナさん。
 そこから始まる『嘘だけど』。

夏『ともだち計画』
 誘拐事件後の夏のお話。
 学校に行って・・・いじめの対象となる。指示したのは『嘘つきみーくん』を気に入った女の子。名前を『トーエ』。
 けれど、そのトーエ(浜名遠絵)が 嘘つきみーくん と一緒に帰った事を見咎められて、いじめの対象に。
 水泳中の出来事で、トーエからいじめのリーダー格を譲り受けた格好の『赤池』は 嘘つきみーくん を水中に沈めるという行為に出る。
 が、赤池、 嘘つきみーくん の反撃に遭い沈められる羽目に。
 人殺しにならなかったのはトーエのおかげだと思う。
 トーエといいカンジで友達になれなかったのは、残念。

秋『蟻と妹の自転車籠』
 トーエが引っ越しをして始まった2学期。遠足での出来事。
 迷子になった 嘘つきみーくん である。
 (金子は夏休み前から登場、枇杷島、伏見はクラスメイトとして登場)
 迷ったらその場を動かない って事で、回想開始。
 妹との山での出来事。妹曰く『変なの』は青年男性で、動物を殺してる。
  嘘つきみーくん と妹は逃げる。
 そして、妹を守る為に自分を犠牲にして守りきる。
 にもうと、可愛い・・・。すごく怖いけど。
 回想終了後、迷子から遠足へ合流。

冬『happy Child』
 嘘つきみーくんが 『まーちゃん』と呼んだのがきっかけで起こった事件。
 既にまーちゃんは完全に今と同様の有様になっていたが。
 嘘つきみーくん、まーちゃんによって監禁再び。
 幸い恋日先生によって難を逃れたが、まーちゃんは依然として以前のままで。
 コレの事件によって 嘘つきみーくん がまーちゃんを守ろうと決心するわけです。
 クリスマス前後の・・・本編の・・・序章に当たる。

とってももしもにもしかして『壊れていない正しさの世界があるのなら』
 コレはifルート。監禁殺人事件に巻き込まれなかったらの世界。
 父、母、大学生の兄 嘘つきみーくん じゃない あい という名を伏せ字にしない世界。
 故に引っ越しもしてないし、妹も居ない。
 お隣は伏見柚々(ゆゆ)だし。
 留年もしてないから柚々は一学年下で、同じ剣道部。一緒に登校。
 海老原、菅原、枇杷島、金子、一宮、宗田も居る世界。
 まーちゃんは普通に菅原の彼女で、彼の事を『みーくん』と呼び・・・。
 
lastの1行  結局みーんな、嘘だけど。  の台詞が彼らしい。

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2011年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだ「みーくん」がみーくんになる前のお話。短編集。

9巻で「みーくん」が壊れた時に言ってたトーエさんが出てきた。
トーエさんは結局会いには来なかったんですね…。
あと、まーちゃんはやっぱり壊れてるなと再確認したお話もありました。

最後の話である『壊れていない正しさのある世界なら』は、読んでてなんか切なくなった。自殺した女医って、まさか恋日先生なのかな?
ですが、「みーくん」と伏見を推していた私にとっては、にやにや出来るお話でもありました。

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2013年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4話目の恋日先生がかっこよすぎる。
どうしてこの後ニートになっちゃったのやら・・・

5話目のif話は、本編の現実世界が悲惨すぎるだけに来るものがあるなー
伏見が相変わらず一番かわいい。

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2011年05月04日

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