入間人間のレビュー一覧

  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望

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    まーちゃんが、昔のみーくんを思い出そうとしたところから話は始まる。

    以前住んでいたみーくんの実家。(現在大江家)
    そこへ行くと以前とはかなり違う異質の家になっている。
    隣家に住んでいる『伏見柚々』(ふしみゆゆ)と、合流して中に入る。
    大江家夫人が中庭で殺され、屋敷に閉じ込められる。
    大江家から出れない状況。切られた電話線。使用不能にされたみーくんのケータイ。
    そしてもう一人、大江家長男が刺されて殺される。あくる日は三女が失踪。

    夜、みーくんは大江家を探索中に襲撃される。
    殴られ、蹴られ、左腕を肘から折られ意識を失う。

    この作品は4巻&5巻の上下巻で成り立っている。
    今回『ウソだけど』が少

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    2010年11月28日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり

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    ある意味、8巻のあの厚さよりも根気の必要な、一言で表すなら「耐え忍ぶ巻」。みーくんは勿論、読者にも。長瀬が殺された事で徐々に壊れていくみーくん読んでいて辛かったし胃が痛くなった(単純に文章が読み難かったというのもある)。湯女という、鏡を見るよりも自分が判る存在が居なければ、みーくんはあそこまで立ち直れなかったのでは、と湯女フリークの自分は思う。次巻が楽しみなような、怖いような…。

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    2010年11月22日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    それなりに面白かったです。

    何でみーくん(?)がまーちゃんを助けようとしてるのか
    何で誘拐しちゃったのか
    その辺が皆目分からないですが。

    文章が微妙におかしいのも気になった。
    どういう心情を言わんとしてるのか分からなかったり
    全く意味が分からなかったり
    ちょっと文法がおかしかったり。

    内容自体は電撃文庫には珍しい感じで
    最後は楽しめました。

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    2019年01月16日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生

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    とりあえず、家族構成がなんとなく見えてくる。
    親の名前と、家族の名前と。
    (この段階ではまだ『みーくんはみーくん』なのですが。

    ここで死んでいると思われていた みーくんの妹 登場。
    最終的に、みー君はまーちゃんを選んだ。
    判断としては当たり前なのかな?
    そのおかげでまーちゃんはすんごい怪我をする羽目になったんだけど。
    結果、みーくんの妹はキチンとお墓の下で眠る事になったんだと思う。
    (何しろハッキリ書いてないので憶測です)

    今回の殺人鬼はスグそこにいて、結局二人殺しちゃうんですけどねぇ。
    人も思惑って 恐い わ…

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    2010年10月25日
  • 多摩湖さんと黄鶏くん

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    ドラマがなくったって構わないんだが、昨今の業界をみるにもうちょっと刺激がないと…変態レベルが足りない。ま、入間人間と自分の嗜好の近さは再認識できました。★3。

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    2018年10月20日
  • 多摩湖さんと黄鶏くん

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    こんの変態バカップルがぁぁーーー!でもこのくらいダダ甘なのが好きだぁーーー!黄鶏くんの暴走モードが開花していく様を読んでいく作品でもあります。電波女じゃもう少し控えめだった気がしないでもないですが。いいぞもっとやれ。

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    2010年09月20日
  • 電波女と青春男(6)

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    “そして、改まった前川さんの口もとが緩やかに、美しい曲線の伴った微小を形作った。
    「今日はこうして付き合ってくれてありがとう、十分満足してる」
    ぐわ。面と向かって素直にお礼を言う前川さんにやたら、目が白黒と落ち着かなくなった。どうしたんだ、今日の前川さんは。普段よりずっと青春ポイントの変動を……って、ああそうか。着ぐるみ姿じゃないからだ。いや、女子高生のコスプレが実に似合っていらっしゃる。
    周囲の人たちの視線を気にしながら、前川さんと向き合う。各所の肌がこそばゆい。
    「いや、俺付き合うっていうかホントなにもしてないけど、いいのかな?」
    「それがいいのさ。『なにもしていない転校生』が、ここにいる

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    2010年09月18日
  • バカが全裸でやってくる

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    “でもこれは話すべきなのか?ああ勿論、『僕』なんて実在しない……と思うぜ。これの真偽は内緒、ってことにしとこう。それで、『僕』のその後なんだが……例えば、推理小説ならこういうオチはどうだ?実は『僕』として描かれていた行動は全部、最後に描かれた『オレ』だった、とか。ほんとは大学で『オレ』が甲斐抄子と張り合い、小説家への道を歩む。つまり『僕』と対話していた『オレ』の行動と言葉は……みたいなさ。どう?
    あれ、でもそれだと『僕』だか『オレ』だかのその後を語ってるわけじゃないよな。おっと失敗。あーでも、そんなの決まってないんだよな。だから物好きな人が好き勝手に想像してくれ。それがきっと『僕』のその後にな

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    2013年05月19日
  • 電波女と青春男(2)

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    引き続きラブコメ(?)路線濃厚なシリーズ2作目。
    但し、今作のヒロインはラノベにあるまじき
    年齢40歳(!!!)という異例の展開w。
    なんじゃ、こりゃw。冴え渡る鬱陶しい文章に
    内容のない会話のオンパレードはもはや文字
    麻薬のような役割を果たしてきてます。

    そして妙に伏線とリンク好き(フェチ?)も健在で
    今作で社会復帰を果たそうとする「エリオ」が
    最初に行うこざっぱりに一役買う、美容師
    「大井遠江」はみーまーで登場する「トーエ
    (浜名遠江)」と思われます。基本そんな人物、
    覚えてないっつーのw。

    40歳のヒロインを通して、ちょっといい話風に
    上手く纏めたところが今作はまぁ...ヨシ!

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    2010年08月17日
  • 多摩湖さんと黄鶏くん

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    “俺としては、多摩湖さん>文化祭なのだ。まずそこを前提として頂きたい。
    というか大抵の場合、多摩湖さん>有象無象は揺るがない。
    多摩湖さんスゲー。俺の中で他のたくさんの価値観を伐採しても、何も気にならないぐらい。
    さて。
    文化祭の季節だった。夏休みを通り過ぎて、九月下旬。まだ日中は熱が栄えている。残暑が消えない内に、夜祭の勢いと共に学校の祭りを盛り上げようって趣旨かは、知らない。
    俺の通う学校の文化祭は、去年に関してはそこそこの盛り上がりだった。青春すんのバカクセーと冷める奴、一丸となって火の玉にでもなろうぜな奴。教室には大体半々ぐらいで、逆にどちら側に荷担しても良いと受け皿が二枚あるのは寛容

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    2010年07月15日
  • 探偵・花咲太郎は覆さない

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    「双子ペット」はタイトル聞いただけで好き。
    双子好きにはたまらない!のはずがやっぱり演技かよ……。

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    2011年01月16日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実

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    ストーリーそのものよりもアフターが気になって仕方がない。ので、なんとも感想が書きづらいw うーん。いつも通りっちゃいつも通りだよなぁ…。うん。

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    2010年07月11日
  • 電波女と青春男(3)

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    新キャラの宇宙人登場。
    確かに新キャラも濃いといえば濃いのだが、それ以上に明らかに出番が少なくなっているはずなのに女々さん(叔母)の存在感がすごいw

    リュウシさん推しの自分ではあるけれど
    「この作品のヒロインは?」
    って聞かれたら
    「女々さん」
    って答えると思うw

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    2010年07月10日
  • 電波女と青春男(2)

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    ネタバレ

    やっぱりヒロインは40歳の女々さんですよね、これ。

    ペットボトルロケットって、こんなに話がふくらむのか、と思った。
    ロケットで何を倒したのか、おばあちゃんはどんな気持ちだったのか…。
    思うところは沢山ありますが、登場人物の気持ちを想像させてくれるのは楽しかった。

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    2011年02月23日
  • 電波女と青春男(2)

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    タイトルとなっているヒロインの他にも何人か魅力的なキャラはいるのだが、この巻のヒロインは大穴の叔母の女々さん。

    いろんな意味でずっと「女々さんのターン」なのでこれはこれでおもしろい。

    個人的にはリュウシさん一押しなので、彼女がヒロインとなる話も…あると…いいなぁ。

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    2010年07月10日
  • 電波女と青春男(5)

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    “なんだ、ちゃんと水着を用意してたのか。……なんでそれでワニかなー、勿体ない。
    「あんまりジロジロ見ないでほしいな……」
    前川さんが目を瞑りながら、唇を尖らせるようにして咎めてくる。弱っているせいか、普段の調子ではなく子供っぽさが表面に出ている。こういう前川さんも素敵だと思います。
    「恥ずかしいって、ワニの方がよっぽど……とか感じない?」
    「どうしてだい?」
    「え、どうしてって、んー……あ、水着が嫌いとか?それじゃあ着ないか」
    「……恥ずかしいからじゃないか、水着なんて。露出が、下着と大差ないのに」
    身を捩って水着の生地を引っ張りながら、前川さんがワニを脱ぐのを渋った理由を恥ずかしげに語る。じ

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    2010年06月22日
  • 探偵・花咲太郎は覆さない

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    少し文体に慣れたのか1冊目よりはすんなり読めた。けど、やっぱりやや独りよがりな文体だと思う。水族館の話は少しよかったかな。

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    2010年06月14日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実

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     電波っぷりに今更つっこむ気などさらさらございません
     というか、つっこんだら負け
     そう
    「ジアースのりてー」と抜かしてみたりとぅるるるるとか言っちゃう恋日先生や
     腹の探り合いがメインで会話をかみ合わせようとしない湯女と奈月とか
     とにかく盛り込まれまくっているパクリネタには
     つっこみいれたら負け
     内容に関しては、今巻はむしろ周囲の人間模様がメイン
     浩太くんやら恋日先生やら湯女と奈月やら
     みーくんと関わりのある人物たちのこれまでとこれからの描写に力が入っていた
     みーくんとまーちゃんはむしろおまけだったという印象の方が強い
     この物語にはどんな結末が訪れるんだろう
     もうただそれだ

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    2010年05月14日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆

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    謎が全て解けた後のクローズド・サークル。
    最初から全てを知っていながら、その知識を自分の目的のためだけに使おうとするみーくんに魅力を覚えました。
    奇人変人な大江一家も物語を楽しくするスパイスだと思います。
    本当は★5つにしたいんですが、エグイ話食べてしまいまして、人を。なので3つで勘弁してください。

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    2010年04月26日
  • 探偵・花咲太郎は覆さない

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    う~ん気になっていた、トウキとルイージとの出会いの場面なんだけど、
    もうすこし掘り下げてほしかったかなというのがあるんだよな・・
    トウキがいったいどういった理由で、家出したのかも聞かないし
    トウキからもはなしてくれないし
    きになるよ~

    5章のシーンでの、木曽川とルイージとのやりとりはなかなか楽しめた
    もう少し立場わきまえろとつっこみたくなったのは多々あったのだけれども、コメディーだしと割り切ればいたってすんなり読める

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    2010年04月25日