入間人間のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作のショーゲキのラストの一文から気になっていた
最終巻の1つ前。ここからどういった展開でラストに
着地するんだろうか...。凄く気になる、
トオルがいなくなってからのクズ野郎のみーさんは
さらに廃人化が加速。みーさんに対してこれまた尋常じゃない
執着心を持って接してくれるもんだから、更にみーさん
壊れちゃったのね。
もはやライトノベルという言葉と対極のベクトルにストーリーは
進むし、人はサクサクって死んでしまうは、活字としての
体裁すら成さない文字の羅列は少しも「ライト」じゃないっス。
読み難さを通り越して、目が痛いっス。
何度も死の淵から蘇ってきた不死鳥ゾンビのみーさんの
華麗 -
Posted by ブクログ
“(ねぇ、宇宙人くん)
(なにかな、地球おねーさん)
(ここのなぞの地下施設にいる予定の宇宙人はお茶のみ仲間とかだったりするの?)
(良く肉じゃがとか作ってお裾分けに来てくれますよ)
(マジで。ちゅーか、ジャガイモって宇宙でも大活躍なのか、見直しちったい)
(……あのさ)
(んー?)
(宇宙人って、本当にいると思ってる?)
あたしが尋ねても違和感ない事柄を、まず相手から口にしてきた。思いの外真剣っぽく。
階段の中腹であたしは立ち止まり、男の子を見上げる。男の子は神妙な顔つきで、潤んだ瞳がアクエリアスの水溜まりみたいに飲み応えありそうな揺れ方だった。
(んむ、そうだなぁ……いる、って信じてるよ。 -
Posted by ブクログ
こ...これは...。なんて大胆な。人気シリーズの土俵で
堂々と違う作品を書ききってる...。もう全く「みーまー」じゃないっすね。
閃かない探偵タローくんの登場や、「僕の小規模な奇跡」ともリンクして
おり入間作品のコマが集まった感のある内容。
そのやる気に比例してシリーズ中一番のページ数、543ページ。
この人の文章を真剣に一字一句追っていくとすっごい読むのに
時間かかるんだよね...。群像劇仕立てで読み易くなってるとは言え、
結構疲れた。
ほとんどキカップルのみーまーの登場がなく、ようやくラストに
再登場かと思ったら衝撃の展開で終わる...。
なんて性質の悪い作家なんでしょうw。ズルイなー -
Posted by ブクログ
とうとう問題の6巻。ようやく表紙のまーちゃんが
この恰好だった事に納得...。
つーか、これでいいのか?? 余りにも前作の
流れを無視して唐突過ぎる展開。カオスかつ
アナーキーですなー。にゅふふふ。
まぁ、既にこれ以降の作品が出てるのは分かって
いるのでアレですが、今作で終わらせるんだったのかなぁ。
そういえばドラえもんも一回未来に帰るのって
6巻じゃなかったっけか??
それにしては今作で挿入されている幾つかのストーリーも
回収してないしねぇ。こっからどういった展開で
次巻に繋がっていくのは興味深いス。
嘘つきクズ人間のみーくんの本当に狂った、病的なまでの
言葉のダム決壊が圧巻。文字の塊って -
Posted by ブクログ
完結しないんかいっ! 前半数ページしか
まーちゃん登場せず。まーファンにしてみたら
身悶えするようなチラ見せ登場だろう。
元々壊れているまーちゃんが完全崩壊し
初期化されてしまったが故、みーくん、今回
大ハッスルですな。しかも別の女性同伴で...。
きっと今作で相当な数の柚々たん萌え男子を
増やした事だろう。
なんとなく体裁的には館での連続殺人事件の
ミステリ的展開を見せ、そのクローズド・サークル
に於ける犯人探しも佳境に入ったところで本巻終了。
館での連続殺人事件の犯人は?
みーくんは壊れたまーちゃんを直す事が出来るのか?
壮大な前振りで終わった騙しの4巻。ある意味圧巻。 -
Posted by ブクログ
“藤和家に、エリオより先に入る。サンダルを脱いで廊下に上がり、エリオに「待て」と手の平で制する。「うー」と唸るエリオを無視して台所に向かった。奴に濡れ布巾を渡さなければいけない、足を拭かせる為に。今日は裸足での外出を注意したら、全力疾走で外に出て行ってしまったのだ。十代の反抗期とは異なる、子供の意地っ張りみたいなものである。
台所で顔を洗っている女々さんと「借ります」「うぃ」短いやり取りを交わして布巾を濡らして絞り、玄関に戻る。「ほれ」とエリオに布巾を放った。エリオはそれを摑んで、渋々といった態度を隠さないまま、足の裏を拭く。二回ぐらい撫でるように布巾を足に当ててから「キレイキレイ」「出来てな -
Posted by ブクログ
“握り拳をがむしゃらに降り下ろし、その前屈みの勢いで喉から声を絞り出した。
「働く!」
「ああ?」最後の文字が『け』じゃなくてホッと胸を撫で下ろ、しはせずに。
「わたし、社会、復帰?する……かも……って、思って、る、かな」
用水路に浮かべた笹の葉のように、語尾と決意が気弱に流れた宣言だった。
……まぁ、意欲はあるということで。初回故甘めに、エリオの社会復帰ポイント、+3。”
布団離れをした美少女エリオが社会復帰にむけて頑張ったり四十歳を向かえた女々さんがなんか色々する話。
りゅうしさん可愛いすぎ。
前川さんもキャラが好き。
しかし、なんだってこの町の人は前かごに人を乗せるんだ。
“「ど