【感想・ネタバレ】バカが全裸でやってくる Ver.2.0のレビュー

あらすじ

ついに僕はデビューした。ずっと夢だった、憧れの職業。小説家になった。すべてがバラ色、これからは何もかもがうまくいく……はずだった。デビュー作の 『バカが全裸でやってくる』 は、売れなかった。それはもう悲しいほどに。そして僕の小説家人生はまだ始まったばかりだった。担当編集から次作に課せられた命題は、『可愛い女の子を出せ』。まてまて。なんだその意味不明な無理難題は。好きなものを好きなように書くのが小説家じゃないのか?業界を赤裸々(?)に描く問題作登場。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

毎回毎回、やられるけど、今回のどんでん返しも半端なかった。

一気にもってかれたよ、入間わーるどに。

文句なしの★5つです

終盤近くになるにつれ、今回もくる、絶対くる!ってわかってたのに、警戒してたのに、やられたよ。

負けたよ、入間先生

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2012年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やられた。ちょいちょい違和感を感じつつも読み進めて、最後の章でこの本自体の構造に気付いた時に素直に感動した。発想が素晴らしすぎる。

内容的には前巻より面白くて、少しでも創作に携わる人なら結構響くと思う。
時間と集中力を注ぎ込むか事の重要さを思い知らされて、それが格好悪いけど所謂努力、ってヤツだとおもうのだけど、ソレが致命的に不足している自分が情けなくなってくる。
自分は充分な努力すらしてないのかと。

しかも尚、それでも才能の差が埋まらない事をこの本は明示している。
悲しいけどもいつも現実に立ち向かわせてくれる作者に感謝。
文句なく★5つ。書店にて新品購入。

ところでこれのコミカライズってどうやるんだ一体。。

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2012年04月30日

Posted by ブクログ

続編。・・・続編?一応?小説愛に満ち溢れた、故に着膨れた全裸のバカ。
今回もトリックあるけど、リアルな突っ走り感で前作より読みやすかった。
気を付けて読むと、それぞれの章にらしさってあるよね。
あとがきまで読むと頭が途端にこんがらがるのも入間作品らしさかなw
とにかく甲斐抄子が可愛かった。ラノベ的じゃないのに魅力的だね。
恋愛に全く発展しないのがわかるのに動物の子供みたいにイチャイチャしてるのは好物です()

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2014年02月26日

Posted by ブクログ

まさかの2巻です.
前回の続編です.
架空の作家たちによるリレー小説的なアレですか?
まぁとりあえず
甲斐抄子ちゃんが素敵キャラだね.
別にラブもコメもしないけど.
いや,コメはするのか?
まぁいいや.
うん.それなりに面白かったよ.

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2012年10月30日

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ネタバレ

面白く読めた.

「少女不十分(西尾維新)」を読んだときにも感じたが俺はこういうメタな視点が好きなのかもしれない.

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2012年01月21日

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ネタバレ

うーん前作同様あとがき読んでこの話の真意が分かるという。
細かいとこ含めて謎が謎を読んで、僕がオレなのかなんなのか。。。
まぁいろいろ想像できて面白い。

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2011年12月28日

Posted by ブクログ

あとがきにて本質が明かされる今回の物語。入間さんって本当にこういうことするの好きですよね〜なんて思いました。このシリーズは小説家になった後の葛藤や負けず嫌い精神、全部ではなくても日頃からの入間さんの言いたいことをぶちまけている気がしてならないです。半分自伝的に書いているのか、もしくは事実にストーリーをこじつけ読者を混乱させたりこの物語を作者の自伝と思い込ませようとしたりしているのか…ストーリー本筋よりもそちらの方が気になってしまいますがこれもまた入間さんの罠にはまっているのかなあ、と思うのでした。

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2012年03月29日

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けっこう感動した。

これまでに書かれたラノベとかに比べてウザさもなく、ちょうどいいくらいの回りくどさをもった文章や会話だったと思う。

話のリズムも言葉一つ一つのレベルもこれまでの作品以上に高くまとまってて、全体の流れもいいんだけど、ただこの話が持つ仕掛けがちょっとなぁ。

ま、要するにノンフィクション小説なら、血の通ったいい文章書けるんじゃんってこと。

作り話はまだまだなんじゃね?

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2011年10月07日

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あとがきにしてやられた。あんまり考えて読むタイプじゃないから、混乱させられる。面白くなくはないけど、ちょっと曲がりすぎててアレ。

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2012年07月09日

Posted by ブクログ

一巻の構成と自虐ネタを引き継ぎ、全裸なバカは服を着てしまう。

青春男を支持していない自分にとっては無意味な引き伸ばしはせずに自由に書いて欲しいなー。と、改めて思うのでした。

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2011年10月04日

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入間人間読んでると登場人物がたまたこんがらがってしまうんですよね。今回はまだ優しいほうだけど、SDCなんかはもうわけわからんってかんじ。整理して考えるのも面倒だからその場合は放置してます。入間人間の魅力はある意味テキトーな作風だとおもっているので。

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2011年09月29日

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前作よりも今作の方が好きだ。
夢とか憧れとかからスッパリと隔絶された世界で、それでも夢を紡ぎ続けなければ生きていけない理不尽な職業。
でも愛さずにはいられない。
それが自分を肯定する唯一の手段だから。

構成よりも内容が好ましく感じられた。

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2022年09月14日

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楽しく読み終わったつもりがあとがきで何が何だかわからなくなってしまった。5人の作家によるリレー小説だとネタバレされてもその意味が理解できず、ネットで解説を探す始末だ。でも、やっぱりわからない……。オイラは自覚している以上にバカらしい。ネタをばらしてくれているにも関わらずこの小説の面白さを理解できないままなのだ。よって、「最後にやられたぁ!」という悔しさも感じないわけで。作者のひねり出したギミックを種明かししてくれても、「なんことでしょう?」みたいな感想しかない。だまし甲斐のないオイラである。ほんとに残念なオイラである。しばらく時間をおいて、読み返したら理解できるかな。

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2019年12月21日

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 この世は最低だ。
 でもこの世界にしか僕の本を読んでくれる人はいない。
 だから僕は負け続けて。
 格好悪いけど。
 許しがたいけど。
 大好きな小説を書くのだ。今日も明日も明後日も。
 この作品が人の手に届くように。
(P.218)

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2016年01月12日

Posted by ブクログ

前巻の続き?
小説家になりたかった男の子が大学で小説家デビューしてから大変な思いをして小説を書き続けるお話し

前作は中だるみして最後にちょっと「あ~、なるほど~」と思わせる仕掛けがあったけど
今回はさらにあとがきで「えっ?!そうだったの?」とわかる仕掛け
ただ、そんな仕掛けにする必要があったかどうかは疑問

入れ子構造とかメタ小説はラノベではたまに見かける
それをやる必然性があればいいんだけど、これはそれをやる必然性を感じない
フツーに2作目を書いたほうがよかったのでは?と思う

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2013年12月24日

Posted by ブクログ

凄く久しぶりに読んだ入間作品。小説家にひたすら
なりたい事を願う大学生のその後を描く続編。
今作は彼が小説家としてデビューをしたところから
ストーリーは始まる。

自身の事を書いているのか、それとも全くの
フィクションなのか...どちらとも取れるギリギリの
ラインでライトノベル業界の内情や、プロ作家としての
苦悩(正直...苦悩と呼べるレベルの悩みではないのですがw)、
売れるという事...様々な葛藤が、それでも明るく、
そして切実に書かれていて、小説家として揺らぐ
心情は...伝わってきます。

ラストには今作そのもののトリックがあとがきとして
種明かしされ、全編を通しての違和感の正体は
明かされるものの...そもそも今作全体をその手法で
描く意図が(自分には)伝わらずに、なんだか
最後に煙に巻かれたような印象は残ってしまい
消化不良...ですかね。

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2013年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一部リアルで重い、全体的に軽い

以下抜粋・・・

五日目。四日間ほど睡眠と執筆活動以外の行動が削減されてストレスによる体調不良が発生したようだ。
胃の中でなにかが暴れるように痛い。その痛みに自然と背筋が伸ばされる。落ち着かない。意味なく部屋をグルグルと回る。寝転んでもジッとしていられなくてすぐに起き上がってしまう。

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2012年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どこまで裸をさらけ出せるか。

◎小説と全裸
小説を書くとはどういうことか。
小説家になるとはどういうことか。
リアルな生態がそこにある。
主人公はライトノベルという現代的なジャンルのルーキー。
京都に住む男子大学生。
しかも、同じ大学に売れっ子女性小説家がいるという展開。
しかし、小説を書くことは裸で走ること。
自らをさらけ出す覚悟のいる商売。
そこんところが赤裸々に出ている。
恰好も考えず、一日中部屋にこもって
パソコンに向かい合う。
それは自分と向かい合うということ。
先輩作家の女子大生も同じ。
そして、二人は同業のよしみからか良く一緒に食事をする。
話をする。
そして。

◎同業者というラブストーリー
しかし、二人は恋愛には発展しない。
女子大生は主人公の師匠というポジション。
しかも、同業者であり、ライバルでもあり、
お互いに裸を知っている。心のね。
だから、何度も何度も
美人だけど、恋愛対象にならないという言葉が出てくる。
この付かず離れずというくすぐったさ。
見よ日本流。

◎連作という禁じ手
あとがきにネタばらしが。
この小説はライトノベル作家の連作。
つまりはお互いの業界裏話的な内容もありつつ
微妙にずれる展開や心理はそのなせる技。
そこがまた愛のような、愛でないような
二人の関係を豊かにしている。
愛はパラレル、とも言えるし、
思いは多重人格とも。
恋愛物語として読んだが
メインストリームである若い小説家の
自分の気持ちと立ち向かう日々が
何とも愛おしい。

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2011年12月20日

Posted by ブクログ

前作を読んだのなら何やら著者の企みを勘繰っくて読んでしまうver.2.0だが、なるほどそうきたか。
序盤に違和感を感じても、投げ出してはいけない。ある種のミステリー。
途中がつまらないわけでは決してないが、始め方より締め方が上手い作家さんだ。

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2011年12月02日

Posted by ブクログ

再び脳みそ使わずに読めた本。
ライトノベルはホントにライトで読みやすいのね。
リハビリにちょうどいい感じ

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2011年12月01日

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