【感想・ネタバレ】安達としまむらのレビュー

あらすじ

体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。 ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。 頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。 なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。 別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。 ただ、しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。

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購入済み

文句なく名作

女性同士の絆を描く作品を「百合モノ」と括ることには若干の抵抗があります
なぜならこんなに素晴らしい作品も十把一絡げにされてしまうから!
繊細な心情を表すこまやかな描写が美しく、いくらでも読んでいられる作品です!
おすすめ!

#胸キュン #ほのぼの #癒やされる

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

大人になってから初めてラノベにハマったというそこのあなた!ありがとう。ようこそ、ラノベ沼へ♡

むしろ、入間人間空間とでも言いましょうか。

この、厨二全開なのに、惚れ惚れするほど引き込まれる文章、構成の巧さ、全てが癖になる魅力にあふれています。

と、ベタ惚れ主観でノロケてしまうぐらいには大好きです///

「電波女と青春男」「佐伯沙弥香について」

も最高に胸キュンな青春ドラマなので、入間人間さんの独特さを気に入ってくれた人は、是非とも併せてお楽しみください♡

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2024年05月28日

Posted by ブクログ

ついにラノベデビューしてしまった。笑

そもそも一般文芸作品とラノベってどのように違うの?という話だけど、個人的には「ラノベ=エンタメに全振り、文章はやや稚拙」というイメージを抱いた。しかし読んでみると文章も上手だったし、なにより登場人物たちがいきいきとしていてとても楽しく読むことができた。会話のテンポのよさは一般文芸作品のそれをはるかに上回っていると感じた。あと挿絵の女の子がシンプルにかわいい。笑
大きなお友達から小さなお友達まで、ラノベにはまる人たちの気持ちがなんとなくわかる。

ちなみに本作は「ラノベ、百合小説」と検索すると上位にヒットする作品で、女子高生の二人が日常をエンジョイしつつ、ふとした瞬間に「友達以上」の感情を抱いてしまうという学園もの。けっこう巻数が出ているらしく、本屋でみた限りでは社会人編もあるっぽい。とりあえず一巻は面白かったので二巻も購入してみようとおもう。

というわけで☆5つ。

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2024年01月08日

購入済み

ちょっとした言い回しにチェック

しまむらの人間関係に対する価値観と安達のそれに対する考え方、2人のそれぞれの視点から語られていて、お互いにそれは違うものなのに、だからこそ惹き付けあうものがあるような気がしました。
中でも
深く潜って...から息継ぎをする...
という、しまむらの言い回しから2人の人付き合いに対する考え方が伺えるようになっている。入間先生はすごい!
百合という枠に収めるのも勿体ないような気がします。
2巻はこのレビューで貰ったポイントで即買います笑

#癒やされる #切ない

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2021年12月03日

購入済み

尊い

ガールズラブライトノベルの最高傑作
百合好きは全員読むべき
アニメでは分からなかった心理描写にも注目
尊い

#胸キュン #癒やされる

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2021年11月10日

購入済み

最初にしまむらから見た際の安達像と本人視点のときの落差がひどすぎて面白いです。

#笑える #胸キュン #癒やされる

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2021年09月28日

購入済み

良いです

巷にはGLを売りにしている小説、ラノベ、マンガなどがたくさんあるが、なかには「ただ女の子同士をイチャイチャさせただけ」という質の低いものもある。しかしながらこの作品は、GLということももちろん特色のひとつではあるが、詳しい内容は差し控えますが、物語としてとても読ませるし面白いのでおすすめです。

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2019年12月11日

購入済み

友情と恋愛の好きの意味

百合百合するお話ではなく、恋愛の様子を描いている作品。
百合らしいの絡みを期待してる人は合わないかもしれません。
女の子同士の友情から恋に発展していく恋愛物語を読みたい人はお勧めです。

今まで孤独に過ごしてきて人付き合いが不器用な安達、熱中するものがなく人付き合いも平坦に生きるしまむら、一筋縄でいかない性格の2人が織りなす関係はじれったく、でも惹かれるものがあり、夢中にさせられました。

序盤は展開が非常にゆるやかで不安な気持ちになりましたが、途中から一気に加速し時間を忘れて読み進めました。

現在7巻まで読んでいます。続きが非常に待ち遠しいです。
安達の感情表現とかすごく絵になりそうなので、いずれ映像作品としても見てみたいですね。

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2018年07月21日

Posted by ブクログ

まず文章がうまくなってるなと感じた。日常の些細なエピソードをガジェットとして扱いそれを踏まえ変化を描くというのはいつも通りで魅力的。どこにでもありそうでいながら退屈させないストーリー、読者の思いもよならない着地点は非常に楽しめた。

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2023年02月19日

購入済み

ゆっくりと進んでいく二人の関係

電波女や嘘つきみーちゃんで有名な入門人間氏の百合もの。
百合とはいうもののゆるゆり以上、マリみて未満くらいのゆるーい感じのお話。
ガチガチのものより恋愛未満くらいのが好きという方にはお勧めです。

安達としまむらは花のJKでありながら二人とも周りと積極的に交流を持とうとしない子たち。
安達は一人でいる方が楽だと感じるようなタイプで、しまむらは良くも悪くも周りを気にしない、いてもいなくてもどっちでもというタイプ。
そんな二人がたまたま体育館の二階で鉢合わせし意気投合、というわけでもなく、なんとなーく一緒にいたらなんとなーく居心地が良かったのでそのままダラダラと過ごしていく。
そんな日々を過ごすうちに安達の方の心境にわずかな変化があって・・・

この作品のいいところは急激にくっついたり逆に変化の無い関係がずっと続いたりでなく、少しずつ関係が進んでいくところ。
安達の心境が少しずつ変わっていって、しまむらの方もそんな安達に対する印象が少しずつ変わっていって・・・
そういった変化をゆっくり少しずつ丁寧に描いているところが気に入ってます。

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2017年06月13日

Posted by ブクログ

なんだろう、ものすごくゆるくて…。
前作のこともあって、常に警戒していたのですが、特に何もなく。あとがきで一安心してしまいました(笑)。
普通に面白かったです。
(2013/03/20)

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2016年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作者も絵師も大好きな方々ということで迷わず購入。購入後帯を改めて見たところ、百合の話のようでそれを意識しながら読んだけれど特別そういうことでもなく、女子校に通っている自分からしたらよくある日常に似ているなと共感を得ました。

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2013年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ただの百合小説かと思ったが、まあただの百合小説だった。

しまむらの視点が好き。どこか冷めた、世界から一歩身を引いた立ち位置に安心することに共感を覚える。
安達かわええー。。ナデナデしたくなる可愛さ。こういう純粋な可愛さって入間作品には珍しい気もする。

結構売れたっぽくて、まあやっぱりな感。
続刊も出る模様。

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2013年06月14日

Posted by ブクログ

誰も死なない…だと…。まさかの入間人間の作風を一変させた作品。一人称してんを交互に進行させる構成はお手の物だが、この作品から入間人間を読み始めた人は確実に従来の作風を想像できない(笑)
読んでいて紅玉いづきの「ガーデン•ロスト」を思い出しました。ほんわかな雰囲気とは違うんですが、なんと言うか、少女特有の言い表しにくい悩み、葛藤が散りばめらていたことに共通点を感じました、
そして不思議?なラストで独特の読後感を得ました。「あ、ここで終わるんだ。」というものと「あー、終わったなー。」というものが他の作品にはない割合でない交ぜになっている、言葉にするのは難しいですが、あえて表現するならこんな感じでした。
ともあれ、入間人間は新しい「彼方」を開拓したのではないでしょうか。まだまだ期待出来る作家です。

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2013年04月05日

Posted by ブクログ

アニメ化するとの事で、8巻を先にGETしちゃったからこの2人の展開は知ってるんだけど、安達ちゃん可愛い

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2025年04月07日

Posted by ブクログ

二人の間に緩く流れる空気や雰囲気がとても良い。放課後の教室に流れていたあの感じである。掴みどころのない奇妙なキャラクターも出てきてわちゃわちゃと物語を盛り上げ(?)ているのが良い。オフビートな文体なので起伏がないように見えるかもしれないが、ゆっくりゆっくりと「好き」の核心へと近づいていく描写がとても好みだ。

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2024年12月26日

Posted by ブクログ

自己の腐った恋愛観と存在しない他者の機微な感情の動きに”ドキドキ”する体験を入間人間に与えられた。精神的な若さを手に入れた気がするので、入間人間は今度は身体的にも若返る書を世に出してくれないか?可能だよ。なんてったって私は作品に影響されるおたく人間なのだから。

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2024年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

安達としまむら。お互いサボり癖のある女子高生のお話。少しずつだけど、2人の距離が小さくなってる気がする。安達が不器用ながらもしまむらとの関係をどうにかしようとするのが良い。

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

これまでの多くの作品でみられる中二病や、緻密な叙述トリックなどは含まれていない平和なお話。
刺激が欲しい人は物足りないかもしれませんが、ほのぼのとしていて読みやすい。
こちらも入間ワールドですので、他作品のキャラクター名が出たりします。

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2016年06月18日

Posted by ブクログ

安達としまむらの不思議な信頼感、百合空間がとても、暖かいものに感じた。文体も柔らかな感じでとても、読みやすい。
百合青春小説と言える作品だろう。

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2015年10月06日

Posted by ブクログ

心情の描写の仕方がとても好き。同性にこんな思いを抱いたこと、あるある。と、特に安達目線からのお話ではキュッと胸を締め付けられるような気持ちになる部分もあって。大好きな友達のそれ以上になりたい、特別な存在でありたい。そんな女の子のもやもやもだもだする気持ちの描写がお見事です!の一言に尽きる。女の子って本当に面倒くさくて可愛いね。

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2015年09月06日

Posted by ブクログ

安達が可愛い.
とても可愛い.

で,なんで社出てくんねん.
でも髪色水色らしいので2Pカラーですかね.

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2014年08月29日

Posted by ブクログ

女子高生2人のなんでもない日常……ソフト百合キマシタワー!
あとがきで「ゆ○〇〇みたいなのを書いてくれ」と編集に頼まれたとあるけど、心の機微が丁寧に描かれるあたりマリみてに近いものがあるかな。

イラストに惹かれて買ったので作者に気づかなかったけど入間氏だったのね。 あらためてこの人の多才ぶりには脱帽です。

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2013年05月22日

Posted by ブクログ

当初安達がクールキャラでしまむらがぽよぽよ乙女かと思ってたら逆だったわな。
ヤシロは出す必要性あったのかな。今後意味を持つのか知らないけど居なくても成立しそうなのだが。でもかわいい幼女なのでオッケーです。

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2013年05月18日

Posted by ブクログ

『ゆる○り』みたいな作品を描いてと頼まれて描いたらしい本作。
完結にいうと素晴らしい百合作品だった。細かい機微も詳細に描かれていて情景が良く浮かびながらニヤニヤ出来た。
そしてまたイラストをやってくれましたのん先生!素晴らしすぎる!このゆるふわな感じにフィットしすぎている。最初口絵見ただけで「あ、買ってよかった」って思いました

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2013年03月16日

Posted by ブクログ

久しぶりにまったりな感じで、ほのぼのです。どこぞのライト百合。三章からただのにやにやライトノベルだった気もしなくもない。


ちょっと釣り糸を垂らしにでもいってこようか。


別に釣りは対して関係ないです。宝くじは買わないと当たらない。とも言える。構図的には鈍感ハーレム主人公みたいになっている。あと、うまい具合にギャップがはまってる感じがした。ドラマもなんにもないけど、僕には波長が合うようで、ただただ昼前の授業をサボる感覚に浸りました。

しかし、チャイナドレスに挿絵がない理由はなんだ。

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2013年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サボりの女子高生二人の話。

サボるために体育館の二階に二人してダベる。
卓球などをして時間を潰す。
微かに揺れ動き出す安達のしまむらへの感情。
不思議少女のヤシロ。
同級生でしまむらの友達の日野と永藤。


入間人間氏の書く、女子高生のゆるっとライフ。

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2023年09月04日

Posted by ブクログ

 バランスの悪い定規が間にあって、センチメートルの測り方もバラバラで、私たちはどちらがどう動いてもその距離が埋まらないような、そんな関係がずっと続くのだろうと思った。
(P.138)

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2020年12月06日

e3

購入済み

 アニメ化で話題になってたので読んでみた。
 キャラクターは良さそうな気もするんだけど、いまいちのめりこめない。
 内容が散漫なのと、語り口の平板さに対してキャラが突飛だからかな?
 宇宙人とかそういうのが出てくる作品だとは思わなかった。

 作りようによってはアニメ映えするだろうとは思うので納得感はあり。
 個人的にはピンときませんでした。

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2020年11月03日

Posted by ブクログ

女子高生安達としまむらの関係が少しずつ変わっていく日々を描いたラノベ。

百合ラノベって聞いて読んでみて、そこへ至る心の移り変わりはよく描けていたと思いますが、イマイチ盛り上がらなかったかな。
色々と伏線を張っている感じもしましたが、次を読んでまで行方を見届けようとはならなかった。
多分、自分自身が入間さんの作風が苦手なんだろうな。

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2015年03月24日

Posted by ブクログ

百合百合作品と聞いて。そこまでガチではなかったと思うけどどのくらいのものなんでしょう。私的には安達ちゃん視点での心情描写が読んでて何ともいじらしく可愛かったです。しまむらはそんな安達の心情を理解してるのかどうか、もうひとつ掴みどころがない感じですかね。宇宙服でヤシロとか水色の髪の毛とか、某電波娘と何かしらリンクあるのかしら。

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2013年09月21日

Posted by ブクログ

やっぱり入間さんの文体好きだー!!!
でも百合には全く興味が無いよー!!!
しかし最後に浴衣のお姉さんが名前だけでも出てきたのでテンションが十二分に上がりましたありがとうございました。

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2013年07月20日

Posted by ブクログ

女子高生がイチャコラする話と思いましたが、案外心の機微が描かれており、エンタメ成分は少ないけれども丁寧な読み物になっていた。
しまむら視点での安達がどんどん甘えキャラになってきたなー、ってところで物語が閉じてるので、百合姫あたりで増補したコミック版出して欲しい

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2013年05月05日

Posted by ブクログ

甘々な百合も良いけどほろ苦な百合も良いですね。
全体的にビターです。入間人間っぽいと言われればそうかも。
あと、世界線が電波女と同じ(?)。あの人の名前が出てきたり。そしてあいつは誰だ!

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2013年03月16日

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