【感想・ネタバレ】安達としまむらSSのレビュー

あらすじ

体育館の二階で出会って、美人だなーとは思っていた。同時にやつは、わたしの三倍ぐらい不良だなとも。

本人の柔らかい印象のせいだった気がする。最初に名前を聞いて、浮かんだ名前はひらがなだった。

卓球場から、マンションまで。女子高生からOLまで。サボり仲間から、恋人まで。長いようで短い二人の時間。そのこぼれ話を拾った書き下ろし多数の短編集。
同棲直前、安達母への挨拶の日を綴った中編『そして……』も収録。

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Posted by ブクログ

あだしまで描かれる言葉の数々が気持ちいいのは、本当には得ることができず、知ることもない、だけどいつかそんなこともあったなとの想いを感じさせてくれるから。ほんといい作品、てかもはや福音...

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

安達としまむらのSS詰め合わせ。未来の話と現在の話が入り混じっている。どれも濃度の高い話ばかり。安達、しまむらそれぞれのお互いに対する認識が描かれていて良い。
あとは母親たちの話も。しまむら母のコミュニケーションが落ち着きのない子供のようで、しまむら父の度量の深さが窺える。
甘々な話も多くあり。
そしてすべてが消えた上にまた、別の私が生まれていく。しまむらに殺されて、しまむらに産んでもらう。』
キスの感想がこうなるの、すごいな安達。

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2025年12月07日

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