あらすじ
私は明日、この家を出ていく。しまむらと一緒に暮らすために。私もしまむらも、大人になっていた。
「あーだち」
跳ね起きる。
「おぉでっ」
派手に後退した私を見て、しまむらが目を丸くした。両手をおどけるように上げる。下りて目にかかる髪を払いながら、左右を見回して、ああそうだと理解していく。マンションに移り住んだのだった。二人きりなのか、これからずっと。
「よ、よろしくお願いします」
「こっちもいっぱいお願いしちゃうので、覚悟しといてね」
私の世界はしまむらですべてが出来上がっていて、これからの未来になにも不安などないのだ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回も良かった…。 いや、社会人安達としまむら同棲、二次創作か…?と思ってしまったがとても良かった。 あとは樽見としまむらの決着ですね。安達と付き合っているということを伝えてしまったので、樽見とはもう会わないんじゃないか、と。少し寂しくもあるけれど、きちんと決着がついて良かった。 感想、良かったしか言ってないな…? しかししまむら、モテる女だなぁ。 後書きでは12巻くらいまでは出そうとのことなので、後日談だけれどもまだまだ楽しみにしておこう。
しまむらすき
今回も大変可愛い2人が見れて嬉しいです
あとがき見ると心の準備が必要になるかもですかね?
安達としまむらは私の生活の一部なので何卒宜しく頼みます
無難に良き
すでに8巻や特典小説にて行く末は判明しており、そこに至る過程を現在と未来の視点で楽しめます。
現在視点では気を揉んでいた問題に踏み込むなどされ、ストーリーも着実に進みました。
個人的には特典小説ほどの凝縮された爆発力は見出せませんでしたが(そちらを先に読んでいる為か)、安達としまむらの話が多く綴られた満足いく一冊でした。