あらすじ
高校二年生の十月は修学旅行の季節らしい。となると班決めがあって、席を素早く立つ安達の姿が目に飛び込んで来る。
「なにかな足の速い安達」
「班は、一緒で」
「うん」
当然そうなるのだ。
ただ問題は、班を作るには五人必要ということだ。安達の性格からして、二人きりじゃないと不満だろうし、どうしたものか。
意識して準備する物もないし、二泊三日の旅行で私服が必要なわけもなく。流れるままに、ぱーっと、出たとこ勝負でいいかな。
感情タグBEST3
すごく尊い
安達としまむら、8巻目にしてとんでもないものが来ました。
今回は修学旅行編ですが、最初は旅行にまつわる短編から始まります。私は2人が将来一緒になっているかとかすごく心配していたのですが、とてもとても安心しました。
そして始まる修学旅行ですが、この旅行でしまむらの秘めた気持ちや安達がそういう気持も持っていることが確認できます。とても美しい挿絵もあって非常に感動しました。尊すぎて文章ですら直視できません。
所々不穏な空気が漂っていた今まで違い、とても幸せになれる8巻でした。ありがとうございました!!
Posted by ブクログ
ついに修学旅行、と思わせて10年後の安達としまむら…なんてこった… いや、修学旅行にも行くんだけれども。最初のインパクトが強すぎる。 修学旅行も旅行感はあんまりなく、安達に裸を見られるしまむらと、パンチョと恋愛トーク(?)をするしまむらと、ヤシロに餌付けをするしまむらがメインなのでは…いやしかし、いつも以上に素晴らしかった。 しかしこれ、10年後の最終話的な話をぶちこんどいて最終巻じゃないの…アニメ化楽しみです…