あらすじ
体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。 ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。 頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。 なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。 別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。 ただ、しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。
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Posted by ブクログ
作者も絵師も大好きな方々ということで迷わず購入。購入後帯を改めて見たところ、百合の話のようでそれを意識しながら読んだけれど特別そういうことでもなく、女子校に通っている自分からしたらよくある日常に似ているなと共感を得ました。
Posted by ブクログ
ただの百合小説かと思ったが、まあただの百合小説だった。
しまむらの視点が好き。どこか冷めた、世界から一歩身を引いた立ち位置に安心することに共感を覚える。
安達かわええー。。ナデナデしたくなる可愛さ。こういう純粋な可愛さって入間作品には珍しい気もする。
結構売れたっぽくて、まあやっぱりな感。
続刊も出る模様。
Posted by ブクログ
安達としまむら。お互いサボり癖のある女子高生のお話。少しずつだけど、2人の距離が小さくなってる気がする。安達が不器用ながらもしまむらとの関係をどうにかしようとするのが良い。