あらすじ
えーと今度はなんなんだろう。とっても電波な女の子・藤和エリオの前に鎮座ましますは、宇宙服を着込んだ謎の少女(たぶん。声色で判断)。ヤシロと名乗るその宇宙服女は、「この星には観光ではなくビジネスで来た」とかなんとか言って、俺たちの行く先々に登場してくる。えー、前川さんと野球したり、リュウシさんのバスケ観たり、いろいろやることあるのになぁ……。エリオと過ごす今年の夏は、退屈なんて感じなさそうだな。宇宙人が見守る街でささやかにお届けする青春ラブコメ、なのかなぁ、これ?
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超能力!!!
いやぁ~びっくりですね
あくまで日常の話だと思っていたら・・・って感じです
今後にも期待!
バスケや野球や隕石も印象的でしたが、
前川家でのテレビゲームのシーンが好きです
人は誰もが、超能力を目指している
しかし超能力に到達できる人はごくわずか
個人的には超能力は否定しない
きっと何処かにある
でも我々が、少なくとも俺が、それを体感することは多分ない
たとえ俺が、ヤシロの言う、数センチを埋められる人間だとしても、
多分それに気付かない
ただ俺の知り得ない所で小さな奇跡が起きるだけなんだろうと、そう思う
まあ今回、ヤシロの気まぐれのために、超能力体感してますけど・・・(笑)
Posted by ブクログ
夏休みに突入です.
バスケの応援に行ったり草野球に参加したり天体観測をしたりと
青春ポイントを稼いでいくマコト.
草野球に参加していた宇宙服(のようなもの)を来ていた人は超能力者だったそうで.
そんなわけで青春ラブコメ3冊目ですよ.
面白かったよ.
ここまでアニメ化・漫画化。前巻で消え失せていた電波女要素がやや復活?ただしエリオは変わらず、新たな電波女が加わっただけだが。電波女と青春男の中で最もSF色が強い展開が起こるのがこの巻。基本的にSF否定モノなので、SF好きには今後は面白くないかも。エリオは変わらず可愛い。
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話としてはそれほどの素晴らしいストーリーってわけでもないんだけど、最後まで読まさせられてしまう。とは言え、結構、長いのでだるいって印象はある。そもそも、こいつさっさとどうにかしろよ。と言いたくなるんだけど、優柔不断男はお約束か……。まあ、さっさと引っ付いてしまったらお話にならないしね。
Posted by ブクログ
全然進まない物語シリーズと思いきや、むしろどんどん関係性が変化していく。
一部いつもの辛い状況が起こって、弱くなったな、と。
そして衝撃ののラスト。
Posted by ブクログ
エリオが少しずつ社会復帰していることが分かる巻でした。
真もエリオも、本当に数センチずつですが着実に成長出来てるなあと。
脇キャラも個性豊富で本当に楽しいです。
社との不思議体験も真と一緒に首をかしげることになります。
入間さんの作品はやっぱり、語り手に共感しながら話を読み進めて
語り手と同じ気持ちや感想が持てた時が一番楽しいと、私は思いました。
Posted by ブクログ
冗長な文体と相まって実時間的にもなかなかページを捲る手が進まない夏休みの描写からの、七章以降の急展開ぶりがなんともカタルシス。
やっぱり非日常が差し込んでくると途端に活きてくる入間節。
ずっと日常路線の作品と思っていたので、少し続きが楽しみになってきた。
イトコかっけー。
Posted by ブクログ
ストーリーの展開的には好きなんだけど、
文章がところどころ読みにくい(理解しにくい)部分がある。
遠回りな表現を控えめにして、
わかりやすさを目指せばもっと面白くなると思うんだが。。。
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諦めるとか逃げとか諦めないこととか頑張ることとか、今回の話で訴えかけたい物は好きだった。できないから、とかそういうのは結局自分で逃げ道作ってそれに縋ってるだけなのかもなあ、なんて。あと真くんの鈍感っぷりにはひたすら脳内に草が生えます。いや、ちゃんとわかっていないからこそいいのかもしれないけどね真くんは。というわけで前川さんとの話には萌えた。しかしながらずっと信じまいと思っていたものを覆された時の絶望感ときたら…真くんはどう解釈して受け入れるんでしょうかね。頑張れ青春男 (笑)
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がっつり青春してますやん。なぜに青春ポイントがそんなに少ないのか。さすがに四十路さんがヒロイン張るのはきついかぁ、と思ってたらやりやがったよ、女々さん。でも真くん同様ヒロインとは認めてなんかやらないからねっ。今巻もリュウシさんがいちいち可愛い。エリオもよかったけど個人的にはまだ私的ヒロインはリュウシさん。
Posted by ブクログ
奇跡を起こす力を、超能力と呼ぶ
ではその超能力は、ごく一部の人しか持っていないのだろうか
確かに奇跡のような事を成し遂げた人はごく一部だが
それは多くの人が「自分には超能力はない」と
自分で決めつけてしまっているからではないか
ちなみにその決めつけは「あきらめ」と言い換えることもできる
できないと決めつけて何もしないでいるのは
楽だけど決して何も生み出さない
そんなお話
相変わらず主人公の青春ぶりが妬ましいシリーズ第三弾
朝は前川さんに応援されながら草野球
夜はエリオと天体観測
そして折を見てリュウシさんの部活応援
どこのリア充ですか
今回は前巻で一歩引いていた前川さんも積極的にアプローチしてきていて身悶えますね
リュウシさんの愛くるしさは益々パワーアップ
「リュウコやっちゅーねん」って言われてみたいわホント
明らかにリュウシさんを意識しているエリオも可愛くなってきるし
女々さんは…………出番ないとか言われながら
かなりおいしいところをかっさらって行くあたりが流石というか
しかし今回の目玉は宇宙服ちゃんですね
ネタばれになるかもなので詳細は書かないけど
彼女の様々な言動によって真と彼を取り巻く人々との関係が明らかに変わったわけで
今後の展開が気になるところです
現時点ではリュウシさんが大分リードしている感じですが
いかんせんこの主人公は他の作品の主人公の例に漏れず朴念仁だからなぁ
ところでこの宇宙服ちゃんの正体は最後に主人公が想像しているので合ってるのかねぇ
今となっては真実は闇の中、なんだけどさ
Posted by ブクログ
次に出るのは未来人か異世界人かな?ww
エリオの空白の時間が現実性を帯びてきたところで次回も気になる。
でもそれよりも気になるのはあとがき代わりの連作小説の続きかもw
Posted by ブクログ
表紙からわかるように野球してます。
エリオが女の子らしくなってきたね。そうしたら別の妙な子が現れたけど。
私の夏休みは部活に明け暮れていたので、こういう生活ではなかったなぁ。
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面白いけど文体が重い!回りくどい!かなり読み辛い!入間人間の作品は漫画版ばっかり読んでて知らなかったけど、西尾維新を真似しようとして見事になり損なったイメージ。でも、そんな文章なのに最後まで読んじゃうんだよね。面白い。
Posted by ブクログ
新キャラの宇宙人登場。
確かに新キャラも濃いといえば濃いのだが、それ以上に明らかに出番が少なくなっているはずなのに女々さん(叔母)の存在感がすごいw
リュウシさん推しの自分ではあるけれど
「この作品のヒロインは?」
って聞かれたら
「女々さん」
って答えると思うw
Posted by ブクログ
“藤和家に、エリオより先に入る。サンダルを脱いで廊下に上がり、エリオに「待て」と手の平で制する。「うー」と唸るエリオを無視して台所に向かった。奴に濡れ布巾を渡さなければいけない、足を拭かせる為に。今日は裸足での外出を注意したら、全力疾走で外に出て行ってしまったのだ。十代の反抗期とは異なる、子供の意地っ張りみたいなものである。
台所で顔を洗っている女々さんと「借ります」「うぃ」短いやり取りを交わして布巾を濡らして絞り、玄関に戻る。「ほれ」とエリオに布巾を放った。エリオはそれを摑んで、渋々といった態度を隠さないまま、足の裏を拭く。二回ぐらい撫でるように布巾を足に当ててから「キレイキレイ」「出来てない」「イトコの意地悪ぶりに銀河系が泣いた」「全米を超えるな」”
今回は、白髪美少女の超能力者がでたりなんやり。
夏休みを野球や試合やお祭りやあんなこんなで青春ポイントをぽちぽち稼ぎながら過ごすにわ君。
恋愛関係の発展もぽちぽちと。
そして、これ、最後の展開がすごくなんというか、後味がなんというか、ちょっぴり寒気がするような。
正直言って意外な展開だった。
彼女の存在は誰が正してくれる?
“?
「まさか」
あり得ない 偶然だ 奇跡だ 運命だ 本人は関与していない でも結果が出たから
呼んだのか? サイコキネシス メテオ 石つぶて スターストリーム ホームラン
あるから 力があるから だから信じられた? あいつは本当のことを? ただ、言っていただけ? だったら、あいつの自称は本物?星宮社は、超能力者?
オオカミ少年は、どっちだ?
かぶりを振る。打ちつけられた轟音の所為で続く耳鳴りとノイズが、脳を侵食する。
現実が夜にもかかわらず、目に焼きついた光で毬藻のようにカラフルに変色していく。
自分の全てを破壊されたような錯覚に陥った。
青春ポイントを打ち砕かれた感触。
そして不意に、この事象の正体を求めるように前方へ視線を戻すと。
星を手招きした少女は、当然のようにその姿を神社から消していた。”