司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 幕末

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    ネタバレ

    思いのほか手間取った。短編とはいっても一つ一つには読み応えアリ。
    新撰組にかかわりがない幕末史もいろいろと書いてあって、へえ、とは思ったけども、やはり新撰組が登場した方が面白いなあというのが感想。

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    2012年09月10日
  • 大盗禅師

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    司馬遼太郎のファンタジー(フィクション)小説。妖術を使う坊主が主人公の兵法者(浪人)をそそのかし、徳川幕府を転覆させようとする、ある意味ぶっ飛んだストーリー。なぜか明に応援を求めに行きながら、勢力を急拡大している清を撃退しながら進み明の一将軍になってしまう。ん~、、、、ま、いっか。

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    2012年09月08日
  • 以下、無用のことながら

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    エッセイ集。氏の文章は小説にしろなんにしろ門外漢にもわかるよう懇切丁寧に書かれているのが特徴だが、唯一仏教関係だけは背景説明が薄い。真宗とか密教とか全然わからん。でも、それだけ氏は仏教に深い思いがあるんだろうなぁと思ったり。

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    2012年09月07日
  • 司馬遼太郎短篇全集 第一巻

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    司馬先生が本名で発表していた頃の作品が大半。掌編がほとんどですが、一作一作深いです。
    戦後、モンゴル、中国などの作品が多いです。
    「白椿」や「蒙古桜」はなんとなく幻想的な感じがして好きです。好きな作品は「丼池界隈」や「大阪商人」。商人としての潔さ、生き方が気持ちよくて良いのです。

    [収録作品]
    わが生涯は夜光貝の光と共に/『国宝』学者死す/勝村権兵衛のこと/流亡の伝道僧/長安の夕映え―父母恩重経ものがたり/饅頭伝来記/森の美少年/チューリップの城主/黒色の牡丹/烏江の月―謡曲『項羽』より/匂い沼/睡蓮/菊の典侍/白椿/サフラン/蒙古桜 /ペルシャの幻術師/戈壁の匈奴/丼池界隈/大阪商人/兜率

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    2012年09月05日
  • 司馬遼太郎短篇全集 第二巻

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    半分くらい現代(昭和)ものが多く、司馬先生は歴史物ばかり読んでいたので新鮮でした。一番好きな作品は「白い歓喜天」。この時代独特の哀愁が伝わってきます。暗い情景や心情、哲学的な文体など全体的にすごく切なくて物悲しい雰囲気がいいと思いました。

    伊賀源と色仙人/壺狩/戦国の壺―日本名器伝来抄/大阪醜女伝/マオトコ長屋/白い歓喜天/豪傑と小壺/大坂侍/難波村の仇討/和州長者/泥棒名人/盗賊と間者/十日の菊/下請忍者/神々は好色である/法駕籠のご寮人さん

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    2012年09月03日
  • 司馬遼太郎短篇全集 第三巻

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    一番好きな作品は「最後の伊賀者」。ヒダリの生き様に惹かれます。
    「壬生狂言の夜」は違う角度から新選組を知れて面白いです。

    [収録作品]
    丹波屋の嬢さん/外法仏/みょうが斎の武術/軒猿/庄兵衛稲荷/黒格子の嫁/けろりの道頓/最後の伊賀者/ある不倫/朱盗/壬生狂言の夜/牛黄加持

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    2012年08月30日
  • 夏草の賦(上)

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    臆病者の英雄元親と冒険好きの妻菜々の話。

    長曾我部元親は人間臭く描かれていて、
    謀略を使っては悩んだりする。
    一方妻の菜々は明るく悩むことも少なく、
    好奇心旺盛で、対照的な夫婦である。

    で、元親は菜々の故郷の美濃に居る
    信長を意識して行動するのだけど、
    中央に近い信長と土佐の自分とでは、
    如何ともし難い差というものがあった。
    元親の目を通して信長を見ると、
    何だか物凄く嫌なヤツに思えてくる。

    この小説の長曾(宗)我部元親は人間臭い。
    同じ土佐人の竜馬がゆくとは雲泥の差である。

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    2013年07月13日
  • 風神の門(下)

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    これは忍者小説。普通に面白かった。なんとなくストーリーの構成が課長島耕作を彷彿させるものがある。一匹狼的なところと、ストーリー上、キーになる美女にモテモテなところがクリソツだな。

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    2012年07月21日
  • 菜の花の沖(四)

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    千島列島の歴史が詳しい。私の中でホットな題材なのでいいんだけど、あと2巻もある。長い。。この巻では伊能忠敬も出てきます。

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    2012年07月17日
  • 菜の花の沖(二)

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    ネタバレ

    喜兵衛が薬師丸を手に入れて全国津々浦々を旅する。北前船を手に入れるため、商業知識を手に入れるため、色々な経験をする過渡期。

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    2012年07月14日
  • ロシアについて 北方の原形

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    久々の司馬節です。やはり希代の詩人ですね。

    今、再読すると司馬先生の先見性におどろく。
    歴史は国を語りますね。

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    2022年04月26日
  • この国のかたち(四)

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    ネタバレ

    第二次世界大戦を引き起こすきっかけとなり、「日本国家の構造の問題」と著者が位置付ける昭和時代の統帥権について、本巻ではかなりの紙面が割かれている。また、最後に「日本人の二十世紀」というテーマで、著者の口述をもとに出版社がまとめた章があるが、ここでも昭和時代の日本の本質を抜き取っては厳しく非難をしている。
    本巻を読んで感じたことは、歴史は「滅亡(あるいはそれに近い危機的状況」と「変革」の繰り返しであるということである。幕末、250年にわたる鎖国のため、日本は世界の列強と比較しても、知識や技術の面において、大幅な遅れを取っていた。鎖国によって日本独自の文化が生まれた点は否めないため、そのことを批判

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    2012年07月08日
  • この国のかたち(三)

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    ネタバレ

    本巻では、「船」、「洋服」、「大坂」、「甲冑」などをテーマに、著者がこれまで蓄積してきた知識を徒然なるままに筆を進めている。広範囲に及ぶテーマについて、統一性や連続性もなく書かれているために、逆に印象に残ったり深く考えさせられたりする部分が本巻ではあまりなかった。また、秀吉をテーマにしている章も、紙面の都合からか、彼がなぜ朝鮮出兵という非現実的なことを行ったのか深く掘り下げられておらず、読み終わって消化不良の感もあった。しかし、とある日本語の由来について書かれている部分が何ヶ所か散見され、個人的に興味を引き、また記憶にも残っているので記録しておく。
    まず、「くだらない」とい言葉。江戸時代、技術

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    2012年07月08日
  • この国のかたち(二)

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    ネタバレ

    前巻に引き続き、著者が様々な切り口から「この国のかたち」を考察していく。「東アジアの婚姻」、「職人」、「聖」など、多岐にわたるテーマから日本あるいは日本人の一片を切り取っていく著者の知識や洞察力には感嘆せざるを得ない。一方で、1つのテーマに割かれる紙面は10ページ程度であることから、読者に最終の考えを委ねる部分が大きい。
    現代の日本人の習慣や価値観、あるいは文化を考えた場合、奥行きがあることを感じる。例えば、かつえマルコ・ポーロが日本を「黄金の国」と呼んでいたように、日本で金が取れたことが、日本の文化を形作っていった。金があったからこそ唐からたくさんの輸入品が入り、正倉院に象徴されるような天平

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    2012年07月07日
  • 夏草の賦(上)

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    全2巻。
    長宗我部元親のお話。
    そういやちゃんと読んだことなかった。
    長宗我部元親。

    説明臭くて説教臭く、
    個人的にあまり好きじゃない司馬遼だけど、
    直前に吉村昭を読んでたからか、
    今作はまったく気にならず、すいすい読めた。

    が、
    短いから、説明臭くないからサクサクなんだけど、
    逆に少し物足りなさを感じた。
    特に後半。
    中央の歴史に登場してからの長宗我部を
    も少し深く読みたかった。

    今まで読んだ司馬遼の中では
    大分好きな部類。

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    2012年07月02日
  • 新装版 戦雲の夢

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    戦の描写があっけないが、本書の主旨は戦ではないので仕方ないかな、と思う。

    ずっと自分の輝ける場所を得られないまま鬱々とした気持ちを抱えての生活には共感できる部分があった。

    「水」を得たいものです

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    2012年06月30日
  • 菜の花の沖(二)

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    江戸時代の海上商人の情報がいっぱい。日本海側が表で太平洋側が裏だったとか。ちょうど大阪から姫路への出張で電車から海が見えたときにはここに嘉兵衛が行きかっていたんだと思うと感慨深い。

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    2012年06月25日
  • 新装版 戦雲の夢

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    父の長曾我部元親は『夏草の賦』で描かれていて、その続編のように子の盛親について描かれた作品。

    大名から転落して寺子屋の先生に、そして最後は再び一軍の将として復活。その浮き沈みの激しさは戦国時代ならではのことかも。しかし、家臣をもつ身の苦労も語っているなど、大名クラスの人の本音の部分は面白い。

    関ヶ原の戦いで取り潰され大阪の陣で豊臣方に組した大名クラスというと長曾我部盛親くらいであるとは気づかなかったなぁ。

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    2012年06月17日
  • 夏草の賦(下)

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    戦国時代のメインストリートから外れたサイドストーリー。信長や秀吉が主人公の立場の本を読んでいたし、長曽我部が滅んだ後に土佐の大名になった山内一豊の紆余曲折サクセスストリーも読んでいたので、天下を取ったり、出世していく武士の影に、武運悪く滅びゆくものを描いたアナザーストリーがとても感慨深い。現代に置き換えると、成長していたベンチャー企業が、突如、先に大きな成長を遂げたベンチャー企業に飲み込まれてしまったような感じかな。

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    2012年06月13日
  • 翔ぶが如く(三)

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    いよいよ西郷が去る。しかし、誰が勝ったかもわからない状況で、維新は混沌としている。幕府は倒したが、明確なビジョンなく、混乱が続いている。今と全く変わらない。

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    2012年06月10日