司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 花神(上)

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    私は、自分の情欲を制することができると思っていたし、げんにそうしてきた。しかし一つ思わぬ伏兵がいることを知りました。人間が人間を好きになってしまうと、なまなかな意思の力ではどうにもならぬということを知ったのです。それも不幸なことに、いまの今、気づいた。(p.272)

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    2020年07月15日
  • この国のかたち(四)

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    「日本は、明治以来、西洋のものを何でも入れてきましたが、文学だけは入れませんでしたね。」(4巻p.255)

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    2020年08月18日
  • 翔ぶが如く(一)

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    明治維新後の日本の話しで、幕末に活躍した人達のその後の生き方を知れるということが面白い。続「竜馬がゆく」を読んでいるような感覚だ。作者の個人的感情がだいぶ入っているが、伊藤博文や大隈重信や板垣退助など、エラいことをやったと思われている人達の欠点を欠点としてはっきりと書いていて、彼らもその他と大差ない人間だということが感じられるというのは新鮮な感覚だ。教科書はその人間が行った実績や事実は書くけれども、その人はどういう人間であったかということまでは書かない。どこまでが真実でどこまでが司馬遼太郎の私見なのかはわからないけれども、明治の、今に名が残っている人々の生き方を知ることが出きるというのは面白い

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    2020年07月15日
  • ビジネスエリートの新論語

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    中身の話ではなくて、酷い話

    池波さんの表紙で、路上でタバコ咥えている写真が載っているのがあります。
    紙版の司馬さんの小説でも見たことがある。確か裏表紙。
    携帯灰皿なんてない時代だから、ほぼ間違いなく、吸殻は道路にポイ。
    この本の表紙も、電車の中で新聞広げてる写真が出てます。
    電車の中で新聞広げる行為も、いっとき随分叩かれた行為です。
    邪魔ですよね、特に混んでる時は。故に、今日ほとんど見ることはない。
    作家さん本人にとって、出版側からの指示とはいえ、
    こうした今日ではルールに反する写真を掲載するのは、あんまりな話です。
    作者さんは故人だからどうしようもない。
    タイトルもすごいですね。
    のちの書籍のタイトルが概してスッキリし

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    2025年07月10日
  • 故郷忘じがたく候

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    賛否両論があるかもしれない

    腹蔵なく具申させていただけば本作品は毀誉褒貶が激しいかもしれない。歴史観の乖離は誰にもある故、必ずしも司馬史観と一致しないことがかんがえられるゆえに。されど司馬作品には享楽できるような述懐が必ずあるようなので読んで後悔するとも限らないと思われる。

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    2020年06月07日
  • 「明治」という国家[新装版]

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    過大評価

    明治の暗い麺やはすべて目をつぶり、1部のエリートのみを取り上げて、駄作、

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    2021年03月10日
  • 翔ぶが如く(一)

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    大隈重信の描写に難あり

    司馬氏が早大出身者に私怨でもあるのだろうか。必要以上に大隈重信のことをあしざまにけなしている点が見苦しかった。司馬ファンであるだけに実に残念だった・・・。

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    2017年03月11日