大森望のレビュー一覧

  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    21世紀のオックスフォードから14世紀へと時をさかのぼっていった女子学生キヴリン。だが、彼女が無事に目的地にたどりついたかどうか確認する前に、時間遡行を担当した技術者が正体不明のウイルスに感染し、人事不省の重体に陥ってしまった。彼女の非公式の指導教授ジェイムズ・ダンワージーは、キヴリンのために、新たな技術者を探そうと東奔西走するが!?英語圏SFの三大タイトルを独占したコニー・ウィリスの作。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    歴史研究者の長年の夢がついに実現した。過去への時間旅行が可能となり、研究者は専門とする時代を直接観察することができるようになったのだ。オックスフォード大学史学部の女子学生キヴリンは、実習の一環として前人未踏の14世紀に送られた。だが、彼女は中世に到着すると同時に病に倒れてしまった…はたして彼女は未来に無事に帰還できるのか?ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞した、タイムトラベルSF。

    読後感は物凄い。

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    2009年10月04日
  • 文学賞メッタ斬り!

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    売れている理由がよく分かりました。面白い。
    文学賞そのものの紹介とか斬ってるとかよりも、文学界の批評や、本の感想(解説というよりも)が面白いかな。
    結構私と同意見の感想などもあり、かなり共感できました。

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    2009年10月07日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    ネタバレ

    とにかくせつない。ラストの焦らしに心が潰されそうになり、最後に涙腺決壊です。
    中世にタイムスリップした近未来の女子大生が、ペストの大流行に巻き込まれ、時を同じくして、大学でも伝染病が発生する。人が死にまくる系なので、かなり暗いんですが、コニー・ウィリスはどこか書き方にユーモアというか、軽い希望を感じますね。
    リアルな不潔で汚い中世も存分に拝めます。あと師弟愛に萌え萌えしてください。

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    2011年05月01日
  • 文学賞メッタ斬り!

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    今リターンズ(続編)読みかけなんですが、やっぱすんげーおもろい。そして、為になる気にさせてくれるいい本だ。
    日本の主な文学賞についてと、文学賞受賞作について、著者二人がバッサバッサと歯に衣着せず斬りまくっていくブックレビュー?プライズレビュー本?
    恐ろしい読書量で(章の下読みとか・・・)的確に評価を下していくので、非常に信頼がおける。これ読んで、手を出してみた本がいっぱい。またリターンズで薦められてるのも、いろいろ読もー。
    そしてキモは有名文学賞選考委員の皆様、特にジュンちゃん(渡辺淳一)、テルちゃん(宮本輝)をいじる辺りが最高っす!!
    このノリが好きな人は絶対クラシック評論の評論家鈴木淳史さ

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    おもしろかった〜〜〜。タイムトラベルとかきくと、げげっと思うほどSFは苦手なのに、ぜんぜん違和感がなく、すごく楽しめた。歴史家がタイムトラベルで過去に行って研究するのが普通になっている未来の話。前半までは、ユーモアたっぷりに描かれる未来と、情緒的な中世をのほほんと楽しみ、でも、後半からはタイムトラベルで向かった中世の、疫病の、恐怖をたっぷり味わって。本当にこわかった。ラストに近づくにつれてどんどん人が死に、すさまじい場面に読むのがつらかった。でも、どうなるんだろう、と読むのをやめられない。そして、そんな地獄のなかにひとすじの光を見るような、なんというか、すがすがしさ、高貴さ、を感じるような。作

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    2011年09月18日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    おりしも、送り出した側の現代イギリスでもインフルエンザが爆発的に流行し、重要人物も倒れていく。キヴリンの指導教官と亡くなった女医さんの甥っ子はどうする。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    かわいい女の子の絵にだまされてはいけない(^^; 難解だった?コニー・ウィリスのはらはら・ドキドキ、劇的な作品。映画みたい。
    歴史を学ぶ女学生キヴリンは、中世イギリスに旅立つ。しかし、様子がおかしい。注意して避けたはずのペスト流行のさなかに到着してしまったのだ。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    どんな時代であれ、生があり、死があり、その時代に生きる人々のささやかな喜びや悲しみがある。タイムトラベル先の14世紀のイングランドの片田舎で、ペストの蔓延により、知己が次々と倒れていくなか、キンバリーは身をもってそのことを思い知らされたのでは。歴史とは、後世に名を残すこともなく生き、死んでいったこの人の、あの人の人生の集まりなのだと。

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    2010年03月14日
  • 息吹

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    最初の「商人と錬金術師の門」はわかりやすく読みやすかった。
    時々「んー、なんの話だろ?」という感じで読み進めた作品もあるので、もう一度読み直さないとちょっとしっくりこない感じ。

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    2026年05月02日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    面白い。
    フェルミのパラドックスをゲーム理論的に説明する試みが気に入った。

    文章が短ければもっと良かった。

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    2026年04月30日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    ネタバレ

    読みにくい部分はやっぱり多いけれど、上巻で立てられていた作戦が明らかになって、八方塞がりの世界にちょっと希望が見えてくるような終わり方が好きだった。

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    2026年04月26日
  • 三体

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    面白かった!
    難しそう…と尻込みしていたが、もちろん「?」な部分もあるのだけど、そんなことモノともしないエンタメ性と、圧倒的なスケール感。物語世界に引き込まれます。

    中国の小説を読むのは(多分)初めてなのだけど、叙情的な描写が美しくて、その点も非常に良かったなあ。翻訳も素晴らしいのでしょうね。

    私は隠キャなので、強いて選ぶならプロジェクトヘイルメアリーより三体だなあ、今のところ。好みの問題ですね。筆致も三体の方が心地よい。漢字圏の国に生まれて嬉しい瞬間。

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    2026年04月24日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    IIは400年後の三体襲来に人類が足掻く話です。
    Iは未知世界の探索みたいな高揚感が常にある感じで、IIも未来の地球危機に現代人がどう足掻く様子が書かれててどちらも最高に面白いです。
    本作のキーワードは面壁者。三体人は脳波で直接意思疎通するから思考が筒抜けで、人間では当たり前の隠すって言う概念がない。その性質を使って考え出した策が面壁者。
    選出された4人の策略が闘争本能、敗北主義、現実逃避とよく考えられててこれがまた面白い。
    地球の運命がたった4人の頭の中だけに託されるって、一見異常だけど、それぐらい混乱しても仕方ない話だなと。
    その重圧の中での行動や思惑がいかにも人間味溢れてて、見どころだと

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    2026年04月22日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    簡単に読み通せるSFではないし、全てを理解できたかと言われたらできていない部分は多い。しかしながら核融合エンジンの炎の色や恒星X…の惑星の色の記述に代表されるように色彩感あふれる世界観がリアルさを醸し出しているように感じられた。色彩の描写しかり、4次元空間や2次元空間の描写などが本当に見てきたかのような臨場感であり著者の頭の中を見てみたいほどであるが、これらを破綻なく訳出した訳者らに心から賛辞を贈らせていただきたい。最後に恋愛小説のエッセンスが垣間見られたのも象徴的で、これだけ壮大な宇宙の物語であっても種の存続というファクターは無視できないという本質的な事実に改めて気付いた。足掛け数年掛けて読

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    2026年04月20日
  • 三体3 死神永生 上

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    ​【結論】
    ​完結編の幕開けである本作は、これまでのシリーズで提示された「宇宙の法則」を、さらに残酷な「文明の生存戦略」へと昇華させている。序盤の停滞感を補って余りある、後半の爆発的なスケール感と心理描写。これは巨匠・劉慈欣と読者の「信頼関係」が試される一冊だ。

    ​■ 序盤の「沈黙」は、巨匠との信頼の証
    ​物語は1453年のコンスタンティノープル陥落から始まる。正直に言えば、最初は「何を見せられているのか」と困惑し、面白さが加速するまでには相応の時間を要した。
    ​しかし、我々読者には前作『黒暗森林』を共に潜り抜けた著者との確固たる「信頼関係」がある。一見、象徴的で不可解な伏線や「階梯計画」の

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    2026年04月19日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    三体0は三体の前日譚でありディン・イーが登場する作品という前知識で読んだが、実際には想像以上に、というよりほぼ完全に独立した物語だった。

    物語は、球電現象の解明に人生を捧げる主人公・陳と、兵器開発に強い執着を持つ林雲が協力し、科学・軍事・倫理という複数の視点からその正体に迫っていく構造になっている。特に印象的なのは、物語後半において球電現象がほぼ解明されることで、関心が「現象の理解」から「その利用と責任」へと移行していく点だ。

    なぜ林雲は兵器開発にこだわるのか。そして彼女は最終的にどうなったのか。こうした要素は、三体本編でのディン・イーの言及とも重なり、キャラクターへの理解を補強する役割も

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    2026年04月18日
  • 三体

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    ネタバレ

    ある異星文明と人類のファーストコンタクトが書かれた内容。
    該当の異星文明は人類に対して敵対的で、明らかに優位な文明を持っているほか、文明の成長を阻害する工作を行っていることが分かる。さらには数百年後にその艦隊が地球に到着することが確定する。さあどうしようという所でお話は終わる。

    あちこちに撒かれた良く分からない事象がだんだんとまとまってくる辺りが面白い。
    ただ素直な感想として、n次元を可逆可能なレベルで行ったり来たりする仕組みを持ってるなら、恒星ぐらいどうにかなるのでは? ならんのか?と思った。

    三体上でいくつもの文明が起こったり滅んだりする辺りのやり取りも好みだったのだが、アインシュタイ

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    2026年04月13日
  • 三体

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    どんどん面白くなっていって引き込まれた。あと、この一巻の中だけでも伏線を回収するフェーズがあったのが良かった。
    科学に関する話は難しい所もあったけど、ちょっとリアリティを感じさせてくれるのも今作の魅力だと思った。

    史強かっこいい。

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    2026年04月12日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    ネタバレ

    前作に続いて、ワンミャオが出てくるとおもってたら、全く出てこないし言及もされないしでちょっと残念だった。

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    2026年04月07日