大森望のレビュー一覧

  • 文学賞メッタ斬り!

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    売れている理由がよく分かりました。面白い。
    文学賞そのものの紹介とか斬ってるとかよりも、文学界の批評や、本の感想(解説というよりも)が面白いかな。
    結構私と同意見の感想などもあり、かなり共感できました。

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    2009年10月07日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    ネタバレ

    とにかくせつない。ラストの焦らしに心が潰されそうになり、最後に涙腺決壊です。
    中世にタイムスリップした近未来の女子大生が、ペストの大流行に巻き込まれ、時を同じくして、大学でも伝染病が発生する。人が死にまくる系なので、かなり暗いんですが、コニー・ウィリスはどこか書き方にユーモアというか、軽い希望を感じますね。
    リアルな不潔で汚い中世も存分に拝めます。あと師弟愛に萌え萌えしてください。

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    2011年05月01日
  • 文学賞メッタ斬り!

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    今リターンズ(続編)読みかけなんですが、やっぱすんげーおもろい。そして、為になる気にさせてくれるいい本だ。
    日本の主な文学賞についてと、文学賞受賞作について、著者二人がバッサバッサと歯に衣着せず斬りまくっていくブックレビュー?プライズレビュー本?
    恐ろしい読書量で(章の下読みとか・・・)的確に評価を下していくので、非常に信頼がおける。これ読んで、手を出してみた本がいっぱい。またリターンズで薦められてるのも、いろいろ読もー。
    そしてキモは有名文学賞選考委員の皆様、特にジュンちゃん(渡辺淳一)、テルちゃん(宮本輝)をいじる辺りが最高っす!!
    このノリが好きな人は絶対クラシック評論の評論家鈴木淳史さんも好きだろう。と勝手に薦めておく。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    おもしろかった〜〜〜。タイムトラベルとかきくと、げげっと思うほどSFは苦手なのに、ぜんぜん違和感がなく、すごく楽しめた。歴史家がタイムトラベルで過去に行って研究するのが普通になっている未来の話。前半までは、ユーモアたっぷりに描かれる未来と、情緒的な中世をのほほんと楽しみ、でも、後半からはタイムトラベルで向かった中世の、疫病の、恐怖をたっぷり味わって。本当にこわかった。ラストに近づくにつれてどんどん人が死に、すさまじい場面に読むのがつらかった。でも、どうなるんだろう、と読むのをやめられない。そして、そんな地獄のなかにひとすじの光を見るような、なんというか、すがすがしさ、高貴さ、を感じるような。作者の、希望を捨てちゃいけない。あきらめちゃいけない。っていう、そんな人生観のようなものが感じられて。コニ・ウィリス、大好きかもしれない、と思いました。

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    2011年09月18日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    おりしも、送り出した側の現代イギリスでもインフルエンザが爆発的に流行し、重要人物も倒れていく。キヴリンの指導教官と亡くなった女医さんの甥っ子はどうする。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    かわいい女の子の絵にだまされてはいけない(^^; 難解だった?コニー・ウィリスのはらはら・ドキドキ、劇的な作品。映画みたい。
    歴史を学ぶ女学生キヴリンは、中世イギリスに旅立つ。しかし、様子がおかしい。注意して避けたはずのペスト流行のさなかに到着してしまったのだ。

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    どんな時代であれ、生があり、死があり、その時代に生きる人々のささやかな喜びや悲しみがある。タイムトラベル先の14世紀のイングランドの片田舎で、ペストの蔓延により、知己が次々と倒れていくなか、キンバリーは身をもってそのことを思い知らされたのでは。歴史とは、後世に名を残すこともなく生き、死んでいったこの人の、あの人の人生の集まりなのだと。

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    2010年03月14日
  • 息吹

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    電子書籍で読んだので厚みがわからなかったけど、ものすごく長かったです。紙の本だとどれくらいのボリュームになるんだろう?
    カタカナの名前や名詞が突然たくさん出てくるので、もうよくわからないまま読んだものもありました。
    でも全体的に良かったです。
    私が特に好きだなと思ったのは、「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」(自分も一緒にその時間を過ごしているような長〜い物語)と「不安は自由のめまい」(わりとわかりやすく、エンディングが良かった)の2作。
    SFなのに時々SFであることを忘れてしまうような、読者に語りかけるような、表紙のイメージのままのような短編(中編)集でした。

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    2026年10月24日
  • 変数人間

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    SFです。っていう作品を集めた中短編集。
    どれも面白く、やっぱフィリップ・K・ディックだなという作品ばかり。
    「不適応者」「変数人間」が特に面白かった。

    収録作品
    『パーキー・パットの日々 The Days of Parky Pat』
    『CM地獄 Sales Pitch』
    『不屈の蛙The Indefatigable Frog』
    『あんな目はごめんだ The Eyes Have It』
    『猫と宇宙The Alien Mind』
    『スパイはだれだShell Game』
    『不適応者 Misadjustment』
    『超能力世界 A World of Talent』
    『ペイチェック Paycheck』
    『変数人間 The Variable Man』

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    2026年10月22日
  • 三体3 死神永生 上

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    幾度ものどんでん返しに、人間ってこんなふうに長い目で見るとその場しのぎで一貫性がないんだなー、なんて思ってしまいました。次巻を早く読みたいです。

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    2026年10月18日
  • 超新星紀元

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    大人のいなくなった世界のSF?疑問を感じ読み始めましたが、圧倒的なSFでした。ものすごいリアリティのある世界観はさすがでした。子供の熱量と改めて思い返すと残酷さ、面白い作品でした!

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    2026年10月17日
  • 三体

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    満を持して挑んだSF巨編。これほどの密度と重厚さを誇りながら、
    なお序章に過ぎないという事実に圧倒される。
    難解な科学概念を呑み込ませる卓越した筆致で、
    物語は瞬く間に深遠な宇宙規模の事態へと雪崩れ込んでいく。
    硬質な知性のみならず、人間の業や弱さを浮き彫りにする濃厚な群像劇が素晴らしい。
    物語の終わりを惜しむ寂しさと、
    次巻を渇望する高揚感が同時に押し寄せる。
    未読で敬遠するにはあまりに惜しい、現代SFの金字塔だ。

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    2026年10月11日
  • 三体

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    冒頭からぐっとつかまれてしまってすごい勢いで引き込まれた。
    が。正直なこと言うと典型的な文系人間の私は物理や科学的な事は100分の1も理解できてない。
    それでもページを捲る手が止まらない。
    まだまだ序章。
    楽しみ。

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    2026年10月11日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    『三体』シリーズの前日譚に当たる作品とのことですが、まったく別の作品として十分に楽しめると思います。量子科学について、もっと知りたくなります。でも、量子の世界って難しいのです。物理の常識に囚われているとついていけなくなります。次元の話も同様です。三次元の世界にどっぷり浸かっていると、四次元や五次元の世界を思い描くのは、とても難しいと感じています。
    小説を読むことで科学に関する興味を抱かせてもくれる!そんな作品でした。

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    2026年10月05日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    遠くて得体のしれないものに対して、敵として対策を練る地球人のおかしさ。面壁者という発想がすごいと思います。

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    2026年10月05日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    未来描写が良い。
    技術の発展と言うより人類の退化を補う為の発展と取れるところが安心できなくて良い。
    近年、表情や言葉の含みを読み取ったり、自ら発信する能力が衰えていると言う話しを聞いた後だったので、感情を分かりやすく表示するディスプレイ付きの服は背中が冷んやりした。

    話しそのものは、かなりキレイに終わったけど…続くの?

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    2026年10月04日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    1よりカナリ面白い。
    ウォールブレイカー達の登場が漫画すぎてニヤニヤしたが、いざ動き出したら只者ではなかった。
    読み解けるんじゃないかとウォールフェイサーが何してたか読み返したけど、私はウォールブレイカーにはなれなさそうです。
    あとルオ・ジーは控えめに言ってもキモい。

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    2026年09月23日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    『三体』の著者の短編集です。 13編の作品が収録されています。どれも粒揃いで、読み応えのある作品ばかりです。
    わたしが気に入ったのは、「円円のシャボン玉」です。

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    2026年09月18日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    ネタバレ

    冬眠から覚醒した羅輯たちが三体世界と戦うお話であった。恵子が破壁人であったり、精神印章の使い道だったりといろんなトリックもありつつ、宇宙社会の公理から導かれた羅輯の呪文によって三体からの侵略を止めることができた。
    水滴が平和の象徴と思いきや地球艦隊を次々滅ぼしていく様子や生き残った艦隊が滅ぼし合うシーンは正直救いがないと感じた。しかし羅輯の星の位置を知らせるという呪文を材料に三体世界との交渉が成功して地球は滅びずに済んだが、この仕掛けがすごく面白いと感じた。
    三体からの侵略からは守られたがまだ三巻に続くようなのでこの続きがさらに楽しみ。

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    2026年09月16日
  • 三体

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    いまさらだけど、読んだ〜!
    シリーズで5冊、しかも結構分厚い、だが面白くてページをめくる手が止まらない!ってことで、時間が取れる時でないと、と思ってたら、いまさらになりました。

    SF小説は大好きで、初っ端の文化大革命の歴史小説ぽさで、ちょっと?となりましたが、そこからの怒涛の展開に、まさに手が止まりませんでした。

    史強が良いですね。天才科学者が多く出てきますが、結局この人は本当の意味で賢く強いと思わされました。地に足をつけて自分の目で見て耳で聞き、自分の頭で考えて行動する。その行動を経験として全て血肉に変えていける人です。

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    2026年09月14日