大森望のレビュー一覧

  • ブラックアウト

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    コニーウィリスは大好きで、この本を手に取りました。なので、続いているとは知らず…。とにかく長いですが、少し読み進めると止まりません。おもしろいです。幾つもの物語が並行して進んで行くので、長く感じるのかもしれません。いくつかの物語は合流していきます。

    多くの部分が伏線になっているので、一気に読んだほうがよくわかるかもしれません。

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    2014年03月02日
  • オール・クリア2

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    ブラックアウトから毎日夜なべして一気に読みました。
    レビューの長い、登場人物が複雑の声を
    留めつつ読んでいたためそこまで
    大変にはならず。
    しかし、この大長編を全くそらさずに
    引っ張り込み続ける展開凄い!
    オールクリア最後は泣いちゃってばっかりだったし。
    素晴らしすぎます!

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    2014年02月12日
  • 航路(下)

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    ヴィレッジブックスにて読みました。
    ハヤカワから復刊とのこと、喜ばしい。買います。
    人生のベスト3です。
    しばらく他の本読めませんでした。
    圧倒的な読後感。
    人に面白いよ、って話すのですが、内容全く伝わらない。もどかしい。

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    2014年02月09日
  • オール・クリア2

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    「ブラックアウト」「オール・クリア1」「オール・クリア2」通しての感想。
    厚い!紙で読んだのだが、1冊目を手にしたとき、あまりの厚さに読む前から心が折れそうに…。3冊で、400字換算3,500枚。当初もっと長かったものを、必死でこの長さに収めたらしい。どれだけ長いの、コニー・ウィリス。まさにこういった本こそ電子書籍向けではあるのだけれど、「新☆ハヤカワ・SF・シリーズ」の装丁も格調高く捨てがたい。
    読み始めると、この分厚いページがみるみる減って楽しくなる。特に「ブラックアウト」終盤1/4はものすごい疾走感。物語に完全に入り込んでいるため、単語を見た瞬間に状況が理解できてしまう。プロットだけを考えるともっとコンパクトにできるはず、と冗長に感じるけれど、物語ピークでの加速感は、飽きるほどひたすら描き込まれた助走期間があればこそ。
    舞台は、第二次世界大戦中のロンドン。タイムトラベルしてきた学生がトラブルに巻き込まれ…という物語。歴史や地理などの背景知識が全くなくても十二分に楽しめたが、知識があればもっと楽しめたのでは、と感じてしまったのは残念。
    タイムトラベルSFでは「パラドックス」の処理が肝心。本書では、流行りの量子力学的に煙に巻くでもなく、「感覚的に理解できる」パラドックス解決法が提示されている。しかし登場人物はこの解決法に疑問を抱き、実は…。このテーマが、物語を構成する単なる「ギミック」にとどまらず、登場人物の心の動き、そこから紡ぎ出されるストーリーの根幹に影響を与えていく。この処理がお見事。
    章構成も、短い章構成で時間・場所をシャッフルする中に、「叙述トリック」を紛れ込ませていく巧妙な構成。二転三転する登場人物の名前がトリックの要。一見誤植かと見逃しそうな中にヒントが埋め込まれており、本当は再読して解き明かしたいところ。ただこの長さでは…。
    今だからこそ3冊連続して読むことができ、久々の濃い読書体験ができたのは幸せだった。

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    2013年12月23日
  • 航路(下)

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    第二部の終了後、驚愕と衝撃と、これが夢オチなら三文小説だ!と思った。
    でも三部で粛々と話が進み、混乱と新たな謎に立ち向かって行く。
    メイジーには何度も涙腺を攻撃されました。
    ラストの58章は特にがつんとやられました。58章って!58!!

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    2013年10月29日
  • 航路(上)

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    コニーウィリスの傑作。
    臨死体験がテーマという風変わりさだけど、
    登場人物たちがとても魅力的で、読みながらわくわくする!
    後半でジョアンナの体験が何に基づくものが何か探る過程が
    ミステリーのようで、おもしろくて読むのをやめられない。

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    2013年10月29日
  • ブラックアウト

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    オックスフォード史学部シリーズ。2060年のオックスフォード大学では、タイムトラベルにより、過去の歴史を実地で体験することが可能になっている。このシリーズはタイムトラベルこそSFだが、毎回歴史的ターニングポイントに潜入するので、歴史小説の側面も併せ持っている。

    今回は、ロンドン大空襲の時代に潜入した史学部の学生たち。いつものように、すべて想定外の事態の連続。読書中、何度も空襲の夢を見た。まるで自分もその場にいるような錯覚に陥る。それだけの細密な取材力と描写力。いわば、読者をもタイムトラベルさせているコニーウィリスの力量に感謝。

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    2013年10月16日
  • 航路(下)

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    もうずいぶん前に読んだ気がするけど登場する映画タイトルとかみると十年ちょっとしか経っていないのか。
    再読しても面白さと感動は変わらず❗️。
    表紙の変わった「ドゥームズデイ・ブック」も買いなおしたい。前の表紙担当の方には申し訳ないけど、大嫌いでした。あれで読む気を削がれましたもの。

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    2013年10月09日
  • ブラックアウト

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    久しぶりに海外SF作品を、、、、と手を出したのが運の尽き。
    かなりの長編作品にぶち当たってしまいました。ただ、海外タイムスリップモノは、よだれが出る程好きなジャンルなので、全3部作の1作目は楽しんで読めました。

    【内容】
    2060年、オックスフォード大学の史学生三人は、第二次大戦下のイギリスでの現地調査に送りだされた。
    メロピーは郊外の屋敷のメイドとして疎開児童を観察し、ポリーはデパートの売り子としてロンドン大空襲で灯火管制(ブラックアウト)のもとにある市民生活を体験し、
    マイクルはアメリカ人記者としてダンケルク撤退における民間人の英雄を探そうとしていた。
    ところが、現地に到着した三人はそれぞれ思いもよらぬ事態にまきこまれてしまう…

    3人のお話が断片的に出てきて、その合間合間に、よくわからない謎の人物(彼らもタイムスリップしているっぽい)たちの動きもまみえる。
    何よりも、第二次大戦中のロンドン描写が、すごく活きている。
    痛々しい表現などはあまり無いのですが、主人公3人を取り巻く人たちの空襲被害などは主人公たちと一緒に、読んでいて胸が張り裂けられそうになります。
    日本の戦時中と比べると、やっぱり先進的だなぁと感じさせられずにはいられない。
    みんな地下鉄で移動してるし。

    この作者、コニーウィリスは、初めて読みましたが、他の作品も手を出してみたい。
    新☆ハヤカワ・SF・シリーズは、とにかく高い。1冊2000円くらいするので、SF素人には手が出しづらいのが傷。

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    2013年09月26日
  • 航路(下)

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    海外小説の中でも1,2位を争うほど好きな小説。
    新たに文庫で読めるようになってとても嬉しい。
    今回再読して初めてこんなにメタファーが重ねられていることに気づいた。
    すごい構築力。

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    2013年09月21日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    いつもの如く前半はドタバタが描かれる。キブリンを送り出した2054年のイギリスでは突然ウィルスが猛威を奮いネット技術者が人事不省に陥りキブリンが1320年に無事に着いたのか判らなくなる。過去に着いたキブリンは当然1320年に到着したと思いこみ、上手いこと領主館に転がり込み姉妹の面倒を見る羽目になる。ホドビン姉弟程ではないにしろロズムンド、アグネス姉妹も中々の曲者。中世の風景に驚きながら日々を過ごしていく。前半での読みどころは「キブリン到着のずれはどれくらいなのか?」「キブリンは自分の降下点を知る事が出来るのか?」の2点だけ。しかし!「オールクリア」を読んで学習済みの私には後半怒涛の展開が有るに違いないと思いながら読み進むと!遂にキブリンがヨーロッパ中にペストが蔓延した1348年にいる事が判明!ここからのスピード感が凄い、ダンワージーは直ちに救出の準備に取り掛かり、前半やんちゃな少年として描かれていたコリンは物凄い行動力を発揮、同じく前半単なる女たらしとして描かれていたウィリアムは病に倒れたダンワージーに関わる全ての部署の看護婦を掌握(籠絡?)、あっという間に病院を脱出、ネットの実行まで漕ぎつける。「オールクリア」でのコリンの成長を知っている私にとっても納得の大活躍!一方1348年は領主館の家族・召使が次々に病に侵されなんとロズムンド姉妹も倒れ家族は全滅、それどころか村全体が死に絶えてしまう。中世に降下した時に助けてくれた牧師までもが死んでしまうシーンは涙なくしては読めない、もう泣ける、泣ける、SFでこんなに泣けるなんて!
    ラスト、ダンワージーとコリンが回収に現れるが、全ての死を見届けたキブリンは精神的に大きく成長を遂げ「大人」になって帰って来る。ヒロインの成長する様を描いた大河ドラマとも言えるし、タイムトラベルが授業の一環となっているオックスフォード大学が舞台の時間SFとも言える。ここから「ブラックアウト」「オールクリア」に繋がると思えば感慨もひとしおである。あぁ、素晴らしい物語を読んだ満足感でいっぱいです。(も一度ブラックアウト読まなきゃ!)

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    2013年09月18日
  • ブラックアウト

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    人気作家コニー・ウィリスの2010年の新作。
    続編「オールクリア」とともに、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞を受賞した大作です。

    未来(今回は2060年)のオックスフォード大学の史学部で、タイムトラベルが出来るようになっているという設定の長編としては、3作目。
    1作目「ドゥームズデイ・ブック」ではペストが蔓延した中世へ、2作目「犬は勘定に入れません」では19世紀ヴィクトリア朝がさかのぼった先でした。

    今回は、第二次大戦中に3人の学生が送り込まれます。
    メロピーは疎開児童の状態を研究するために、田舎の領主館のメイド、アイリーンとして。
    ポリーは、灯火管制(これがブラックアウト)が始まっているロンドンの生活を調べるために、デパートの店員に。
    マイクルは、ダンケルク撤退を調査するために、アメリカ人の新聞記者マイクに扮します。

    アイリーンは手に負えない姉弟をはじめ子供達に慕われて世話に大奮闘しますが、はしかが流行ってしまい、領主館から出られなくなります。
    ポリーは防空壕で催し物を企画する意気盛んな町の人々と知り合い、老いてもハンサムな俳優と劇の読み合わせを楽しむひとときも。
    マイクルは少しずれた地点に出てしまい、あれやこれやで勇敢だが少々いかれている老人の船で現場に到着。取材する側ではなく、はからずもダンケルクの英雄となってしまう。
    歴史を改変することは出来ないという理論があるのだが、絶対とは言いきれず、マイクルが歴史を変えたのではと悩むことに。

    それぞれ、時期も場所もずれているのですが、なかなか帰還することが出来ないためにお互いを探し、大空襲のさなか、やっと合流します。
    別な時代に来た緊張を抱えつつ、細やかに描かれた情景の積み重なりから、またまた大変な危機に直面する彼ら。
    戦時下の勇気ある人々との助け合いに、いきいきとした感情が伝わるのが、さすがコニー・ウィリス!

    冒頭でダンワージー教授が非常に忙しそうにしていて、どたばた喜劇のような始まり。その理由は何だったのか?
    オックスフォードで何か起こっているのか?
    高校生のコリン少年(ポリーに恋している)は、どう絡んでくるか‥?
    それらの答えがすべて続編待ちというのが~つ、つらい‥
    「オールクリア」は警報解除という意味なので、すっきり解決するんでしょうね!!?
    続編が出るまで我慢してから読んだから、まあもうすぐなんですけど(笑)

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    2013年09月28日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    勿論「ブラックアウト」「オールクリア1・2」が余りにも素晴らしかったので勢いで読みます。なんですか、この表紙は?ラノベ?少女マンガ?(ブクロクで表示される表紙と違います)
    文庫本で上下2冊、分厚い!でも「ブラックアウト」シリーズに比べれば屁の河童。さぁ!読むぞ~!

    面白い!感想は下巻で。

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    2013年09月17日
  • オール・クリア2

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    どうなるかなー、絶対まとまらないだろうなー、と思いながら読んでいましたが、
    全ては収まるところに収まるのでした。
    コニーウィリス恐ろしい。
    泣きそう。

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    2013年08月30日
  • オール・クリア2

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    延々と引っ張り続けられたストーリーを読んできただけに、
    以前に読んだ場面を別視点からの正解編で、
    次々とフラッシュバック的に畳み掛けられ昇天寸前です。
    名作、傑作だわ、これ。

    2010 年 ネビュラ賞長編小説部門受賞作品(ブラックアウト / オール・クリア)。
    2011 年 ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品(ブラックアウト / オール・クリア)。
    2011 年 ローカス賞 SF 長篇部門受賞作品(ブラックアウト / オール・クリア)。

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    2013年08月30日
  • オール・クリア2

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    SFで、第二次世界大戦の歴史ものだが、その世界を細部に至るまできっちりと描いていて、その中で登場人物が生き生きと動き回る。
    「ブラックアウト」のみの登場人物と思っていた人が、こちらでもしっかりと活躍する。話に無駄がない。
    コニー・ウィリスはホント長編向きの作者だ。

    今、「オールクリア 2」の3/4くらいまで読み進んできたところ。だんだんと明らかになって来ているが、まだ結末がどうなるのかわからない。残りを読み終わるのが惜しいような気がしている。

    「あ、あのときは実はこうだったのか」とタイムトラベルの醍醐味を味あわせてくれる。タイムトラベルものでは昔読んだ小松左京の「時の顔」が秀逸だったが、こちらの方が精緻に書き込んでいるので迫力がある。

    読み終わって。
    あれだけ広範囲に話を広げまくって、それをきっちりまとめるのだから恐ろしい人だ。
    あーあ、もう読み終わってしまった。名残惜しい。

    今回は、お盆休みということで、家族が旅行に出た静かな時間にじっくり楽しめた。
    こういう小説は、骨折して入院したりしたときには救いの神だ。
    「骨折って良かった」と思ってしまうかも。
    年取って骨折してもこういう本を事前に用意しておけば、惚けずにすむかもね(目が丈夫だったらの条件付きなので当方は厳しそう)。

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    2013年08月18日
  • オール・クリア1

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    とても長い長編「ブラック・アウト」が前編でこれが後編。しかも2巻という長さ。

    ブラックアウトは、歴史教育物語のような様相を呈していたが、「1」でもいろいろな話が出てくる。まあ、「2」があるからまだまだ大丈夫ということなんだろう。
    話がうまいので、ぐんぐんと引き込まれてしまう。
    しかし、これだけ話が広がっているが、回収チームの影さえ無い。さあどうなるんだろう。
    「2」が楽しみだ。

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    2013年08月18日
  • 航路(上)

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    ヴィレッジブックス版の文庫が本棚の何処かに眠っていて、オールクリアもまだ読み終わっていないけど、買ってしまいました。
    断言しますが自分の読書人生の中でベストテンの一位二位を争う本です。読みながら足踏みをした本は本書が始めてかも。そしてラスト・・・。これから読む人は幸せです。

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    2013年08月14日
  • 犬は勘定に入れません(下) あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎

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    これならばわたしにもわかる。なるほどSFですね。主題はタイムパラドクスであり、メイントリックもタイムパラドクスなんだもの。そして真犯人は執事でも無害な老婦人でもなく…だと!うわー拍手喝采。そして巻頭の引用が思い起こされるわけさ。いわく「神は細部に宿る」…お見事でした!
    まあしかしこの小説の楽しいところはこまごまと散りばめられたイギリスミステリとヴィクトリア朝(追記してオクスフォードw)に関する小ネタやお遊びでもあるわけですが。これは確かにニヤニヤしたくなる。そしてそれらが結構伏線めいた働きもしているところがまた楽しい。ニヤニヤ。
    ジャンルなど気にせず「面白そうだな」だけで手に取ってほしい、そんな小説。いやはや面白かった。

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    2013年08月14日
  • 犬は勘定に入れません(下) あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎

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    好みの作品、ど真ん中。

    フィンチがジーヴス並みの執事ぶりをほめられてすごく喜ぶとことか、うまいなぁ

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    2015年11月02日