大森望のレビュー一覧

  • 三体2 黒暗森林 上

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    人類滅亡の危機が迫る圧倒的な緊迫感と、主人公・羅輯(ルオ・ジー)のどこか突き放したような私生活。そのあまりに歪な対比と、彼の掴みどころのない行動論理に引き込まれるうちに、物語は一気に加速していく。上巻を読み終えた瞬間、すぐさま下巻を手に取らずにはいられない一冊だ。

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    2026年02月16日
  • 息吹

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    ネタバレ

    「予期される未来」
    が短編やけどすごく好きだった。

    ◉追記
    映画「メッセージ」の原作が、あなたの人生の物語/テッド・チャンだったことを知って改めて見返した。
    10年前に観た時は全然理解できなかったけど、「予期される未来」とは対になるようなメッセージ性を感じた。改めて観た映画もすごくよかった。

    ◉文章
    ・自分の記憶を信用できないとしたら、わたしかいくら個人的な内省に時間を費やしているといっても、とれどけ説得力があるだろう。
    ・思っている以上に多くの記憶が捏造されていて、セルフイメージを築く礎石となっている前提条件のいくつかが実際に嘘だということだ。
    ・ある特定の傾向の行動を何年もとりつづける

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    2026年02月02日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    主要人物の一人である羅輯(ルオ・ジー)に関わる2人の女性の話し方がとても印象的。「作者のコントロールを離れ、やがて彼らの次の行動が予測不能になる。作者はただ好奇心に駆られて彼らのあとをついていき、彼らの生活の細部を除きま見たいに観察して記録する。それが名作になるのよ。」- 羅輯の元恋人である女性小説家から、小説を書いてプレゼントしてほしいとお願いされ書き始めるが羅輯の中で登場人物が自在に動き出すことに悩む。女性小説家は、作者が登場人物をコントロールするのではなく、真に才能のある小説家であれば登場人物は自由気ままに動き回り、作者はただそれを記録するだけだとするメッセージ。
    「ええ。人間の表情、と

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    2026年01月31日
  • 三体3 死神永生 下

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    とんでもない作品だった。後半部分は読んでいて自分の理解と想像が追いつけているのか不安になってしまった。まあ追いつけはしなかった。
    話しのスケール感は大きいが人間臭さがある登場人物に魅了され、最後100ページの展開は美しくも感動的で引き込まれた。
    現代から始まった物語がここまで連れて行ってくれるなんてやっぱり読書はいいものだ。

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    2026年01月29日
  • 三体X 観想之宙

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    ツッコミどころはあるが、これはこれで面白かった!

    三体シリーズのファンであった著者が、『死神永生』のその後を自身のオリジナルとして二次創作した本作。
    もはや三体危機どころの騒ぎではなく、「神々の戦いかよ」ってくらいに壮大すぎる物語へと変貌…笑笑

    今後読まれる方は、三体第4部作ではなく、あくまでもマルチバース版として読まれることをおすすめする。

    それにしても自分がイメージしてた智子が見事に崩壊した爆笑!






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    2026年01月22日
  • 超新星紀元

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    「三体」でブレイクした作者の第一長編だそう。
    太陽系付近で超新星爆発が発生したらどうなるか…。
    発想がとてもユニークで記述がすごく細かい。
    三体が借りれなかったのでこちらを借りたが、なかなか面白かった。

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    2026年01月18日
  • 三体3 死神永生 上

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    ◯階梯計画
    ◯ラダー・プロジェクトが気持ち悪い。
    ◯ラダー・プロジェクトの気持ち悪さが、「世界99」みたいな話になってきてる。
    ◯ひどい世界だ〜。
    ◯黒暗森林がイマイチ納得できないんだけど、ほんとに見つけた瞬間に攻撃するの?
    ◯面白い。わからないところは、あるけど読む手が止まらない。

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    2026年01月15日
  • キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを

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    ヴォネガットが臨死体験をしたというのはたぶんホント。それがアイデアの発端。天国の門まで行って引き返してくるが、門のところを歩いているだれかにインタビューする。そのだれかが20人。
    冒頭のだれかは、亡くなったばかりの発達心理学者のメアリー・エインスワース。子どもと親の心理的絆、愛着の研究で有名。赤ちゃんで亡くなった場合、天国での愛着の形成はどうなるか、それに答えている。
    メアリー・シェリーへのインタビューがおもしろい。エンディングは傑作。(トリビアもある。メアリーは2人の子を産んだあとに、あの『フランケンシュタイン』を書いた。まだ20歳にもなっていなかった!)
    しかし、小道具&タイトルに、あの医

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    2026年01月15日
  • 三体3 死神永生 上

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    ネタバレ

    黒暗森林の着地が良かっただけに、「蛇足」なんじゃないかと思ってたが、そんなことは杞憂だった。
    まるで人類の宇宙戦艦が光速の1%に加速するようにだんだんと面白く、あるいは智子が低次元展開するかの如くお話の風呂敷が広がり、これをどう畳み込むのか下巻が楽しみである。

    たぶん現実世界の大衆をモデルにしているんだろうけど、物語に登場する市井の人々がおバカすぎて、三体人に粛正された方が良いのでは?とウンジェのような感想を抱いた。

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    2026年01月14日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    ◯面白かった。
    ◯頭の中で作った理想の女性が現れて、恋愛して子供作るとか最高じゃん。
    ◯ソフォンはバレないって一部での話だけど、二部では速攻なんの説明もなくバレてるのは??
    ◯とにかく難解。
    内容も、まぁ難しい部分はあるんだけど、それより難しいのは人の名前(笑)とにかく覚えられない(笑)
    ずっと隣に人物相関図と検索するためのスマホを置いてる。


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    2026年01月13日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    難しかったです!
    いや、話の内容は前作ほど理系に浸っておらず読み取りやすいのですが、蟻の視点からの叙述やラオジーが小説家の元カノに理想の女性を導き出される話など、展開が重層的で特に前半はよくわからず難しく感じました。
    しかし面壁計画が出てくるあたりから少しずつ面白くなりました。
    ハッブルⅡ望遠鏡に映る「刷毛」、迫ってきますね彼らは確実に。
    次巻も楽しみです。

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    2026年01月05日
  • 三体X 観想之宙

    H

    購入済み

    三体・Ⅱ・Ⅲ、0を読み、その構想の雄大さに、中国の広さを感じました。Xは、この三体のスピンオフの小説です。三体の間を埋めるような内容です。三体が楽しく読めた方は、読んで欲しい作品です。

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    2026年01月02日
  • 別冊NHK100分de名著 フィクションの超越者 筒井康隆

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    ネタバレ

    私がかなり筒井作品を読んできたとはいえ、学生時代の集中した読書がメインで、その後は一気にペースダウン。さらには、私の読み方といえばほとんどエンターテインメント軸なので、各人のどの評を読んでも感心してしまう。
    本書全体の掲載記事にはとても丁寧な語彙の注釈・解説が全ページの下1/4の欄外に掲載されている。文学用語や作家名・作品名(私は極めて無知で助かる)だけでなく、常識ではないかと思うような昔の事件まで注釈になっている、と驚いたが、よく考えれば、私が年寄りだから知っていることが多いのだと気づいた。若い人は大阪万博や三島事件だって知らないのも無理はない。

    1. 中条省平(フランス文学者)
    テーマは

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    2025年12月15日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    主人公が汪淼から羅輯に変わる。汪淼は出てこない。

    人間は嘘をつくことから、三体側に人類は敵としてみなされる。
    そこを逆手に取る形で、考え出された面壁計画。科学者や元大統領、元国防長官などが選ばれる中、羅輯の名前が呼ばれる。
    途中、羅輯がむかし書いた小説の話とか、理想の彼女の話とか、何読んでるのかと思うほど脱線した気がするが、必要だったのかな…

    上巻は面壁計画の話が中心。そのまま下巻へ。

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    2025年12月10日
  • 白亜紀往事

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    アリの集団知性と恐竜の圧倒的な個体能力。本来交わるはずのない二つの種が、互いの長所を補い合い、短所をカバーしながら「文明」を築き上げていくプロセスが、あまりにも緻密で説得力に満ちていました。
    それぞれの生物学的特徴が、単なる設定に留まらず、物語を複雑化させ、やがて壮大な歴史のうねりへと昇華していく筆致は圧巻です。自然界の理(ことわり)とSF的な想像力が最高の形で融合した、まさに「素晴らしい」の一言に尽きる読書体験でした。

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    2025年12月09日
  • 三体3 死神永生 上

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    非常に面白かったですが、下巻もあるためあえて星4にします。
    今回の主人公がルオジーからチェンシンになりましたが非常に魅力的な登場人物でした。物語の前半の賢いアイデアの数々から後半では人類の代表のような形になるくらいの出世でしたが、変わらず彼女らしい選択の心情の数々で良かったです。
    これからこの物語がどう終幕するのか楽しみで仕方がないです。

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    2025年12月07日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    ようやく物語が動き出した感がします。ただところどころ描写が冗長に感じる部分もありました。後々意味を持ってくるのだろうとは思いつつ我慢しながら読んでいます。全巻一気に読まないと話が分からなくなりますね。
    3冊目に期待しています。

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    2025年12月06日
  • 三体X 観想之宙

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    Audibleで聴読。
    三体シリーズのファンが書いた作品らしいが、三体シリーズの中で正直一番読みやすかった。SFの描写はこれまでよりかは解説のように丁寧に書かれていて、恋愛的な描写が多かったように感じた。世界に人類が2人だけになったらどうするだろうと考えながら読んだ。
    10次元の宇宙が全然想像出来ないが、200年後くらいの文明ではこの小説のような技術が出来ているのかと思うと、冬眠してタイムスリップしてみたいと思った。

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    2025年12月04日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    前作同様難しくて理解しづらい部分もありますが、最高に面白いです。主要人物の後半のまくり方が最高に気持ちいいですね。
    SFを読んだことが三体以外ほとんどないので毎回このスケールの大きさに圧倒されてしまいますが、それでいて非常に細かくて良い描写ばかりで楽しいです。下巻も楽しみです。

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    2025年11月24日
  • 三体3 死神永生 上

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    ネタバレ

    前回で綺麗に終わったと思いきや絶望に突き落とされ地球があそこまでになるとは思いもしなかった!これからどうなるのか最後展開が全然読めない。下巻でどうなるのか楽しみです。

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    2025年11月17日