麻見和史のレビュー一覧

  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    シリーズ6作目。読んでからだいぶ間が開いてしまったので記憶がやや薄れ気味ですが、今回は事件よりも塔子の刑事としての方向性が垣間見えた点が「良いな」と思ったことが印象に残っています。

    その場面は、緑川の妻に捜査協力を依頼する場面だったと思うのですが、その内容に他の女性刑事物にない独創性を感じました。

    女性が主人公の刑事物というと、女刑事が男顔負けの活躍をする意外性とギャップから爽快感のようなカタルシスを感じさせるものが多いと思ってますが、本作はそうした点で差別化が図れているように思った次第です。

    今後、この点を拡充してもらえるのであれば興味をもって続編を手に取っていきたいと思うのですが、そ

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    2017年05月31日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    シリーズ5作目。顔が消され、腹部に数字が書かれるという連続殺人事件という、猟奇性が高く、また創造力がいろいろ刺激される事件は(不謹慎な表現ですが)魅力的で惹き込まれます。

    事件の真相も複数の思惑が交錯する複雑な内容でしたが、難しすぎず、かつ意表をつかれたもので結構楽しめました。特に「63」の事件で残された人たちの気持ちを考え出すと、複雑な心境にさせられてしまいました。

    こういう手放しで喜べない系(?)の結末は印象に残りやすく、個人的には好みのタイプなので、本作は1作目に次いで楽しめる内容となりました。

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    2017年05月10日
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班

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    捜査一課十一係シリーズ4作目。
    このシリーズの面白さは伏線の見事さにある。
    何気ない会話、つい聞き逃してしまいがちな証言、そして捜査の最中に見聞きした記憶。
    犯人へとつながる見えない糸が、それらの中に隠されている。
    すべてがひとつに結びついたとき、真犯人の姿が浮かび上がってくる過程は読んでいてドキドキする。
    塔子と鷹野のコンビも相変わらずだ。
    犯人の思惑に翻弄され、事件解決への道筋がまったく見えないときも、このコンビはけっして諦めない。
    「鷹野くんも」の「も」に妙にこだわる鷹野も楽しい。
    警察小説だけでなく、ミステリーを書くためには様々な知識が必要なのだとあらためて思う。
    事件解決へのきっかけ

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    2017年04月11日
  • 警視庁文書捜査官

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    万能鑑定士ほど派手さはないが、なんだか好感の持てる話だった。続けば、よりキャラが立ってくると思うが、続くといいね

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    2017年03月22日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    シリーズとして安定感している。

    猟奇的な事件から始まり、
    今回はどうなるのか・・・と思ったものの
    そこまで劇的な展開とまではいかず。

    ただ、読ませる面白さは健在。

    貧困や社会の不条理、家族愛など
    いろんな要素が盛り込まれていて
    悩みながら事件にあたる難しさというのが
    印象に残った。

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    2017年03月12日
  • 警視庁文書捜査官

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    麻見和史『警視庁文書捜査官』角川文庫。一風変わった女性刑事を主人公にした警察小説。

    右手首が切断された遺体。捜査一課文書解読班の班長にして異常な文字マニアの鳴海理沙警部補と矢代朋彦巡査部長が殺人現場に残されたメモや謎の文字ガードを手掛かりに事件の真相を追う。意外な展開、第二の殺人…事件の背後で暗躍する掃除屋の正体とは…

    些か強引な推理や展開があるものの、発想は面白い。もう少し納得出来る推理であれば、ストーリーも面白いものになったに違いない。非常に勿体無い。

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    2017年02月10日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    安定の面白さ。
    でも遺体を上下違う組み合わせにするトリックは他の本で読んだなー。あんまり恋愛要素とか入れないでほしいのだけど。。
    内藤了の藤堂比奈子シリーズとダブってきた笑。

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    2017年01月11日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    体に書かれた数字の意味は何か、何故犯人はそんな事をしたのかという、いわゆる犯行の動機を辿ってゆくミステリー。一応、犯人の意外性も。

    如月塔子の成長を楽しむミステリー。周りも含めた成長物語としての魅力も増している。続けて読みたくなる。

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    2016年02月25日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    もうシリーズ5作目なのか。これも結構面白かった。

    このシリーズ割りと好きなのだけど、何でかっていうと、物語の途中で事件の謎をまとめてくれる(わかりやすい!)のと、結構早めに犯人が分かるものの、そこから明かされる真相に驚かされるから。今回も心臓移植とか戸籍交換とか、事件と関係がなさそうな小さなピースが合わさって謎が解けてゆく。とても気持ちいい。
    実際にこういった猟奇的かつ謎めいた殺人事件があるのかどうかは謎だけども。

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    2016年02月03日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    警視庁殺人分析班の若手女性刑事の如月塔子を主人公にしたシリーズの第5弾。

    今回は顔や両腕を薬品で損壊する残酷な猟奇殺人を巡り、如月塔子ら殺人分析班のメンバーが犯人を追い詰める。遺体に残された謎の数字とポストカード。そして、第二、第三の事件が…

    全く正体が解らぬ犯人像に少しずつ迫る面白さに余りにも出来過ぎた偶然という相反する要素に、確かに先のストーリーは読めないが、少し陳腐さも感じた。しかし、シリーズを重ねるごとに面白さは増しており、その分、読者の要求も高くなっているのは確かだ。

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    2016年01月19日
  • 屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香

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    山猫と名乗る犯人による連続猟奇殺人事件を追うCS放送の報道記者・早乙女綾香は、山猫による殺人の手口が十年前の殺人事件と類似している事に気付く…

    主人公がCS放送の女性報道記者と異色の設定であり、ミステリーとしても読み応えのある作品だった。主人公が同僚とともに少しづつ事件の真相に迫る過程はスリリングである。

    恐らく、殺人分析班シリーズ同様、シリーズ化されるのではないかな。

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    2014年10月12日
  • 凍結事案捜査班 時の氷解

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    難ありで集められた凍結事案捜査班の
    メンバーが未解決事件を解決。

    やたらと引きが強い、元捜査一課の藤木と
    そらぞれに難を背負った面々。

    個々にバラバラなようでいて、
    当たり前に互いが互いを気遣い助け合う
    仲間同士の関係性があったかい。

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    2026年05月05日
  • 凍結事案捜査班 時の呪縛

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    シリーズを遡りましたが違和感なく読み進めました。でも、犯罪内容が残酷でヘロヘロにはなりました。淡々としていますが真相に食らいつく刑事たちの執念が伝わります。

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    2026年04月29日
  • 殺意の勲章 猟奇殺人捜査ファイル

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    ネタバレ

    推理してみた、広瀬刑事は凶悪で猟奇的な殺人を犯してしまうだろう、彼女しか理解できない憤りにより遺体は損壊され警察をあざ笑うかのようなメッセージ付きの事件だ
    異常で猟奇的な事件だと筆が乗る著者の麻見和史先生は過去の犯罪を誇示したくてたまらず推理作家になったに違いない

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    2026年04月25日
  • 石の繭 警視庁殺人分析班

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    犯人が判明してくるのに姿が見えないところがゾワッと不気味だった。全てが明らかになったときにわからなかったことが繋がってスッキリした。

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    2026年04月23日
  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班

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    皆目見当もつかないということもなく、ただかと言ってすぐ犯人にたどり着く訳でもなく。
    すごいいい塩梅でサクサク読める。
    前回同様、途中に今残ってる謎リストが展開されるので、自分の中でも整理しながら読める。

    加賀美がいつも帰る時に「ただいま」を言う理由がわかった時に、だいぶ加賀美の印象が変わった。
    すごい寡黙で真面目な人なんだろうな。

    最後は正直そんなわけあるかい!って気持ちもあったが、実際そんなことを受け入れてくれるのだろうか...?
    それが気になった。

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    2026年04月13日
  • これが最後の仕事になる

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    色んな方の短編が読めるとの事で拝読。
    胸糞が多かったように思う。最初の2つが個人的に不快で、次も不快なものならやめようと思っていたが、3つ目、親友は良い話なので読み進めた。
    半分以上が不快なように思う。あくまで個人の感想である。
    そんな中面白いのが何作か合えたので良かった。

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    2026年04月08日
  • 警視庁文書捜査官

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    R8.4月スタート朝日放送、鈴木京香『未解決の女』、初回拡大SPに鶴見辰吾&影山優佳がゲスト出演!
    中々、内容の深い小説、サスペンスですねー、人質になった白岡市内社長の娘が、残したカードと記述者の解読で犯人、犯罪を解明する、TVドラマには先が見えないから面白く作れそうだけど、脚本家、俳優陣がしっかり力組めば出来るか楽しみ!ポイントは、掃除屋の力量かなー
    科学捜査係の財津喜延係長
    「資料保管室」矢代朋彦巡査部長、班長鳴海理沙警部補、捜査一課四係の川奈部孝史警部補、係長古賀清成警部、財津係長、被害者、東遼平、ミヤタ興業社長の宮田伴男、第二の被害者、名前の欄に《森脇美津夫》、過去にひけ逃げ事件て、殺

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    2026年04月06日
  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班

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    かなり淡々と話が進む印象。特に行き詰ることもなく、ほどよくスムーズに展開する。
    警察ものはほぼ読んだことがないけど、ほかもこんな感じなんだろうか。

    「分析班」と言う割に、チームで分析できてる部分がとても少なかったように感じる。TVドラマならこれで違和感ないかもしれないけど。

    シリーズものだけど、主人公の性格(真っ直ぐで正義感の強い積極的な新米刑事)と、相棒との組み合わせが個人的にあまり合わなかった。

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    2026年03月09日
  • 凍結事案捜査班 時の氷解

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    読みやすいし、事件の内容自体は面白い。
    ただ、主人公のおっさんが、奥さんのこと忘れられないと言いながら、特に好きでもない相手と次に踏み出そうとするのが、普通に気持ち悪い。
    捜査においても、主人公がイマイチで、もっと魅力的なキャラクターならなぁ、と感じた。

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    2026年03月01日