麻見和史のレビュー一覧

  • 灰の轍 警視庁文書捜査官

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    シリーズ、第四弾。

    老人の絞殺死体が発見され、警視庁捜査一課 科学捜査係 文書解読班に、出動命令が下る。

    被害者のそばにあった謎のメモ。
    『ゆにぞんころすげきやくしたい』とは、何を意味するのか?

    捜査は混迷を深めるが、やがて、被害者の甥が重要参考人として、浮かび上がる。
    しかし、その甥が死体で発見され、捜査は更に混迷を深める。

    5年前、老人の妻が火災で亡くなった事が明らかに。
    事件・事故など、見方は色々あったか、結局、事故で決着。果たして、本当に事故だったのか?
    そして、今回の事件の遠因だったのではないか?

    リーダーの鳴海に八代、夏目の3人に加え、今回は、科学捜査係から元ITエンジニ

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    2021年09月19日
  • 石の繭 警視庁殺人分析班

    ネタバレ 購入済み

    ドラマを見てからずっと気になっていたものの、なかなか読む機会がなかった麻見和史さんの「殺人分析班」シリーズ。
    この際、大人買いして全作を一気に読んでしまうつもりですが、記念すべきその一作目がこの「石の繭」です。

    ヒロイン如月塔子が所属するのは、早瀬泰之係長率いる警視庁捜査第一課殺人犯捜査第十一係。 
    他に、門脇仁志、鷹野秀昭、徳重英次、尾留川圭介の4人の先輩刑事が所属する。
    特に鷹野は、捜査一課の中でも一目置かれる存在で、細かな観察と推論を積み重ねる捜査で検挙率が群を抜く優秀な刑事。
    しかし、普段は飄々として掴みどころの無いちょっとした変わり者。
    そんな鷹野は塔子の指導係。鷹野

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    2021年09月09日
  • 無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿

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    マイナスな黒とプラスな白、いい感じでした。まぁ、もと看護師だからって、ちょっと変な感じはありましたが。

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    2021年08月23日
  • 鷹の砦 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    如月が人質になった時、めっちゃヒヤヒヤした。このまま助からないんじゃないかって(シリーズ物で続いてるにも関わらず)、ついついそんなことを思ってしまって、焦りながら読んでしまった。
    鷹野が如月を見つける瞬間、私の中ではもう映画のワンシーンでした。笑
    あの二人まじ推し!

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    2021年08月17日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    塔子をはじめて近くに感じた。塔子の恐怖とか葛藤とか想いとか全部ひっくるめて親近感湧いた。鷹野主任もあつい。鷹野と塔子のコンビもだんだん板に付いてきた!

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    2021年08月07日
  • 無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿

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    テンポよく読めた。
    いつも長編推理小説だが、今回は短編小説だったのでサクサク読めた。
    元看護師という異色な経歴の刑事と不運続きの刑事。いつか殺人分析班と捜査できる日が来るといいな。

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    2021年06月30日
  • 茨の墓標 警視庁文書捜査官

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    不気味な四行詩に沿った連続見立て殺人が発生!
    都内の住宅街で土に埋められていた身元不明の刺殺遺体。
    そのポケットから出てきたのは、現場の状況を想起させるような謎の四行詩だった――。
    文書解読班リーダーの理沙(りさ)が詩の解読に取り組み、矢代(やしろ)と夏目(なつめ)は被害者の身元を追うが、新たな詩とその内容に見立てたかのような遺体が出てしまう。
    理沙たちはやがて、奥多摩のとある集落にたどり着き……。
    複雑に絡まる過去の糸。そして詩のからくりが解かれるとき、戦慄の事実が明らかになる!

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    2021年06月19日
  • 無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿

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    麻見和史『無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿』双葉文庫。

    本所署刑事課に所属し、その苗字からいつも損をしている黒星達成と元看護婦の経歴を持つ白石雪乃のコンビの活躍を描いた連作短編集。5編を収録。いつも鋭い推理を発揮する年下の白石に対して、ネガティブ思考の黒星の方はサポート役に徹している感じ。描かれる事件は深刻なのだが、黒星と白石の白黒コンビの軽妙な掛け合いと後半の畳み掛けるような謎解きで、意外にもライトな作品に仕上がっている。

    『星の傷痕』。パチプロの男性の変死事件。男性の身体には死後に傷付けられた3つのアスタリスクマークと警察を挑発するメモが残されていた。猟奇連続殺人の幕開けか……

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    2021年06月15日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    このシリーズは登場人物や犯人の心理が丁寧に描写されていて感情移入しやすい。最初はなかなか覚えられなかったたくさんの警察関係者も回を追うごとにキャラクターが立ってきてとても面白く読める。重過ぎず、エンターテイメントとしても楽しく読める稀有な良作。

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    2021年06月13日
  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班

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    捜査アドベンチャーゲーム感覚
    心地よい
    過剰演出、ハラスメント人物登場せず
    いつメンたちが、淡々と捜査

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    2021年06月12日
  • 鷹の砦 警視庁殺人分析班

    ネタバレ 購入済み

    あ~~あ~~

    警視庁殺人分析班と捜査一課十一係って、同じシリーズだったんだ~~。
    面白かったけど、また、買っちゃった。残念。
    同じシリーズですとかって書いてあったんだろうけど……あ~~あ~~

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    2021年05月25日
  • 茨の墓標 警視庁文書捜査官

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    安定の充実感。面白かったです。

    文字の神様、の文言を見るとドラマの一場面を思い出す。そうするとストーリーのイメージとの乖離があって辛いんだけど。

    今回の謎解き、何となく流れは読めたんだけど、犯人と動機のところが結びつかなかった。してやられた感が大きいな。

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    2021年04月28日
  • 緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ

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    警視庁文書捜査官シリーズ。

    ドラマを観て、面白いなーと思っていて、原作を読み始めたが。
    ドラマと小説だと、やはり設定が違う。
    小説の鳴海理沙は、ドラマの矢代トモみたい。
    でも、ドラマの影響で、鳴海理沙は、脳内で鈴木京香さんに変換されるので、ギャップが大きい(笑)

    でも、小説は小説で楽しいし、スピード感があるので、あっという間に読み終わる。
    このシリーズ、すきだなー。

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    2021年04月24日
  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班

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    「ワンパターンか?」と思いきや、最後はすっきりしつつ意表をつかれたラスト。二人の関係の今後の展開も気になる。タイトルの使い方も良かった!

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    2021年04月17日
  • 茨の墓標 警視庁文書捜査官

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    麻見和史『茨の墓標 警視庁文書捜査官』角川文庫。

    シリーズ第8弾。

    テレビドラマ化されたこともあり、異常な文字マニアの鳴海理沙警部補のイメージが頭の中に浮かび、読み易い。テレビドラマでは矢代は女性だったが……

    今回の謎解きは少しスッキリしないところがあるが、ストーリーは面白い。

    小金井市の廃屋で土に埋められた身元不明の男性の刺殺体が発見される。被害者のポケットに残されていた謎の四行詩。文書解読班の鳴海理沙と矢代、夏目は文書の解読と被害者の身元を調査を行うが、類似の四行詩を残す第2の殺人事件が起きる。そして、第1の殺人事件の物証から浮かび上がる10年前の未解決殺人事件との関係。さらには第

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    2021年04月01日
  • 灰の轍 警視庁文書捜査官

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    警視庁文書捜査官シリーズ、4作目。

    今回から、文書解読班にIT担当の若手捜査官が加わることに。シリーズを重ねるにつれてチームが出来上がってきている感じ。鳴海も含め、夏目も初登場時の印象はいまいちだったけど、意外とキャラに好感を覚えてきたので、シリーズとして読み進めやすくなったかも。エピソード・ゼロの国木田刑事ももう出番なしかと思いきや、再登場してくれて結構テンション上がった。文書解読班ならではの捜査力も生かされていて、ストーリー展開はよく考えられていると思う。今後どういった事件を文書解読班が解決していくか期待。

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    2021年02月02日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    もう6作目かといった感じです。一昨年あたりからこのシリーズに手を出し始めたのでまだまだ追いつけないですが、班としてのまとまりも塔子ちゃんの成長も一歩ずつ進んでいるのがよくわかります。

    今回は今までに比べると事件の緊迫感が少ない感じがしましたが、最後のどんでん返しはこのシリーズの醍醐味だと思いました。

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    2021年01月25日
  • 死者の盟約―警視庁特捜7―(新潮文庫)

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    特捜7シリーズ、2作目。

    1作目と同様、何故か特捜チーム外の所轄の女性刑事である里中の活躍が一番目立つ。ただ、里中の変人刑事ぶりが意外と愛嬌があって、好感を持って読めた。一歩間違えばウザキャラになってしまいそうだが、紙一重で収まっているところが良し。他のメンバーも個性があって、特捜7+里中で上手く捜査が出来ていたように思う。佐倉が目論む女性組織の「佐倉の園」の今後も期待したい。
    猟奇事件と誘拐事件が絡まる複雑な事件の様相だったが、いつもながらプロットをきちんと練って書かれている著者さんであるからか、変にトリックだけ仰々しい、といったものではなく、違和感なく読めた。捜査の方も筋道立っていて良き

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    2021年01月13日
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班

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    どんどん成長していく塔子ちゃんです。

    なかなか犯人の目的や事件の方向性が分からないですが、本当に小さなヒントから筋読みが進んだ時、一気に読みたくなる安定感があります。

    伏線とも思えない小さなことも最後には必要な情報だったりして、思わず確認してしまいました。

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    2021年01月02日
  • 愚者の檻 警視庁文書捜査官

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    警視庁文書捜査官シリーズの6作目。これはまだ波瑠さん主演のドラマでは取り上げられてない話(2020年12月現在)。口の中に金属活字が押し込まれた連続殺人をチームが解決する。チームがチームらしくなっていい感じに読めた。暗号解読もあって面白い。ただ、事件自体のリアリティを求める人にはお勧めできないですが・・・

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    2020年12月01日