麻見和史のレビュー一覧

  • 擬態の殻 刑事・一條聡志

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    麻見和史『擬態の殻 刑事・一條聡士』朝日文庫。

    書き下ろし作品。一匹狼の刑事・一條聡士が相棒の新米女性刑事の福地麻衣子と共に警察関係者猟奇連続殺人事件の謎に迫る。

    またまた面白い警察小説シリーズが開幕したようだ。主人公の一條聡士のはみ出し刑事ぶりと時折見せる男の優しさが良い。悲惨な猟奇連続殺人事件の全貌よりも、途中からは福地麻衣子が抱える背後の大きな謎の方が気になった。そういう意味ではシリーズ第1作としての役割を充分果たした作品と言えるのではなかろうか。



    描かれる事件は確かに残虐で警察組織をも揺るがすものであったが、今更ながら驚くようなものではなかった。そう感じたのは現代社会で実際に

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    2019年02月11日
  • 警視庁文書捜査官

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    麻見和史の刑事ものミステリーです。
    文から犯人を捜査していく、今までにない捜査手法を中心にしています。
    海外ドラマでプロファイルの一部分として描かれているのは見たことあるけど、メインにするのは新しいと思います。
    ドラマも見ましたが、雰囲気が全然違います。
    ストーリーも流石麻見さんって感じでしょうか。
    ただ、この手の専門職はオタクになってしまっているのが
    もはやテンプレートで、新鮮味がありません。

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    2019年01月26日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    麻見和史『雨色の仔羊 警視庁殺人分析班』講談社文庫。

    シリーズ第8弾。このシリーズは陰惨な殺人事件の経緯・真相と共に主人公の如月塔子が捜査を通じて、刑事として成長していく過程を描く物語である。

    シリーズ第1弾はまあまあで、第2弾から第4弾までが面白く、第5、第6、第7弾と失速した感があったが、この第8弾で幾分持ち直した感がある。惜しいのは終盤に描かれる犯人の主張だ。余りにもぶっ飛んだ論理展開に少し白けた。でも、全体的には及第点レベルではないだろうか。

    シリーズはまだまだ続くようだ。

    今回は母親と共に束の間の休暇を楽しんでいた如月塔子が上司の命令で血でSOSの書かれたタオルを調査したとこ

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    2019年01月23日
  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班

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    うーん。
    星3.5かなぁ。
    シリーズも進んできたし 書き手としては 鷹野主任が入院して 新しい一歩を踏み出す塔子が見どころなんだろうけど
    わたしが読みたかったのとは ちょっと違ったかなぁ。
    虚空の糸あたりから 塔子も頼もしくなってきて 鷹野主任とのコンビも 塔子のヒラメキと鷹野主任の緻密な捜査の 絶妙な組合せが 巻を増すごとにブラッシュアップされてきてる気がして良かったんだけどなぁ。今回もさらに輝きを増したであろう絶妙なコンビネーションが読みたかったので残念。あと 毎回最後の一捻りが なるほどねーって感じだったんだけど 今回はあまり冴えてなかったような…。
    鷹野主任のキャラも今回ちょっとブレ

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    2019年01月22日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    前作同様に 最後にどんでん返し。
    途中で あれ?と思った正体はこれかー?と思った。
    最後の方で 鷹野主任がまさかの誕生日プレゼントを渡すシーン。とーとつだなぁ 笑。なぜか 恋愛がらみになるシリーズ多いけど それって必要?っていつも思う。やんわり 憎からずってとこでよくない?と思う。このシリーズは このまま発展しなそうで良き良きと思ってたのになぁ。1番のどんでん返しかも 笑。

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    2019年01月20日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    2作目がイマイチだったけど これは面白かった。
    なんだろ。2作目って ちょっと難しかったのかなぁ。
    このシリーズは 塔子の魅力というより 脇を固めるチームのみんなのキャラクターだったり チームワークだったり また警察内部の人間関係だったり そういうのがいいんだよねぇ。それにしても こんな病気があるとは知らなかったなぁ。

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    2019年01月19日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    やっぱり塔子さんがどんどん頼もしくなっている。気付く所は気付けるし、落ち込むべき所は落ち込んでいる。とても難しい問題だと思う、私も、どうぞ、と差し出されたら素直に受けられるのかなって思う。自分の器の小ささを自覚できる人でありたい。どちらの父親も相当自分勝手で、生きることを強要されたような娘には地獄の真相だったのではないかと思う。それでも生きていて良かったと思える人生であることを祈りたい。逆恨み的な所もある犯人で、それ故にここまで残酷になれる事が怖かった。

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    2018年12月23日
  • 警視庁文書捜査官

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    鳴海 理沙、警視庁捜査一課 科学捜査係 文書解読班の警部補。
    その実態は、人の文章やメモに異常な関心を寄せる『文字オタク』、『文字フェチ』。

    警視庁の「倉庫番」と陰口を叩かれながらも、文章
    心理学を駆使して、事件を解決に導く。

    ある日、杉並区で発見された遺体は、右手が切断され、現場にメモやアルファベットのカードがあった。
    いったい誰が、何の目的で?

    やがて、事件は、連続殺人から誘拐事件の様相を見せる。
    果たして、鳴海警部補と八代巡査部長は、事件を解決に導くことができるのか?

    本作はシリーズ物で、第一弾とのこと。
    他の作品も読みたいと思います。

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    2018年11月27日
  • 灰の轍 警視庁文書捜査官

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    麻見和史『灰の轍 警視庁文書捜査官』角川文庫。

    テレビドラマにもなったシリーズの最新刊。書き下ろし。テレビドラマを観ると登場人物をイメージしやすくなり、親近感が増すためか、小説が一層読みやすくなるようだ。

    独居老人の絞殺死体の傍らで見付かった殺人計画のメモを手掛りに鳴海理沙が率いる文書解読班の面々が連続殺人の謎に迫る。

    途中で事件の真相が解ってしまったのだが、まあまあ面白い。しかし、ストーリーの中核となる『ゆにぞんころすげきやくしたい』という謎の言葉の真相は些かこじつけ気味に感じた。

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    2018年11月25日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    塔子さん、ちょっと「頑張る」言い過ぎて「・・・」となる所もありましたが、失敗して、きちんと積み重ねて、克服して、成長していくのがやっぱり好感が持てました。変な正義感出して来ないのが本当に読みやすい。鷹野主任は相変わらず鋭いし。途中までは「そんな身勝手な・・・」という動機だったけれど、真実を知ればちょっとだけ同情してしまう。塔子の言葉が届いたような雰囲気なのが良かった。続きも楽しみです。

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    2018年11月21日
  • 沈黙する女たち

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    CS放送『クライムチャンネル』の取材記者・早乙女 綾香。そして、彼女とタッグを組むことになったのは、元刑事の久我。

    何かと衝突する元新聞記者と元刑事のふたり。

    そんな中、廃屋にて、女性の死体が発見され、更に連続殺人の様相を呈する。そして、『死体美術館』というダークなサイトに、その写真がアップされていた。
    いったい、誰が、なぜ?

    早乙女達が取材を重ねて行くと、ひとりの人物がクローズアップされる。彼の部屋から、様々な写真も発見され、いよいよ容疑が深まる。
    果たして、彼が容疑者なのか?

    最後の最後に、どんでん返しがありますが、なかなか悲しい動機ですね。

    次回作もありそう、、、
    期待します

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    2018年10月18日
  • 共犯レクイエム 公安外事五課

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    麻見和史の公安物だ。主人公は女性刑事篠原早紀。なぜか杉並署生活安全課少年係から警視庁の公安部外事五課へと移動になる。東欧の国ベラジエフ共和国の事を調べながら、しかも課長からの指示で先輩公安員も監視する事になる。今野敏氏の倉島警部補シリーズとまた異なり、この作品はなかなか面白かった。途中からある程度あらすじは読めたが、公安の協力者の作り方等もストーリに、入っており、本当かどうかは、別にして面白かった。

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    2018年10月14日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    今までのシリーズを通して1番最後が読めない展開でした。そして、偽善でもなんでも、、、というところにはたいへんぐっときました。職場が浅草界隈なこともあり、かなり塔子に共感してしまった作品。次回作も楽しみです

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    2018年08月21日
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班

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    読み終わったのに、さぁ次々となってしまうほど面白い。。鷹野主任かっこ良さは相変わらずでだったんだけど今回はストーリーも先が全く読めず、真犯人至ってはさっぱりわかってなかったので、え!まさか!!となりました。次の作品も楽しみです♪

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    2018年08月21日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    2作目がびみょうたったが、3作目は良かった(^^)第3作目にして、鷹野主任のかっこよさにメロメロになりました。イケメンすぎて、女性のわたしだからなのかもう次の作品が楽しみです。真っ赤な部屋の異常殺人と爆発テロがどう関わっているのかと、如月の爆発への恐怖というのが絡み合い素晴らしい作品でした。まさかの1日で一気読み(꒪⌓︎꒪)次の作品も購入しているので明日以降に読みますが、ストーリーはもちろん、鷹野主任への期待が半端ない

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    2018年08月21日
  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班

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    警視庁殺人分析班シリーズの「女神の骨格」を読んだ。面白かったので、次にこの作品を読んだ。タイトルの「蝶の力学」はあまり意味はなかった。警視庁捜査第一課殺人班捜査第十一係の如月塔子と先輩刑事鷹野秀明が活躍するシリーズだが、今回は最初の方で、その鷹野が、犯人に刺されて、入院し、別の先輩刑事と組んだ如月が、周りの助けを得ながら、活躍する。
    今回の殺人事件のネタ、保険金の「同時死亡の推定」は結構多くの刑事物に採用されている。別に新しくはないが、途中で、このネタが、直ぐわかってしまったのが惜しい。最後は少し捻ってくれてはいるが、もう少し捻って欲しかった。でも面白かった。

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    2018年08月11日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    この作家の作品を初めて読んだ。多くの刑事もの、そして主人公が女性刑事と言う話はかなり多いと思うが、その中でも大変面白かった。最後のドンデン返しとはならないが、途中からアレっと思うストリー。女性刑事如月塔子と先輩刑事鷹野が組んで、事件の背景と真実を追う物語。面白かった。

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    2018年08月11日
  • 深紅の断片 警防課救命チーム

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    すごく良くできた小説。かっちり組まれていて、それでテンポ良く気持ちよく読める。テーマに興味を持てるかっていうのはあるけど、読んで損はしない小説。

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    2018年07月13日
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班

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    マンションの非常階段で発見された、自殺を装った他殺死体。捜査一課の如月塔子が偽装の意味を思案するさなか、犯行声明と新たな殺害を仄めかすメールが警視庁へ届いた。翌日以降も、都民を毎日ひとりずつ殺していくという。警察への怒りを露にする犯人の、真の目的とは。殺人分析班の逆転の推理が冴える!

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    2018年06月25日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    空き家だった洋館で火災が発生。鎮火後、殺人分析班の如月塔子は納戸の奥に隠し部屋があることを知る。部屋には無数の蒐集品とともに、白骨化した遺体が布団に寝かされていた。しかも人骨の頭部は男性、胴体は女性のものと判明する。別の部屋からは血痕が。複雑怪奇な難事件に推理捜査チームはどう挑むのか。

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    2018年06月23日