麻見和史のレビュー一覧

  • 奈落の偶像 警視庁殺人分析班
    やっぱり面白かった

    あらすじ、8月13日、銀座7丁目のブティックのショーウィンドーで、男性の遺体が首を吊った状態で発見される(「ブティック事件」)。被害者が穿いていた靴下からは、黒いアルミホイルと蓄光テープが見つかる。しばらくして、付近で不審なICレコーダーが発見される。


    初めての共犯かな?
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  • 魔弾の標的 警視庁捜査一課十一係
    今回は鷹野ではなく門脇とのペア
    動物愛護が絡む
    欲を言えばいつもと違う組み合わせなら、もう少し違いが見えたら良かった
    門脇をかきたかったのかな
    他者からみた塔子と鷹野ももう少しあっても良かった
  • 茨の墓標 警視庁文書捜査官
    シリーズ、エピソード・ゼロを含め8冊め。
    文書解読班の面々も、キャラがしっかり書き分けられ、ますます面白くなりましたね。

    都内の住宅地で、土に埋められた身元不明の刺殺遺体が発見された。

    そこにあったのは、不気味な四行詩。
    文書解読班でも、なかなか解読できないうちに、第二、第三の似たような事件が発...続きを読む
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班
    シリーズ5作目で単純に面白かった。今作は今までとは違い、犯人の顔というか気配が終盤まで感じられなかった点が新鮮で良かった。そしてメインで追っていた犯罪を飲み込んでいく展開に驚かされるとともにとても惹きつけられるものがあった。
    また、鷹野に美味しいところを持っていかれてしまったが、塔子の刑事としての成...続きを読む
  • 灰の轍 警視庁文書捜査官
    妻を思う夫の執念が引き起こした事件で誰もが事件起こしてもおかしくない状況だったのが、自分にも当てはまりそうで妙にリアルだった。文書捜査官らしい、最後に被害者のメモの種明かしは先入観により偏った考えになってしまう典型でした。次回作も期待したいです。
  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班
    新人の女性刑事如月塔子と高野警部補のバディで不可解な殺人事件に残された謎の品々の意味を調べていく。元刑事の加賀美も加わり、過去の事件の真相が暴かれていく。復讐のため殺人をしていく犯人の想いが同情してしまう。刑務所での20数年の囚われらた生活と世間で自由に生きてきた共犯者たち。蟻の階段というタイトルは...続きを読む
  • 深紅の断片 警防課救命チーム
    麻見氏には珍しい救急救命隊の話。
    仕事に懸ける信念と情熱が熱いところはとても良いのですが、刑事紛いの捜査活動を続けて警察の先回りをするのは出来過ぎかな。
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班
    言葉に語弊があったので加筆修正2022/10/5

    早い段階で容疑者の見立てができたと思いニヤついていたらそれがまさかの誘導とは!穴があったら入りたいとはまさにこのこと、、、
    終盤まで引っ張られてここに行き着いたのねと多分に驚かされたが納得。ただ1つ残念なのはまたしても如月が襲われたこと。シリーズ4...続きを読む
  • 石の繭 警視庁殺人分析班
    石の繭というタイトルからも想像できるようにモルタルで固められた変死体が発見されるところから始まる。主人公は小柄な新人刑事の如月塔子。この事件には17年前の誘拐事件が深く絡んでいた。最後のどんでん返しに驚かされます。全く予想していませんでした。100円ショップ好きの鷹野警部補との絡みがいい。
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班
    筋読みを重視した探偵的側面もある警察小説の第3弾。今作で如月はかなり成長したのかなと思わせてくれた。また如月の後半のセリフや手代木のセリフに心を揺らされたりして、前の2作よりのめり込めたかな。ただ爆破処理のくだりは如月と鷹野に活躍させるためとはいえ、素直に爆発物処理班に任せた方がよかったと思う。処理...続きを読む
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班
    シリーズ第5作目。 今回も相変わらず面白かった。

    アパートの一室に男性らしき遺体。
    顔や手が焼けただれた状態で、舌は切断され腹部には謎の数字が書かれていた。

    なかなかセンセーショナルな始まりだった。

    犯人はあてられなかった。

    また結末で 戸籍入れ替える話も意外であった。
    自殺して娘に心臓を移...続きを読む
  • 偽神の審判 警視庁公安分析班
    前後編の後半部分。
    もしかしたら...と思ったら犯人は思った通りだったけど、一捻り、ニ捻りあって面白かった。
    「殺人分析班」シリーズからの続きだけど、こちらはこちらで面白い。
    また続きが読みたい。
  • 警視庁文書捜査官
    警察小説に新たなヒロイン登場!”文字”と事件を繋ぎ、犯罪者の心に迫る。

    警視庁捜査第一課文書解読班──文章心理学を学び、文書の内容から記述者の生まれや性格などを推理する技術が認められて抜擢された鳴海理沙警部補が、右手首が切断された不可解な殺人事件に挑む。
  • 緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ
    文字マニアの刑事・鳴海理沙、最初の事件。

    発見された遺体の横には、謎の赤い文字が書かれていた――。
    「蟲」「品」の文字を解読すべく、所轄の巡査部長・鳴海理沙と捜査一課の国木田が奔走。
    文書解読班設立前の警視庁を舞台に、理沙の推理が冴える!
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班
    シリーズ4作目。

    さくっと読めた。やはりこのシリーズは面白い。
    DVDも3作見てるからすんなり登場人物が頭に入ってくる。

    殺人を明らかに偽装された自殺に見せる犯人の意図とは...

    犯人が早めにわかるような展開だがその裏で糸を引いている真犯人とは?
  • 邪神の天秤 警視庁公安分析班
    鷹野警部補の話になっての第一弾。
    まさかの前編後編だったし、後編に期待。個人的に期待値は大きい。
    殺人分析班の時から読んでるけど、このシリーズは面白い。刑事さん達の地道な捜査も、筋読みのところも面白い。今回は鷹野警部補が公安部にいる異動になってからの話だけど、メンツが曲者だらけでこれも面白い。いろん...続きを読む
  • 石の繭 警視庁殺人分析班
    面白かった。
    地に足のついた小さいけど頑張る塔子にも好感。
    陰湿な性格の登場人物がいないのでストレスなくぐいぐい読めて良い感じです。
    普段生活している見知ったエリアでの本当にありそうな猟奇事件、大好物。
    次巻も購入決定です。
  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班
    主人公は小柄な女刑事。
    警察シリーズもので読みやすく面白い。
    どんでん返し系ではないが、謎解き系。
    順番に読み進めたいと思う。
  • 緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ
    文書捜査官ができる前の話。殺人現場に残されていた品字の漢字これが第3の事件までで6文字現場に残されていた。この字を元に鳴海理沙は操作していき、最後は犯人の居場所を突き止めた。どんな文字にも書いた人の想いが反映されている。それらを観察するのが鳴海だからこそ解決出来た事件であった。

    今回はIT業界のデ...続きを読む
  • 茨の墓標 警視庁文書捜査官
    警視庁文書捜査官シリーズ、8作目。

    遺体のそばから出てきた謎の四行詩。更に第二、第三と同じような見立て殺人が続くうえ、閉鎖的な田舎集落特有の怪しい雰囲気と、面白そうなミステリ要素が散りばめられていて、面白かった。最近、他のシリーズでも事件構造は上手く練られているのだけれど、肝心の捜査過程の描写が妙...続きを読む