麻見和史のレビュー一覧

  • 鴉の箱庭 警視庁捜査一課十一係
    今回は鷹野とのコンビもあった
    何かを含んだ表現があちこちあって、今後につながるのかな
    ページを戻ったり進んだり
    また次が楽しみ
  • 凪の残響 警視庁殺人分析班
    あるショッピングモールで切断された指が発見された。
    塔子たち十一係が事件の担当となったが。
    今回は動機も指を切り落とした意図や犯人像もわからず捜査はは難航。
    本作は、所々にヒントが散りばめられ、犯人探しができる推理小説としても面白く読める作品だと思います。

  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班
    警視庁殺人分析班シリーズ第3作。
    このシリーズは主人公、如月塔子の成長記録だ。
    一見子供に見えるような駆け出しの小さな女性刑事が、警察官の憧れの部署である警視庁捜査一課で何とか認めてもらおうと奮闘する。本作では少しずつ刑事らしくなっていきながら、第1作での恐怖体験によるトラウマで大失態をおかしてしま...続きを読む
  • 賢者の棘 警視庁殺人分析班
    今回も面白かったです。

    ただ、若干後味が悪さを覚えた話しでした。
    見方を変えると、悪いことをする人(犯人)はあんな考え方になってしまうのかな?と思った。
    あと、3人の逮捕劇を見たかったかな。

    でも面白かったです。これは確か。
  • 邪神の天秤 警視庁公安分析班
    公安分析班シリーズ1冊目。

    鷹野が十一係から異動になり、公安部での初仕事。組織犯罪を扱う公安のやり方に馴染めない様子ですが、公安部と刑事部の捜査を融合させようと頑張っていました。
    爆発事件に猟奇事件と忙しい展開な上、黒幕にはまだ迫れていない状況です。

    十一係のチームワークが懐かしい。少し年数たっ...続きを読む
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班
    シリーズ3作目。
    警察内部での部署によっての違いなども描かれていて勉強になる。
    滅多に協力してやらないんだなぁ。
    公安の情報が出てからどんどん事件が進んでいく。
    如月にも試練が。
    伏線などが繋がった時にはスッキリとした。
    何か強大な組織が登場しそうな予感。
  • 天空の鏡 警視庁殺人分析班
    シリーズ、第12弾。
    解体予定の廃ビルで左目を抉られた変死体が発見される。
    遺体の状況は、10年前の未解決事件と酷似していた。
    アヌビスと名乗る犯人が、再び動き出したのか?
    手がかりがつかめず、焦る塔子たちの前に、左目のない次なる遺体が発見される。
    果たして、塔子たちは、真犯人に迫れるのか?
  • 凪の残響 警視庁殺人分析班
    今回の動機も復讐で劇場型犯罪ではあるのだけれど、犯人が今までで一番自暴自棄というところにハラハラしました。
    目的が果たせるなら自分はどうなってもいい、そんな無敵の人には捜査一課も手こずります。でも犯人の目星は着く…様子がおかしいから。これまでの傾向で、必ずどこかに出てきてる人だと思って読むようになり...続きを読む
  • 鷹の砦 警視庁殺人分析班
    シリーズ10作目は犯人が分かっているところからメイン事件開始だけれど、如月さん最大のピンチでハラハラしました。お話の中心は鷹野さんだけど…面白かったです。
    手代木管理官が現場に出てきてるところにぐっと来ました。でもこのところ部下たちに前よりもちょっとだけ優しいな…?
    河上さんは気が気じゃなかっただろ...続きを読む
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班
    殺人事件と爆破事件。
    地道な捜査と筋読み。
    主人公の成長。

    やっぱりこのシリーズは面白い。
    ドラマもいいけど、
    やっぱり、文字がなぁ

  • 偽神の審判 警視庁公安分析班
    警視庁公安分析班シリーズ、第二弾。
    有力政治家と大学教授の連続殺人事件が発生する。
    その裏に、公安が長年追っていた『鑑定士』の影がちらつく。

    組織の情報を得るため、一般人をスパイとして潜入させる様、上司から鷹野に使命が下る。
    果たして、スパイは上手くいくのか?

    ・協力者
    ・過去
    ・筋読み
    ・終焉...続きを読む
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班
    東京での連続殺人、一軒家、男性が首を刺され、部屋は赤のラッカーで塗りつぶされる。そして連続爆発事件。関連はあるのか?

    面白い。シリーズ三作目。読みやすく、解決法も無理がない。まさか連続殺人と連続爆発を関連付けられるなんて。
  • 銀翼の死角 警視庁文書捜査官
    今回は文書捜査官のイメージとはかけ離れたハイジャック事件への協力要請。現代の日本ではなかなか発生しないハイジャッジ事件ですが、犯人と警察のやり取りはかなり緊張感があって読み応えがありました。
    警視庁内での今後の扱われ方が変わるのではないかと思わせるほど、チームメンバーそれぞれが特徴を活かしながら事件...続きを読む
  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班
    シリーズ2作目。
    犯人は早々にわかるので、まるで芸術作品のような死体の意味は何なのかの謎を追う感じ。
    元警察官への挑発も一体何なのか。
    そして連続殺人、というストーリー。
    プライドの高い老人ほど扱いにくい。
    自分はまだまだバリバリいけるんだという自負を押し付けてくる。
    それにしても何年も捕まっていて...続きを読む
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班
    シリーズ5作目。今回も面白かったです。
    前4作と違って、犯人視点の部が挿まれないなぁと思ってたら、メインの件はこっちだったんだ…と。
    63だけ違うんだろうな…とは漠然と思っていたけど、手代木管理官には申し訳ないが自首して良かったです。
    如月さんがよく話しかけられてるの、鷹野主任とバディだからというの...続きを読む
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班
    シリーズ4作目。今回も面白かったです。
    前作に引き続き劇場型犯罪。警察はいくつもの案件を同時に追っているのに、都民全ての身代金2億を要求されるとか…上層部がいっぱいいっぱいでキツかったです。
    まんまとミスリードされました。鷹野主任よくあの一言覚えてたなぁ。
    如月さんの成長が著しいですが、よく考えたら...続きを読む
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班
    少年に対するDV事件、若しくは誘拐事件かと思っていたら、ものすごく大掛かりな事件に発展して驚いた。
    貴重な証人が子供だったことを差し引いても彼の心に寄り添う塔子の活躍が目立ち、成長を感じました。
    ただ、犯人達の後半の行動が犯した犯罪の規模の割に杜撰すぎてシリアスさに欠けたところは否めない。
  • 刑事の灯
    警察小説の書き手としては新しめの4作家の作品を収録したアンソロジー。
    既にシリーズ化されているモノもあれば、単発モノもあり、内容が、医療系、ファンタジー系、コメディ系。公安バイオレンス系と幅広いジャンルを揃えている。
    アンソロジーならではの楽しみの一冊。

  • 天空の鏡 警視庁殺人分析班
    シリーズ12作目

    面白かった。
    螺旋階段から落ちて左目をえぐられた死体が発見される。

    殺人分析班を翻弄するかのように連続して左目をえぐられた死体が。
    調べるうちに似たような事象が10年前にも。
    10年の時を経て犯人がまた殺人を犯したのか!?

    宗教、マルチ商法、代替医療、DV被害から女性を守る団...続きを読む
  • 凪の残響 警視庁殺人分析班
    シリーズ11作目
    3.5くらいかな

    解説の人はシリーズベスト3に入ると評価してる。

    クランベリーソーダの中から切断された二本の指、
    立て続けに近くのアクセサリーショップでも二本の指が発見。
    嘲笑うかのように犯人は遺体の在り処を告げる。

    そして、再び四本の指が発見され、その後遺体も発見される。 ...続きを読む