麻見和史のレビュー一覧

  • 無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿

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    本所警察署刑事課に所属する超ネガティヴな黒星刑事と、元看護師と言う変わった経歴を持つ白石巡査長。

    東京下町を舞台に、異色の『白黒』コンビが、数々の謎に挑む。

    ・星の傷痕
    ・美神の傷痕
    ・罪の傷痕
    ・嵐の傷痕
    ・火焔の傷痕
    の5篇

    どれも短い作品ですが、2人の推理が冴える警察ミステリーです。

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    2022年04月23日
  • 擬態の殻 刑事・一條聡志

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    一匹狼の一條刑事と相棒の新米福地刑事。

    バディものかと思いきや、中々の単独行動振りだし、福地刑事も曲者です。

    裂かれた腹部に手錠をねじ込まれるという、猟奇的な事件ですが、所々に書かれる健康志向的な記述や一條刑事の抱えるトラウマ的な要素が、続編への伏線な感じでした。

    健康志向についての理由は最後に書かれていますが。

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    2022年04月10日
  • 擬態の殻 刑事・一條聡志

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    腹部を裂かれ手錠をねじ込まれた刑事の遺体が発見される。
    一匹狼の一条は、無理やり新人の女刑事・福地と組まされるが、その鋭さに不審を覚える。
    彼女の正体とは?

    事件は、連続殺人事件の様相を呈するが、やがて、被害者たちをつなぐ糸が見つかる。
    一条は、混乱する事件の鍵を見つけられるのか?

    少し、残酷なシーンも多々有りますが、その訳とは?

    やたら、健康に気を使う一条ですが、その理由が最後に分かります。
    なるほど、別れた奥さんの手術のためなんですね。
    言葉は乱暴ですが、ハートは暖かいですね。

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    2022年03月13日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    シリーズ第5弾。
    東上野の空きアパートで見つかった身元不明の男性の遺体。
    顔は薬品で焼かれ、胴体には「27」の数字。
    捜査本部に召集された塔子は、いつもと同じ鷹野と一緒に捜査を進めるが、全く手掛かりのないまま、次の遺体が発見される。同じように数字が書かれているが、その謎も解けないまま、中盤まで物語は進んでいく。
    これまでの4作で、早めに犯人が登場していることで、今作ではいろんな人が怪しく感じてしようがなかった。
    しかし、事件の全容が明らかになると悲しい過去と子供を思う切ない親の気持ちが丁寧に描かれ、やはり今回も想像を上回るラストの展開だった。
    今回は分析班の集合シーンは少なったけど、徳さんの着

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    2022年03月10日
  • 凪の残響 警視庁殺人分析班

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    ここまで読み進めてきたら、めちゃくちゃ登場人物に感情移入し始めてきた

    鷹野、塔子、河上さんの関係が気になってくる笑

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    2022年03月08日
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班

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    4冊目。今までの3冊はやや甘の★4、少し飽きて積読になっていたのだが、この作品は面白かった。スピード感、以外性等文句なしの★4、

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    2022年02月27日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    この1週間で買いだめしてた5冊一気読みするぐらいサクサク読んじゃう。
    いつも読み終わった後にだからこのタイトルなのかって納得する。
    この作者はやっぱこのシリーズが1番好きだなぁ~~
    天空の鏡まで買ってあるけどその後に鷹野シリーズがあったからどうなってるのか続きが気になる(´~`)
    如月シリーズは終わってしまうのかなぁ…

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    2022年02月24日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    初めはごちゃごちゃになりそうな感じかなと思ったけど最終的には分かりやすくまとまってた☆
    固定概念で読んでいたからそーゆうオチかとやられた感じだったかな~~

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    2022年02月22日
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班

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    シリーズ化してる作品はやっぱり安定した面白さかな~~読みやすいしここで犯人登場してたのかとミステリーをよく読むのにいつも犯人は最後まで分からない推理力のなさ

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    2022年02月18日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    殺人分析班シリーズ3作目。
    真っ赤に染められた殺害現場。そして、連動して起きる都内各所での爆破事件。
    殺人事件の担当をする塔子達だったが、聞き込みをしている最中に爆破直後の現場に遭遇し、不運にも時差爆発に巻き込まれてしまう。
    目の前で、同僚が負傷する様子を見てしまった塔子は、最初の事件でも同じように爆発に巻き込まれたことから、トラウマになって、捜査にならず、殺人未遂の現場で犯人を取り逃してしまう。
    塔子の心の弱さにじれったさも感じるが、周りの人たちがいい人過ぎる…っていうか、甘すぎる。
    それでも、後半に向けての手に汗握る展開は、2作目より断然面白い。
    他の方のレビューにもあるが、ちょっと筋読み

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    2022年02月06日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ


    面白かった。
    以前出てきたASCがここで繋がるのかー。
    子供の相手など女性ならではな場面が多くいままでとはちょっと違った感じで面白かった。

    塔子と鷹野の距離もどんどん縮まっていってるので次を読むのが楽しみになる。

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    2022年02月04日
  • 警視庁文書捜査官

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    おもしろかった!
    300pくらいしかなかったので、するっと読めた。

    最後の怒涛の展開はスリリングだった。

    テレビとは全然別物と考えた方がいい。

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    2022年02月04日
  • 天空の鏡 警視庁殺人分析班

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    このシリーズは好きなんで、今回も良かったです。やっぱり鷹野さんは、いいなぁ。こういう、ちょっとマニアックな人が、いいんだなぁ。

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    2022年01月30日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    毎度毎度塔子たちに猟奇的殺人事件が舞い込んできます。
    この殺人事件がさらに広がりを見せていき、謎がなかなか解けない状況が続きます。
    犯人は?目的は?動機は?
    塔子たちは無事に事件を解決できるのか。
    最後まで塔子にドキドキでした。

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    2022年01月16日
  • 邪神の天秤 警視庁公安分析班

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    麻見和史『邪神の天秤 警視庁公安分析班』講談社文庫。

    警視庁公安分析班シリーズの第1作。公安に異動した鷹野秀昭を主人公にした警視庁殺人分析班シリーズの姉妹作。

    公安事件捜査と刑事事件の捜査との相違に悩みながらも、両者の利点を融合させるべく奇怪な事件の捜査にあたる鷹野秀昭。面白いのだが、事件の完全解決が次作以降に持ち越されたのは少し残念。

    レストランで起きた爆破の混乱の最中、政治家が何者かに惨殺される事件が発生する。政治家の遺体からは臓器が抜かれ、現場には心臓と羽根を載せた天秤が残される。公安に異動したばかりの鷹野秀昭は公安のやり方に苦戦しながらも持ち前の推理力を発揮しながら捜査を行い、少

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    2021年12月27日
  • 奈落の偶像 警視庁殺人分析班

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    シリーズ、第10弾。
    人気の如月塔子シリーズです。

    一等地、銀座のショーウィンドウに、まるで見せ物の様に吊るされた演出家の遺体。
    そして、現場から盗まれた精巧なマネキン。

    そして、続く第二の犯罪。
    劇場型犯罪を起こす容疑者とは、誰なのか?
    その行方と動機とは?

    如月塔子はじめ、殺人分析班の活躍が、見ものですね。

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    2021年12月04日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    シリーズ、第9弾。
    如月塔子の活躍する人気シリーズです。

    いつもは、狡猾で凶悪な犯罪者が相手ですが、今回は、なんと9才の少年が相手とは。

    凶悪犯に強い鷹野警部補も、いつもの調子が出ないですね。

    交番近くで発見された不審なタオルには、血染めのメッセージがあり、SOSの声が...
    そして、そのタオルを置いたのは、なんと9才の少年であった。

    早く、その人物を救い出さねば...
    しかし、程なく、謎の遺体が発見された。
    果たして、容疑者は誰なのか?

    秘密を知る唯一の鍵は、発見された9才の少年。
    なぜか、少年は黙秘を続けることに。

    さまざまな謎が明らかになった時に、少年の胸に去来する思いとは?

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    2021年12月04日
  • 天空の鏡 警視庁殺人分析班

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    殺人分析班シリーズ12弾(もうそんなにいったのね)

    今回も面白かったです。今回はどちらかと言うと鷹野さん目線での話だったのかなぁ?と思います。

    結論より、話は面白かったです。色々なピースが最後に一つになっていく流れは面白かったです。

    ただ、最初に出てきた「家に届いた手紙」が何か絡むのかな?と思ったら最後別の形で出てきた。次につながる布石なのかな?それならそれで面白いかも。

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    2021年11月22日
  • 天空の鏡 警視庁殺人分析班

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    麻見和史『天空の鏡 警視庁殺人分析班』講談社文庫。

    シリーズ第12弾。シリーズを重ねる度に面白くなっていく。今回も冒頭から謎に包まれた異様な殺人事件が描かれ、瞬時にして物語に引き込まれた。如月塔子と鷹野が少しずつ事件の真相に迫り、真犯人を追い詰めていく過程が面白い。しかし、余りにも出来過ぎている感がある結末が少し残念かな。

    中野の解体予定の商業施設で、らせん階段から突き落とされ、左の眼球を消失した他殺死体が発見される。被害者は自動車部品メーカーの社長で何故か上半身は裸だった。殺害の状況が10年前に立川で起きた宗教団体の教祖の殺害事件と酷似していることに気付いた特捜本部は、過去に事件を捜査し

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    2021年11月18日
  • 凪の残響 警視庁殺人分析班

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    3年半ぶりに読んだシリーズ11作目。さすがに10冊読んでるとメンバーは覚えてるし、ドラマで演じた人まで思い出せる。他の方も書かれてるが、途中で犯人は見えて来るので最高傑作ってことはないと思う。ただ、それぞれのメンバーがらしさは発揮している

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    2021年11月07日