麻見和史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
警視庁文書捜査官シリーズ、8作目。
遺体のそばから出てきた謎の四行詩。更に第二、第三と同じような見立て殺人が続くうえ、閉鎖的な田舎集落特有の怪しい雰囲気と、面白そうなミステリ要素が散りばめられていて、面白かった。最近、他のシリーズでも事件構造は上手く練られているのだけれど、肝心の捜査過程の描写が妙に雑に感じることが多かった著者の作品だっただけに、今作は久しぶりにそれも含めて最後まで面白く読めた。鳴海の文章分析能力も発揮できていたし、足を使って捜査する矢代と夏目のコンビもだんだんハマってきた感じ。チーム捜査が上手く進んでいると、読んでいて楽しいワ。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第5弾。
東上野の空きアパートで見つかった身元不明の男性の遺体。
顔は薬品で焼かれ、胴体には「27」の数字。
捜査本部に召集された塔子は、いつもと同じ鷹野と一緒に捜査を進めるが、全く手掛かりのないまま、次の遺体が発見される。同じように数字が書かれているが、その謎も解けないまま、中盤まで物語は進んでいく。
これまでの4作で、早めに犯人が登場していることで、今作ではいろんな人が怪しく感じてしようがなかった。
しかし、事件の全容が明らかになると悲しい過去と子供を思う切ない親の気持ちが丁寧に描かれ、やはり今回も想像を上回るラストの展開だった。
今回は分析班の集合シーンは少なったけど、徳さんの着