【感想・ネタバレ】邪神の天秤 警視庁公安分析班のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年11月22日

公安分析班シリーズ1冊目。

鷹野が十一係から異動になり、公安部での初仕事。組織犯罪を扱う公安のやり方に馴染めない様子ですが、公安部と刑事部の捜査を融合させようと頑張っていました。
爆発事件に猟奇事件と忙しい展開な上、黒幕にはまだ迫れていない状況です。

十一係のチームワークが懐かしい。少し年数たっ...続きを読むているようですが、いい感じだった塔子ともどうにもなってなさそうで、良き相棒としてたまに回想される程度。なんだかちょっと寂しいです。

0

Posted by ブクログ 2022年07月29日

鷹野警部補の話になっての第一弾。
まさかの前編後編だったし、後編に期待。個人的に期待値は大きい。
殺人分析班の時から読んでるけど、このシリーズは面白い。刑事さん達の地道な捜査も、筋読みのところも面白い。今回は鷹野警部補が公安部にいる異動になってからの話だけど、メンツが曲者だらけでこれも面白い。いろん...続きを読むな影もあるみたいだし、班長がどんな人なのかも期待。

0

Posted by ブクログ 2023年07月27日

警視庁公安分析班シリーズ、1作目。

警視庁殺人分析班シリーズの鷹野が公安部に異動するところから始まる。このシリーズが始まると聞いて、鷹野が十一係から離脱するの!?って衝撃食らってたら、殺人分析班シリーズとは時系列が随分後とのこと。シリーズとしては、殺人分析班シリーズと並行して続けていくようなので、...続きを読むとりあえず一安心。というか、殉職した後輩の事件に決着をつけるためにこのシリーズが始まったのかな。

読んでみて思ったのは、やっぱり私は公安モノより刑事モノのほうが好みだということ。公安の捜査の仕方とか、矜持とかも分かるんだけどね。捜査班内でのゴタゴタとか正直要らんのよ。十一係の面々が平和過ぎたのもあるけど、チーム捜査の醍醐味をしっかり味わえる方が楽しく読める。とは言え、あれほど個が強めのメンバーが、次第に鷹野のペースに合わせ始めたのは鷹野の人間性ゆえか。タイトル通り、公安事案に捜査分析もしっかり発揮し、犯人逮捕に結びつけられたのは鷹野の捜査力があってこそ。公安部刑事として、鷹野の今後の成長を見守りたい。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月19日

★3.5
殺人分析班よりもキャラが濃く、事件も面白かった!
みんなが胸の内に何を抱えているのか、徐々に打ち解けられるといいな。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年02月20日

あとがきでも書かれてましたが「あの鷹野が公安に!?」「十一課のシリーズの方はどうなっちゃうの?あれ(「天空の鏡」)で終わり?」とうろたえてしまいましたが、なるほど殺人分析班シリーズから約四年後という設定なんですね。

ただ、鷹野は非情になれなさそうだし「大事の前の小事」とか考えられなさそうなので、公...続きを読む安で上手くやれる気がしない……と思ったら、案の定それが原因でやらかしちゃったりして、あの頼りがいのある鷹野のあまりな体たらくはちょっと残念な印象。

中盤から刑事課で培った筋読みを活かして挽回していきますが「殺人分析班」ほどインパクトのある活躍がないような気もします。また、肝心の「鑑定士」の存在がヴェールに包まれた状態で終わってしまったり、何より肝心な鷹野の元相棒(後輩)の沢木の件も全く進展がなく、上下巻の上巻的な感じで終わってしまったため、消化不良感が結構強かったかも。

裏を返せば次巻以降、心残り案件でどれだけ強烈な展開を見せてくれるかが、このシリーズ(「公安分析班」)の印象に繋がるのかなーとも思います。

もう一つ難点をあげるとすれば「公安分析班」のキャラは今のところ「殺人分析班」に比べて皆真面目で堅い印象なのが少し物足りないかも。少しずつ意外なパーソナリティを見せてくれたりするのでしょうか(公安という組織的にちょっと難しそうですが……)。

0

「小説」ランキング