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被害者の生死を決める残虐なゲームが仕掛けられた。
「賢者」を名乗る犯人は、塔子を参加させるよう要求。
一連の事件は、塔子の実家に届き続ける脅迫状とも絡んでいて!?
鮎川賞作家・麻見和史が贈る本物の推理と興奮。
大ヒット「警視庁殺人分析班」シリーズ文庫最新刊!
★★★★★
『賢者の棘』あらすじ
刑事・如月塔子の実家に届き続ける脅迫状。十円切手が多数貼られた手紙には、刑事だった父・功への恨み言が書かれていた。過激な文面に母の身を案じた塔子は鷹野と共に調査を開始。だが、未解決事件を調べ始めた矢先に捜査一課から招集を受ける。「賢者(ワイズマン)」を名乗る犯人が現場にゲームを仕掛けて、勝敗で被害者の生死を決める凶行に及んだのだ。犯人は塔子を捜査に参加させるよう要求。脅迫状との関連は。残虐な犯人の正体とは!? シリーズ累計80万部突破の大人気警察ミステリー!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
如月塔子の実家に届き続ける、亡き父への恨みを綴った脅迫状。一方、「賢者」を名乗る犯人は、被害者の生死を賭けたゲームを警察に仕掛け、塔子を捜査に加えるよう要求する。
犯人はなぜこんなゲームを仕掛けるのか。その狙いと真相が気になりながら読み進めたが、最後に明かされる動機だけはどうしても腑に落ちなかった。「なぜそうなる?」という感覚が残り、そこだけは少し引っかかった。
それでも、シリーズを追ってきたからこそ楽しめる部分は多い。脅迫状の捜査をきっかけに、塔子の母と鷹野の関わりがこれまで以上に深まっていくのも印象的だった。鷹野と父親の関係も、これまで見えていたものだけではなかったと感じさせる描写が興味深い。
塔子と鷹野の関係や、新たな家族となった猫のビータなど、人物たちの積み重ねにも楽しませてもらった。今回は事件そのものより、シリーズを重ねてきたからこそ見えてくる人物たちの変化や関係性を楽しんだ一冊だった。
Posted by ブクログ
シリーズ13作目。
今作では塔子の亡くなった父・功宛に届いた脅迫状の真相が明らかになる。
13年前に父が亡くなった後も届き伝える脅迫状。生前功が関わった事件を再捜査する塔子と鷹野だったが、その最中に廃屋で5メートルの高さから、多数の釘の上に落下させると言う残虐な殺人未遂が起きる。
犯人はワイズマンと名乗り、塔子宛に犯行予告を送りつけ、塔子と鷹野はワイズマンとの闘いに巻き込まれていく。
事件の発生場所は以前塔子が対峙したトレミー事件の関係場所に近く、当時の母子殺人事件をなぞったように犯行が行われる。
すでに収監されたトレミーと関係があるのか?
また一見繋がりが見えない被害者の関係、犯人の目的はどこにあるのか?
大体このシリーズは犯人が前半に登場してることが多く、こいつだろ、と思いながら、読んでるのだが、今回はなかなか動機も見えず、最後まで犯人が分からなかった。
動機は事件後の警察の対応への不満に発しており、完全な逆恨みだが、犯人の割には殺人のトリックが大掛かりなのが、バランスが取れてないような気がして、個人的にはスッキリしない展開だった。
ただ、今作で父・功への脅迫状の件は一旦解決。
今後、このシリーズがどんな形が続いていくのかは楽しみ。
Posted by ブクログ
シリーズ13作目は正義が暴走していました。私的制裁。木乃伊取りが木乃伊に……今回は復讐対象者と同じく犯罪者になってしまいました。
かつての警察の捜査ミスが招いた事件とはいえ、復讐方法がエグいです。この方向から苦しめるんだ……でも確かにこちらのほうが精神的ダメージは大きいです。よく辿り着いたなぁ…どちらも。
神谷課長が助かってよかったです。
それにしても、神谷課長・手代木管理官・早瀬係長が皆さん娘さん持ちだから如月さんに肩入れしてる…みたいに読めるのはどうなの?と思いました。
手代木さんまで一緒に筋読みしてくれるし……鷹野さんも尾留川さんもさすがにびっくり。
そういえば今回、鴨下さん居なかったな。
鷹野さんと河上さんの恋の鞘当て(?)は鷹野さんが大きくリードしました。ビー太くんに懐かれちゃね……お母様もぐいぐい行ってるのに如月さん鈍感過ぎないか。。。
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小説・文芸
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