麻見和史のレビュー一覧
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すごい緻密に謎を解いていく過程は面白かった。
特に文書という限られた情報から、性格やら誘導やら色々考えて真実を暴くというのは楽しめた。
ただちょっとこじつけというか無理やりがすぎると言うか、合ってたから良かったけど…という内容も目立つ気がした。
紙に答え書いてもらう部分というのも、まさにそのように感じてしまい、それによって事件解決まで一気に話が進んだのもちょっと納得いかなかった。
あと個人的にはこういうひらめきを頼りに進んでいく話はどうしてもそれありきに感じてしまい、せっかくこんなコツコツやってきたのにどうして…と少し残念だった。
初見なので色々違和感があっただけかもしれないので、また機会があれば続篇も読みたい。 -
Posted by ブクログ
コールドケース(未解決事件)を扱いつつ、他の班の支援(雑用)もこなす、支援係に所属する藤木。藤木は元捜査一課の刑事で奥さんを亡くしてから仕事への意欲も失っていた。
そんな中、30年前の未解決事件を再捜査することになり…。
30年経つと関係者たちの記憶だけでなく、遺族の警察に対する、何とか捕まえて欲しいという気持ちから、長年犯人も捕まえられず放置されてきたことに対する憤りに変わっているため、聞きこみ調査もままならない。
再捜査の難しさが伝わってきて、何とか糸口を見つけて欲しいと力が入る。
徐々に真相が明らかになっていき、なんとも言えない物悲しさも残る読後感だが、支援係の活躍をもっと見たいと思ったので、続きも読みたい。 -
Posted by ブクログ
シリーズ14作目。
ここに来て、塔子の相棒が鷹野から門脇に代わり、ゲームマスター編スタート。
噂によれば、あと2作で終わりのようだから、急にギアをあげて来た感じ。
都内で発生した檻の中に閉じ込められた刺傷殺人事件。手はワイヤーで縛られ、猿轡をされ、最後に特殊な銃のようなもので殺される。
同じ手口の殺人が3件続けて起こり、4件目を止める為、走り回る捜査員たち。
しかし、なかなか犯人の全貌が明らかにならない。
背後には動物愛護団体の存在がありそうだが、それぞれの繋がりが対立していたり、擁立していたりではっきりしない。
難航する捜査だったが、鷹野とのアプローチの違う門脇とブレインストーミングしながら、事件の核心に迫ろうとする塔子。
殺人は許されないが、動物に対する殺生も許されないことだと思う。
今回の犯人の命の考えが理解し難い。
それも、今作から登場のゲームマスターの影響なのか?
そう考えると、自作も楽しみ。
これまでは塔子目線で描かれてたが、今作は門脇に目線が変わっている。
中堅刑事の頑張りが伝わってくる。
鷹野ほどの頭脳がなくても、体を使って捜査する門脇もいい。 -
Posted by ブクログ
警察小説界注目の実力派作家・麻見和史氏が文春文庫初登場です!主人公の藤木は50代の男性刑事。もともとはやり手の刑事でしたが、妻をガンで亡くしたことで仕事への意欲を失い、コールドケース(未解決事件)を扱う「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属されます。そこで、30年前に立川でおきた小学4年生遺体遺棄事件の再捜査が命じられます。子供を失った父親に話を聞くことで、藤木が失っていた「刑事の矜持」は再び動き出すのか? 「曲者」が揃った「支援係」の面々とたどり着いた事件の真相とは!?
藤木さんが奥さんの件で仕事の意欲がなかったのに配属された所でも最初は事務のお仕事してた。再調査を最初イヤイヤだったけどどんどん本格的に動き始めて行く感じで話がはいっていっちゃいました!
まだシリーズがあるので読んで行きたいと思ってます!