麻見和史のレビュー一覧

  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    殺人分析班・如月塔子が活躍するシリーズ、第六弾。
    『石の繭』から始まったシリーズですが、登場人物のキャラもハッキリし、ますます面白くなって来ましたね。

    今回は、古びた洋館で発生した火災。しかし、その現場から発見されたのは、隠し部屋と多くの蒐集品、そして白骨化した遺体だった。

    更に、奇妙なことに、その白骨遺体の頭部は男性で、胴体は女性のものと判明した。一体誰が、何のために?

    やがて発生する第2、第3の殺人事件。
    果たして、塔子たちは、真相にたどり着くことができるのか...

    最後のどんでん返しは、見事です。
    各章の最初に、犯人視点のシーンがありますが、読み返すと、なるほどそう言うことか!、

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    2019年09月04日
  • 永久囚人 警視庁文書捜査官

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    文書心理学のエキスパート・鳴海理沙警部補率いる文書解読班の活躍するシリーズ、第3弾。
    文書解読班のメンバも増え、ますます面白くなって来ましたね。

    元フィットネスクラブの廃屋から、男性の遺体が発見された。遺体は、ワイヤーで何重にも巻かれており、相当な恨みを思わせる。
    そして、遺体のそばに、『A boy』の謎のダイイングメッセージが...
    これは、何を意味するのか?

    いろいろ調べるうちに、『永久囚人』と言う本の存在が。
    しかし、自費出版かつ稀覯本のようで、鳴海たちは、なかなか本を手に入れられない。

    そうこうするうちに、同じような第二・第三の事件が起きる。果たして、『永久囚人』との関係は?

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    2019年09月02日
  • 深紅の断片 警防課救命チーム

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    救急隊の小説って新鮮でした
    事件が連続して、救急隊が事件の真相を探るというお話
    事件の原因から、その原因となった出来事(事故)の
    真相もまた明らかになっていく
    隊長すごい!

    この小説にも出てきますが
    トリアージタッグを選ぶって大変だなと思う

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    2019年08月18日
  • 奈落の偶像 警視庁殺人分析班

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    麻見和史『奈落の偶像 警視庁殺人分析班』講談社文庫。

    シリーズ第9弾。このシリーズは陰惨な殺人事件の捜査を通じて主人公の如月塔子が刑事として成長していく過程を描く物語である。今回も前作に続いて、なかなか面白かった。

    銀座のブティックのショーウインドウに吊るされた演出家の死体。死体の代わりに現場から盗まれた1体のリアルなマネキン。まるで江戸川乱歩の探偵小説に描かれる猟奇殺人事件のようだなと思いながら読んでいたら、作中にも同じような記述があり、麻見和史の術中にはまっていたことを知る。

    一人称で描かれる犯人の描写により、犯人が女性であることは前半から解っているのだが、猟奇殺人の目的に加え、二人

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    2019年08月18日
  • 共犯レクイエム 公安外事五課

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    配置転換で公安で働くことになった早紀の物語
    仲間がみな個性的でいい
    公安ってあんなにひどいの?って
    内容的にはそんなに盛り上がりもなく
    追っていた件はひとまず解決みたいな
    感じでした
    ただ、今後も続きそうな感じもちらほら

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    2019年06月04日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    交番近くに置かれた不審なタオルには、血染めの文字が。ほどなく民家から血みどろの遺体が見つかり、タオルの血が絶命した男のものと判明。タオルを運んだ人物と疑われたのは、まだ九歳の子供だった。捜査を進める塔子らに謎の影が忍び寄る時、事件は急展開を見せるが。

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    2024年04月22日
  • 死者の盟約―警視庁特捜7―(新潮文庫)

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    麻見和史『死者の盟約警視庁特捜7』新潮文庫。

    シリーズ第2弾。今回も特別捜査班のエース・岬怜司と所轄署の変わり者の新人刑事・里中宏美が難解な事件を捜査する。

    包帯を巻かれ、口の中に保冷剤を入れられた変死体……それは事件の序章に過ぎず、第二、第三の猟奇殺人事件が……犯人の目的は……

    どうやら冒頭に描かれる場面が事件の鍵を握るものだと推測されるのだが、その後はストーリーを追うごとにヒントは少しずつしか与えられないので、なかなか事件の全貌が見えて来ない。従い、ページを捲る手のスピードが最後まで落ちることがなく、一気読みということになる。

    また、麻見和史の描く登場人物はどの作品でも皆が個性的で

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    2019年04月04日
  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班

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    シリーズ一作目から読んでいるので、読むともはや家に帰ってきたかのような安心感がすごい(笑)

    シリーズもここまでくると、塔子さんも先輩方までにはいかずとも随分、成長してきている。
    今回も悩み、立ち止まり、もがき、葛藤し、新しい相棒と組んだりと色々な事がありながらも事件解決に向かって進み続ける。
    最後のくだり、ほっこりした終わり方で微笑ましかった。

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    2019年03月17日
  • 擬態の殻 刑事・一條聡志

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    麻見和史『擬態の殻 刑事・一條聡士』朝日文庫。

    書き下ろし作品。一匹狼の刑事・一條聡士が相棒の新米女性刑事の福地麻衣子と共に警察関係者猟奇連続殺人事件の謎に迫る。

    またまた面白い警察小説シリーズが開幕したようだ。主人公の一條聡士のはみ出し刑事ぶりと時折見せる男の優しさが良い。悲惨な猟奇連続殺人事件の全貌よりも、途中からは福地麻衣子が抱える背後の大きな謎の方が気になった。そういう意味ではシリーズ第1作としての役割を充分果たした作品と言えるのではなかろうか。



    描かれる事件は確かに残虐で警察組織をも揺るがすものであったが、今更ながら驚くようなものではなかった。そう感じたのは現代社会で実際に

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    2019年02月11日
  • 警視庁文書捜査官

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    麻見和史の刑事ものミステリーです。
    文から犯人を捜査していく、今までにない捜査手法を中心にしています。
    海外ドラマでプロファイルの一部分として描かれているのは見たことあるけど、メインにするのは新しいと思います。
    ドラマも見ましたが、雰囲気が全然違います。
    ストーリーも流石麻見さんって感じでしょうか。
    ただ、この手の専門職はオタクになってしまっているのが
    もはやテンプレートで、新鮮味がありません。

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    2019年01月26日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    麻見和史『雨色の仔羊 警視庁殺人分析班』講談社文庫。

    シリーズ第8弾。このシリーズは陰惨な殺人事件の経緯・真相と共に主人公の如月塔子が捜査を通じて、刑事として成長していく過程を描く物語である。

    シリーズ第1弾はまあまあで、第2弾から第4弾までが面白く、第5、第6、第7弾と失速した感があったが、この第8弾で幾分持ち直した感がある。惜しいのは終盤に描かれる犯人の主張だ。余りにもぶっ飛んだ論理展開に少し白けた。でも、全体的には及第点レベルではないだろうか。

    シリーズはまだまだ続くようだ。

    今回は母親と共に束の間の休暇を楽しんでいた如月塔子が上司の命令で血でSOSの書かれたタオルを調査したとこ

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    2019年01月23日
  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班

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    うーん。
    星3.5かなぁ。
    シリーズも進んできたし 書き手としては 鷹野主任が入院して 新しい一歩を踏み出す塔子が見どころなんだろうけど
    わたしが読みたかったのとは ちょっと違ったかなぁ。
    虚空の糸あたりから 塔子も頼もしくなってきて 鷹野主任とのコンビも 塔子のヒラメキと鷹野主任の緻密な捜査の 絶妙な組合せが 巻を増すごとにブラッシュアップされてきてる気がして良かったんだけどなぁ。今回もさらに輝きを増したであろう絶妙なコンビネーションが読みたかったので残念。あと 毎回最後の一捻りが なるほどねーって感じだったんだけど 今回はあまり冴えてなかったような…。
    鷹野主任のキャラも今回ちょっとブレ

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    2019年01月22日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    前作同様に 最後にどんでん返し。
    途中で あれ?と思った正体はこれかー?と思った。
    最後の方で 鷹野主任がまさかの誕生日プレゼントを渡すシーン。とーとつだなぁ 笑。なぜか 恋愛がらみになるシリーズ多いけど それって必要?っていつも思う。やんわり 憎からずってとこでよくない?と思う。このシリーズは このまま発展しなそうで良き良きと思ってたのになぁ。1番のどんでん返しかも 笑。

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    2019年01月20日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    2作目がイマイチだったけど これは面白かった。
    なんだろ。2作目って ちょっと難しかったのかなぁ。
    このシリーズは 塔子の魅力というより 脇を固めるチームのみんなのキャラクターだったり チームワークだったり また警察内部の人間関係だったり そういうのがいいんだよねぇ。それにしても こんな病気があるとは知らなかったなぁ。

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    2019年01月19日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    やっぱり塔子さんがどんどん頼もしくなっている。気付く所は気付けるし、落ち込むべき所は落ち込んでいる。とても難しい問題だと思う、私も、どうぞ、と差し出されたら素直に受けられるのかなって思う。自分の器の小ささを自覚できる人でありたい。どちらの父親も相当自分勝手で、生きることを強要されたような娘には地獄の真相だったのではないかと思う。それでも生きていて良かったと思える人生であることを祈りたい。逆恨み的な所もある犯人で、それ故にここまで残酷になれる事が怖かった。

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    2018年12月23日
  • 警視庁文書捜査官

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    鳴海 理沙、警視庁捜査一課 科学捜査係 文書解読班の警部補。
    その実態は、人の文章やメモに異常な関心を寄せる『文字オタク』、『文字フェチ』。

    警視庁の「倉庫番」と陰口を叩かれながらも、文章
    心理学を駆使して、事件を解決に導く。

    ある日、杉並区で発見された遺体は、右手が切断され、現場にメモやアルファベットのカードがあった。
    いったい誰が、何の目的で?

    やがて、事件は、連続殺人から誘拐事件の様相を見せる。
    果たして、鳴海警部補と八代巡査部長は、事件を解決に導くことができるのか?

    本作はシリーズ物で、第一弾とのこと。
    他の作品も読みたいと思います。

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    2018年11月27日
  • 灰の轍 警視庁文書捜査官

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    麻見和史『灰の轍 警視庁文書捜査官』角川文庫。

    テレビドラマにもなったシリーズの最新刊。書き下ろし。テレビドラマを観ると登場人物をイメージしやすくなり、親近感が増すためか、小説が一層読みやすくなるようだ。

    独居老人の絞殺死体の傍らで見付かった殺人計画のメモを手掛りに鳴海理沙が率いる文書解読班の面々が連続殺人の謎に迫る。

    途中で事件の真相が解ってしまったのだが、まあまあ面白い。しかし、ストーリーの中核となる『ゆにぞんころすげきやくしたい』という謎の言葉の真相は些かこじつけ気味に感じた。

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    2018年11月25日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    塔子さん、ちょっと「頑張る」言い過ぎて「・・・」となる所もありましたが、失敗して、きちんと積み重ねて、克服して、成長していくのがやっぱり好感が持てました。変な正義感出して来ないのが本当に読みやすい。鷹野主任は相変わらず鋭いし。途中までは「そんな身勝手な・・・」という動機だったけれど、真実を知ればちょっとだけ同情してしまう。塔子の言葉が届いたような雰囲気なのが良かった。続きも楽しみです。

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    2018年11月21日
  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    時間が空きましたが、シリーズ二作目。やっぱり塔子が良いキャラでした。女刑事として役立たずな訳でもないけれど、出来すぎる訳でもない。女を武器とせずきちんと刑事として仕事をしている。周りのサポートもあって着実に真相に近付く中で、彼女のひらめきや考えが磨かれていくのが読んでいて心地よかったです。人が死ぬ描写は残酷で気持ちの良いものではないけれど、スピード感もあって一気に読めました。このシリーズも少しずつ追いかけていきたいと思います。

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    2018年10月29日
  • 沈黙する女たち

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    CS放送『クライムチャンネル』の取材記者・早乙女 綾香。そして、彼女とタッグを組むことになったのは、元刑事の久我。

    何かと衝突する元新聞記者と元刑事のふたり。

    そんな中、廃屋にて、女性の死体が発見され、更に連続殺人の様相を呈する。そして、『死体美術館』というダークなサイトに、その写真がアップされていた。
    いったい、誰が、なぜ?

    早乙女達が取材を重ねて行くと、ひとりの人物がクローズアップされる。彼の部屋から、様々な写真も発見され、いよいよ容疑が深まる。
    果たして、彼が容疑者なのか?

    最後の最後に、どんでん返しがありますが、なかなか悲しい動機ですね。

    次回作もありそう、、、
    期待します

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    2018年10月18日