麻見和史のレビュー一覧

  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班

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    1作目が良かっただけに少し残念でした…
    本格派ミステリーチックな感じもあり、何の捜査をしてるんだ…?宝探し…?
    なかなか入り込めなくて途中読むスピードが落ちちゃいました。
    ラストはかなり切ない感じになってて読後感が残る終わり方でした。
    次回作は読もうか読むまいか悩み中…。

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    2023年04月02日
  • 愚者の檻 警視庁文書捜査官

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    かなり猟奇的な連続殺人事件かつ、無差別テロの可能性も煽りながら判明してみれば意外にも個人的な恨みが原因で、しかも序盤の伏線によってある程度予想ができる結末でした。
    文書操作という切り口は良いのに、事件の真相といい、思わせぶりな岩下管理官といい、もう少し深みが欲しいところです。

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    2023年03月31日
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班

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    シリーズ第4弾。
    警察に二億円を要求し、東京都民を毎日一人ずつ殺していくと脅す犯人。
    警察に対して一体どんな恨みを持っているのか。
    被害者の共通点も見つけられず、犯人の目星もつかない。
    塔子の所属する殺人分析班も操作に加わり、少しずつ犯人に近づいていくが…

    2023.2.24

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    2023年02月24日
  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    シリーズ第7作目。
    今回は資産家が自宅で殺害されている事件から始まる。
    遺体の首が損壊されておりデイジーの花が挿されている猟奇的事件。
    被害者の妻が行方不明で誘拐が疑われた中、大手新聞社にクラスター16と名乗る人物から犯行を仄めかすメールが届く。

    今回は主人公塔子の相棒である鷹野主任が捜査中に負傷し捜査から離脱する。 その中で先輩刑事のびるかわとコンビを組みその他いつもの先輩達の協力もありながら事件の解決に挑む。

    事件の内容は変わっても安定の面白さ。
    文章も読みやすく一気読みできました!

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    2023年01月30日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    ここまでシリーズを読んでてずっと気になっているのは、平成のいつぐらいの設定なのだろうかとういこと。
    尾留川さんのPCについてのくだりから、スマホって2010年ぐらいには普及してたよな?とか気になりました。
    今回のSNSも上の世代的なので、読んでて1巻とか何年設定なのか書いてあったっけ、と気になました。

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    2023年01月06日
  • 影の斜塔 警視庁文書捜査官

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    僅かな文書から手掛かりを見つけるという趣向は面白い。
    ただ、その手掛かりの推理や、それを元に操作する時の展開は都合が良すぎる面が多く、もう少しだけ深く作り込んで欲しいところです。

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    2023年01月04日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    シリーズ第8弾

    自分としてはシリーズのなかでは一番面白く感じなかった。

    キーマンは9歳の男の子。
    血でSOSとかかれたタオルと時計が置かれていた。
    それを置いたのは9歳の男の子優太。
    この子を中心として話が進んでいく。

    鷹野は優太から事情を聞き出そうとするが、頑なに話さない。 手を子招く鷹野さんも珍しかった。

    犯人も最後の方にさくさくっと出てきてなんか物足りなさを感じた。

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    2022年12月03日
  • 奈落の偶像 警視庁殺人分析班

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    シリーズ10作目。
    銀座のブティックのショーウィンドウに吊るされた男性の遺体。
    遺留品から演出家であることが判明するが、すぐにデパートの男性社員の拉致事件が発生。
    犯人は同じ銀座で、拉致被害者の録音した音声を流し、捜査の混乱を狙う。
    狭い範囲で起きる連続した事件だが、筋読みをしても、犯人像がなかなか浮かばない。
    そんな中、第一の事件現場から持ち去られたマネキンが特殊なものであることが分かり・・・
    犯人の要求の期日まで日数がないこともあり、今作では11係のメンバーの集まるシーンは少な目。
    その分、塔子と鷹野だけでなく、他の11係のメンバーも一緒に捜査する様子が多く描かれる。
    銀座を舞台にした猟奇

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    2022年11月29日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    シリーズ第6作。

    今回は洋館での火災から事件が始まる。
    空き家になっており怪我人はいないが部屋の隠し扉から白骨遺体が発見される。

    1作目から読んでいて安定した面白さ。
    次作も楽しみ。

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    2022年11月21日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    シリーズ6作目

    洋館が火災。納戸から発見された人骨。
    しかも頭は男性、体は女性のものと奇妙極まりない。犯人の意図とは?

    捜査が後手後手に回るかのように殺人が発生。途中までなんだか物語の展開に面白味を感じなかったが、結末に向けての伏線回収は面白かった。

    男性が犯人と思わせる書き方にもやられた。

    失踪した婚約者の骨だと勘違いし殺人をおかす北浜もはかない、

    そうしむけた菅沼(女)こと秀島海邦。
    仲間が目の前で2人殺されたのに警察に通報せずなんで納戸に入れて白骨かさせるねん って思ったけど、大好きな人を側に置いときたいって 怖い。

    今回は塔子の成長を感じられた。
    遺族の心を開かせる会話術

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    2022年11月13日
  • 天空の鏡 警視庁殺人分析班

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    再読。ミイラ取りがミイラに。
    旧統一教会問題がある昨今、宗教二世について考えさせられる。
    安倍さんの事件を思い出した。

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    2022年11月06日
  • 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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    シリーズ8作目。
    何故か、この8作目だけが見つからず、前作から間が空いてしまった。

    交番近くで発見された血で書かれたSOSのタオルと時計。
    近くの建物で発見された被害者は拷問されていた。
    監視カメラの映像からタオルを置いた少年を探す塔子と鷹野。
    少年は見つかるが、一緒に潜伏していた犯人と思われる人物には逃げられてしまう。
    唯一の関係者と思える少年は小学校2年生。しかも、過去のトラウマから多くのことを語らない。
    彼が抱える悲しい過去と向き合いながら、捜査を進める塔子たち。
    そんな前に現れたのは、公安の上條。
    上條の言う通り、捜査をした塔子と鷹野は新たな遺体を発見してしまう。
    拷問と公安から、テ

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    2022年11月02日
  • 天空の鏡 警視庁殺人分析班

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    解体予定のビルで、左目を抉りとられた変死体がみつかった。遺体の状況が十年前の未解決事件と酷似していると知った如月塔子ら殺人分析班。アヌビスと名乗る当時の犯人が再び動き始めたのか? 手がかりをつかめず焦る塔子らをしりめに、次なる左目のない遺体が見つかってしまう……。

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    2024年05月17日
  • 聖者の凶数 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    シリーズ5作目。
    古い団地の空き部屋で顔の無い遺体が発見される。
    薬品による爛れで表情がわからなくなっている。
    腹部には27と数字が書かれている。
    同様の手口で4件殺人。
    そのうち1件は模倣で心臓移植を望む娘にドナーを送りたい医者の父親。

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    2022年09月27日
  • 虚空の糸 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    シリーズ第4作。
    連続不審死事件が起こる。
    どれも他殺だが、自殺に見立てられたチープな工作がしてある。
    犯人から警察へ東京都民を人質に取り身代金2億を払わなければ1日一人づつ殺すという脅迫電話が入る。

    犯人は元警察官だと思われたが最後は病死する。
    真犯人は

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    2022年09月26日
  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    ある事故から殺し屋になった男とテロリスト組織が爆弾事件を起こす。
    3作目で主人公刑事が成長を感じさせる。
    シリーズ者で非常に読みやすい。

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    2022年09月21日
  • 銀翼の死角 警視庁文書捜査官

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    ハイジャック事件が発生。
    それぞれに休日を過ごしていた文書解読班の面々が呼び出され、ハイジャック犯の対応をすることに。
    犯人の目的は?ゲームを行う理由は?
    リアルタイムでの事件がよりいっそう緊迫感を産んでいます。
    今回は警察組織の一体感で事件に臨んでいます。
    さて、どんな結末が待っているのか。

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    2022年09月01日
  • 銀翼の死角 警視庁文書捜査官

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    ネタバレ

    ハイジャック事件と平行して犯人と警察の『ウミガメのスープ』対決がしっかりと伏線になっていた。
    事件の背景自体は複雑なものではなかったがハイジャック犯とそれを利用とした男の背景が絡みあっており単なる共犯関係ではないところがこの麻見作品らしい終わりであった。

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    2022年08月28日
  • 鷹の砦 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    廃屋で発見された複数の暴行痕がある遺体、容疑者達の立てこもり、塔子の拉致、爆破事件、昔の通り魔事件など様々な事件をやや強引に一つの線に結びつけた印象。
    真犯人と鷹野の因縁には筋道が通っていたので、もう少しストーリーが整理された方が個人的には良かった。その方が犯人の背景にも深みが出て人物像がもっと明確になったと思う。

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    2022年08月27日
  • 蟻の階段 警視庁殺人分析班

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    現代警察捜査の中に上手くクラシカルなミステリーを合わせている。特に終盤の謎解きは典型的でポワロを思い起こさせた。今作は塔子より鷹野及び加賀見が目立っていたかな。

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    2022年08月23日