麻見和史のレビュー一覧

  • 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ


    面白かったです。
    なんか全体的にまとまりがいいというか、モヤモヤする部分がなくすっきりと終われた印象。

    警察組織には塔子のような人はもちろん必要だが、予備班の人や関根のような目立たない存在も大切だということが伝わってきた。

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    2022年01月14日
  • 奈落の偶像 警視庁殺人分析班

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    またまた塔子たち十一係が猟奇的殺人事件の担当に。事件現場は銀座。
    塔子たちは犯人逮捕に向け一つずつ地道に捜査をして行きます。
    どんな動機があり、犯人は何を望んでいるのだろう。
    やるせない悲しい動機に同情もしてしまいます。
    塔子と鷹野は犯人を見つけられるのか。

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    2022年01月11日
  • 天空の鏡 警視庁殺人分析班

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    ネタバレ

    もうシリーズ12作目なんですね。今回の事件は10年前の類似した事件との関連性が気になるポイントでした。

    その過程で怪しい宗教(天空教)やグループ(恒葉会)などが出てきますが、これでその宗教関係者が一連の事件の犯人でしたーでは、小説としてはあまりに起伏がないんじゃ?と違和感を覚えていたら…… なんと、そう来ましたか!という人が一部事件の犯人で、この点はちょっと驚き。

    ただ事件の真相は……リアリティが無いわけじゃないけれど、なんだかミョーにしっくり来ない感がありました。それが何かは自分でもよくわかってないのですが、山根隆也が佐武のことを突っ込まれたときの不自然なほどのリアクションや、佐武殺害の

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    2021年12月30日
  • 愚者の檻 警視庁文書捜査官

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    エピソード・ゼロを含め、シリーズ、第六弾。

    古新聞に頭部を包まれ、口に『仁』の金属活字を押し込まれた遺体が発見された。

    鳴海 理沙たち文書解読班が、捜査に乗り出し、新聞や金属活字を調べ出す。
    新聞記事から、ある事件で刑務所に収容されたある関係者を発見し、面会に赴く。

    そうこうするうち、第二の遺体が発見される。
    その遺体は、ある地図で頭部を包まれ、口には『産』の金属活字が押し込まれていた...

    今回は、岩下管理官から八代への班解体に絡むアプローチがあったり、今回も波乱万丈ですね。

    最後は、いつもの文書解読班になり、良かったですね。

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    2021年10月10日
  • 警視庁文書捜査官

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    ドラマ「未解決の女」の原作だと知り購入。
    文字を解読して事件を解決する、という設定が面白くて、だったのですが……。

    ドラマの方と原作では、キャラが全然違う。また、文字解読が文章だと分かりにくい印象。映像、視覚情報が分かりやすい。

    ドラマと原作が全く別ものという感覚で読めば、こちらはこちらで面白いかなと思う。

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    2021年09月29日
  • 永久囚人 警視庁文書捜査官

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    冒頭のシーンから、不気味な小説やダイイングメッセージなど、サスペンス色が強いのに、捜査する側は世間ズレしていて妙なミスマッチ感がある。
    また、捜査の進み方偶然にも連続して当たりを引いている印象で、イマイチ作品世界に入り込めない。。

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    2021年08月29日
  • 無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿

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    短編でさくさくと読めた。びっくりするくらい事件もさくさく解決。ドラマにしたら面白そう!
    黒星達成て!!

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    2021年08月11日
  • 銀翼の死角 警視庁文書捜査官

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    警視庁文書捜査官シリーズ、7作目。

    今回はハイジャックテロ事件。岩下管理官が登場していないせいか、前作とは打って変わって鳴海たち文書解読班の捜査がすんなりとストーリーに入ってきて読みやすかった。ただ、ウミガメのスープという推理ゲームを出してくるなら、もう少し鳴海が絡んで欲しかったかな。鳴海が出てきた途端にゲームがほぼ終了状態で、文書解読班としての仕事はほとんどなされていなかったような、、、。鳴海の心理分析は上手くできていたように思うけども。あと、SITがとにかく無能すぎ。いくら何でも、素人の女性に盗撮を頼んでリスクを負わせるなんてあり得ない。ストーリー全体のプロットは上手くできてると思うんだ

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    2021年08月03日
  • 灰の轍 警視庁文書捜査官

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    ドラマを先に観て、それから書籍の順でした。
    シリーズ全般に言えることですが、クライマックスの盛り上がりや感動はドラマに敵わない(むしろ敢えて平坦に書いている気がする)ものの、丁寧に推理が進んでいく様は読み応えがありました。

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    2021年07月03日
  • 茨の墓標 警視庁文書捜査官

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    シリーズ8作目。相変わらず麻見さんの話は、事件がえげつないのが多い。好きじゃないんだけど、ついつい読んでしまってる。謎解きとしては非常に凝ってるよなあ。ただ、今回の4行詩は、面白くなかった。テレビドラマ化されたメンバーと構成が違うのは、あとからこのシリーズ読み始めたけど、完全に慣れたと思うんだけど、理沙が波瑠ちゃんに思えてしまって、自分で違う、違うと突っ込んでる

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    2021年07月02日
  • 愚者の檻 警視庁文書捜査官

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    警視庁文書捜査官シリーズ、6作目。

    事件の構造、文書捜査官ならではの推理や捜査過程など、本筋のプロットそのものはよく考えられているし、読みやすくはある。だが、しかし、、、鳴海や夏目、岩下など特に女性陣のキャラの描写がどうも幼稚臭くて、読んでいて背筋が寒くなってしまうのは私だけなのだろうか。前作を読んだときは慣れてきたかなと思ったんだけど、今作はちょっと我慢ならなかった。とりわけ、夏目と岩下のやり取りは、子供の喧嘩かと思ってしまう。塔子のシリーズの時は、キャラ描写に好感を持っていたんだけど、このシリーズも含めて、他の作品に関してはこの著者のキャラ描写がどうも苦手。ミステリの部分だけを読めば、結

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    2021年06月23日
  • 無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿

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    新しい刑事小説のシリーズ。以前読んだアンソロジーに短編が掲載されていた。相棒が元看護師というのがミソ。

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    2021年06月20日
  • 茨の墓標 警視庁文書捜査官

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    05月-24。3.0点。
    都内の廃屋の庭から、遺体が見つかる。遺体のそばには謎の四行詩が。かり出される文書分析班。謎が深まる中、次の殺人が。。。

    背景に閉ざされた集落のしがらみ、結構面白かった。

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    2021年05月27日
  • 凪の残響 警視庁殺人分析班

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    今回は途中で犯人が分かってしまったが、動機や犯罪に至るまでの話はよく作られていた。面白かったが、予想が当たったので星3。

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    2021年05月07日
  • 永久囚人 警視庁文書捜査官

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    3冊目の同シリーズだが、犯行の描写がやっぱり生々しいな。。
    あと、今回出てきた新メンバーの気質が、自分が苦手とする気質のため、しばしば読んでいてイラッとしてしまった。

    今回の結末を見出す過程には、少し違和感を覚えてしまったところも。
    ちょっと無理矢理すぎない?と思ってしまったのだが。。
    結末は、悲しい結末だった。

    あれ?もしや。。
    新メンバーは、ドラマでいうところの主役?
    と、いま、はたと気がついた。。

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    2021年05月03日
  • 警視庁文書捜査官

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    テレビドラマを観ていたので、原作を。と、読んでみたら。。
    あら、設定、出てくる人名は一緒だけれど、ところどころ、ドラマと小説は違う。
    読みながら、頭の中で動くのは、ドラマの矢代と、ドラマの鳴海。
    なので、一瞬、混乱をすることも。

    ドラマとは別物。と思ってしまえば、大丈夫。
    小説そのものはとても面白いから。

    しかし、一部描写がリアルで、気持ち悪くなりそうだったけど。。。

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    2021年04月22日
  • 刑事の灯

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    刑事物のアンソロジー。麻見和史「星の傷痕」人物描写もいまいちだし、事件そのものが面白くない。沢村鐵「道案内」内藤了の「東京おもてうら交番」のような感じ。まあまあ。藤崎翔「読心刑事・神尾瑠美」わははと笑える作者らしいもの。吉川英梨「ファーストレディの黒子」広田達也がどうして公安から刑事課に戻って来たか分かる一編。公安のきな臭さが分かる。実際にもこんな感じなんだろうか。公安にいると人間性を失ってしまうだろうな。

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    2021年04月20日
  • 影の斜塔 警視庁文書捜査官

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    警視庁文書捜査官シリーズ、5作目。

    鳴海率いる文書解読班のチーム力がいい感じに上がっていて、シリーズ当初よりも格段に読みやすくなったように思う。当初の鳴海と夏目に対する苦手感が見事に消え失せ、好感を持てるようにまでなった。IT担当の谷崎も含めて、キャラにそれぞれ愛着を持てるようになると、やはり読んでいて楽しさがある。
    肝心の事件のほうは、文書解読班ならではの暗号解読から始まり、このシリーズの醍醐味的なものを味わえたのであるが、何せ警視庁内の無駄なゴタゴタ抗争が背景にあるので、変にまどろっこしいというか不快というか、、、。私の個人的な好みではあるが、あまり好きじゃない事件の流れだったかな。

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    2021年04月17日
  • 擬態の殻 刑事・一條聡志

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    ネタバレ

    一匹狼の刑事、一條聡士が主人公。

    一匹狼と言えば聞こえはいいが、ちょっと自分勝手な物言い過ぎて、主人公の一條がいまいち好きになれなかったのがとにかく残念。飯テロのようなやたら美味しそうな食事描写は結構楽しめたけど。
    事件の展開も、途中まではどういった方向に進んでいくのか興味深く読めていたのに、いざ犯人が出てくると、やっぱり、、、な人で、拍子抜け。相棒刑事の福地さんも、なかなか厄介な一條刑事に対して意外としぶとく対抗していて応援したくなっていたのに、結局はその正体がよく分からないままでモヤモヤだけが残る。今後、シリーズ化させていくつもりなのか分からないが、もう少し彼女の立場をハッキリさせておい

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    2021年04月09日
  • 女神の骨格 警視庁殺人分析班

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    今回の作品は過去の作品と比べて、かなり複雑でした。後半に「あ、そういうことか!」と感じさせりるが、ちょっと回りくどかったか?

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    2021年04月04日