今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漫画のドラマ化に際しての改変の話が世間を騒がしていますね
個と組織の争いというかそんな風にも見えなくもないんですが、原作者の方が亡くなっていることもあって軽々しく話題にできないなと思っております
で、軽々しい話しかできないワタクシとしては今野敏さんですわ
今野敏さんと言えば非常に多作な作家さんでありまして、映像化作品も非常に多いんですが、映像化に際しての改変に関してはとんでもなく鷹揚です
まさになんでもあり
登場人物の年齢、性別が変わるのは当たり前
オリジナルキャラもがんがん出る(ドラマオリジナルキャラが小説に逆輸入なんてことも)性格も違う、階級も違う
違う原作の主人公がドラマで共演な -
Posted by ブクログ
2024.01.31 Audibleにて完
今野さんは面白い人だなぁと思う。
作品に「らしさ」はあるのに、違う味わいや、新しい感覚がある。
人によって、自分を使い分けるタイプだろうか?
警察の窃盗係であるハギオと、その相棒であるアキホがあくまでも、窃盗係として事件を解決していく話。
窃盗と強盗は違うんだ。。。あまり深く考えたことなかったなぁ~盗みは盗みだし、犯罪には変わりないよねっていう認識。
窃盗には誇りがあるっていうのも面白いよね。
ドロ刑って漫画読んだことあって、何となく泥棒する人たちって、こだわりがあるって言うか、ポリシーがあるなっていう感じしたわって今何となく思い出した。
確 -
Posted by ブクログ
いやあーこの終わり方は凄い
一言で言うと「え?!」って感じ
一言というか一音やないかーい!っていうね
まぁ宇宙戦争なわけですね
木星(の衛星)に住む人たちが、地球からの独立を求めて…ってお話しなんだけどね
ズバリ今野敏さんの結論を言っちゃうと、いやいや宇宙なんて人が生命を維持するだけでたいへんなんだから戦争なんてしてる場合ちゃうで!みんなで助け合っていかな宇宙にいたら人間なんてほっといてもどんどん簡単に死んじゃうんだから、戦争なんて無意味やん!ってことなんです
なるほど今野敏さんの言い分には一理ある
だけど人間って本当にお馬鹿だからね
実際に人間が宇宙に住むようになったときそこの結論に -
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『警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ』第5段
まわりの評価は高いものの、自己評価は低く、まわりと争うことを望まない樋口。
都内で自動車爆発事件が発生し、数名の死傷者が。
テロの疑いがあり、指揮本部が立ち上がるが、公安部と刑事部の対立が…テロ阻止の為に協力捜査へと進むが、なかなかお互いの疑心は…
現場付近の防犯カメラの解析と目撃証人の供述でパキスタン人が特定されたが、アリバイが…
そしてもう一人の目撃証人牧田詠子によりバングラデシュ系の日本人も容疑者に上がる…
そんな中、公安がマークしていた人物が。
元警察官・因幡。警察を辞めた後、海外を放浪し、国際テロ組織に関係しているという噂があり、マー -
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今野敏さんの『最後の戦慄』です
1989年の作品
傭兵シド・アキヤマシリーズの二作目ってことらしいです
二作目にして気付いたんですが、近未来を舞台にしたSFだったみたいw
今回の敵はサイボーグ化された元傭兵たち
いゃあキャラ設定とか、いい意味でかなり頭の悪い設定でライトノベル方面に振り切っちゃえば面白くなりそうな気もしたんですがね
今野敏さんのミリタリーオタクっぷりが随所に出てきて物語を止める止めるw
自動小銃はこんな風に進化を遂げて近未来にはこんな感じの武器に…って言いたーてしゃーない
んで、めちゃくちゃ続きそうな終わり方だったんですが、シド・アキヤマシリーズはこの二作で終了
ま、そ -
Posted by ブクログ
ネタバレ【321冊目】裏表紙に書いてあるとおり、サイバー犯罪の回で、かつ、竜崎の大森署最後の事件。
とはいっても、サイバー犯罪に関する知識はまったく必要ないくらい事件そのものはあっさり描写されたており、どちらかというとメインは少年がリンチで殺された事件。
まず、警察小説、犯罪小説、ミステリ好きとして言わせてもらうと、話の筋と犯人がちょっとご都合主義に走りすぎではないかと思います。竜崎の推論も「こう考えればしっくりくる」ぐらいのもんで、そういう感想にあっさり説得されちゃう周りもどうなの、と。さすがに戸高ぐらいはもっと疑ってくれよと思いました(笑)
ただ、このシリーズの魅力はそこじゃないのです