今野敏のレビュー一覧
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「隠蔽捜査」シリーズの11冊目。
今回は.5ということで、竜崎の家族や彼の周囲の人々を主人公にした9つの短編からなるスピンオフ。
最近、本を読むスピードが落ちているが、この本はスイスイと読み進めることができた。
竜崎が去った後の大森署の面々が竜崎だったらどう行動するかを考えて動こうとするのはgoodだが、凡人が原理原則を通すのはなかなか難しく、結局は竜崎に相談してしまうところには苦笑。
竜崎の家族3題は、相変わらず冴えてる冴子さんに、毎回やらかす邦彦(なんとなくネタバレしていたけどね)に、しっかり者の美紀さんも今回ばかりはかなり焦る。ちょっと変わった夫や父との付き合いは面倒だけども、たまには -
Posted by ブクログ
はちゃめちゃアクションandちょっぴり伝奇小説。
時代を感じるわー。北斗の拳みたい。
途中出てくるミツコがもうバブルの服装と髪型でイメージしちゃう。
めっちゃアウトローな主人公が、警察から出向してもまだ暴力団撲滅に心血を注ぐんだけどやり方がヤクザ。なんかいろいろ技名が飛び交うし、謎の手裏剣やパチンコ弾がもうすっごいはちゃめちゃ。いや、こういう時代だったんだよねー。
暴力団が一般の運送屋に力で言うことを聞かせようとするところとか、無関係の家族を皆殺しにするところとかエグすぎてフィクションでも胸糞悪くなる。
しっかし、この佐伯涼ってはぐれ刑事、読んでると冴羽涼がチラつく〜。時代やねぇー。 -
Posted by ブクログ
「萩尾警部補シリーズ」第4弾は六つの短編。
「プロがプロの相手をする。それが、三課のプライドだ」と萩尾が言うように、窃盗の常習犯vs三課の刑事の職人じみたやり取り。
“牛丼の松”“ホトケの善蔵”“アキバのモリ”“秒テツ”“鍵福”など、常習犯たちの二つ名が面白い。
そしてそれらの手口を熟知し、彼らと人間関係さえ築いている萩尾たち窃盗犯係の刑事。
萩尾の相棒(弟子)の武田秋穂の成長も著しく、そのうち捜一に引き抜かれるんじゃないかという布石も。いつもは主役を張る一課の面々はエリート意識満載でイケすかないし、二課の舎人も変人っぽくて、それぞれキャラは立ってる。
かる〜く読めて、後には何も残らない