今野敏のレビュー一覧
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厳しい意見も多いですが、これはこれでいいと思う。
どの世界でもそうだが、美人というのは異次元に扱われるものだ。ましてや、男というおバカな者達が繰り広げる無様な姿は、情けなく思う。が、そういう自分もバカな1人であると認識している。
検事である柳楽が「署長は弁天様か観音様か」「弥勒菩薩」などという件も多いに笑えた。
今回の新しい見どころとして、貝沼が思ったより腹黒で庶民的な一面が見れたのは興味深かった。真面目一辺倒と思っていたが、麻取の黒沢と真渕課長の悪態の言い合いを聞いているのが何より好きだったことに驚いた。
でも、そんな人間臭い場面を垣間見れたのはゾクゾクして、何より楽しめたかもしれない。 -
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ネタバレ連載していた婦人公論.jpって何だろう?~神社からテキ屋が閉め出されたので神社で話を聞き、自治会が出店を出すと聞き、寺の鐘が煩いと苦情が寄せられていると聞き出す。自治会の顔役で氏子総代と檀家総代に名乗りを上げている地元の不動産業者の裏には宗教法人ブローカーが噛んでいると踏んで調べると西の組織の直参の高森というヤクザが絡んでいると解った・・・~「婦人公論.jp」で検索しても表示されなくて「婦人公論.jpとは」で漸く毎日配信しているwebマガジンだと解ったが、これが無料なんだね。阿岐本のシノギは野球賭博とか競馬の呑み行為じゃないのかねぇ。生活感がない。世直しじゃ喰っていけないんじゃないの?
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ネタバレ伊丹氏視点の短編集。もし伊丹氏が主人公だったら、「隠蔽捜査」シリーズはちょっと面白い普通の警察小説レベル止まりだったと思う。やはり竜崎氏という合理の化身と、伊丹氏という人情・感情の二人による二極構造がおもしろいのだ。竜崎氏の思考の軌跡や心の声がないと、なにか物足りない。とはいえ、本書では「隠蔽捜査」シリーズ1〜3巻までの裏側が見れるという点では楽しめた。
ただ、伊丹氏には少し嫌悪感を覚える。小学生時代に竜崎氏をいじめていたことを思い出したにも関わらず、謝罪もなければ反省もしない。「忘れていたというより、罪の自覚がなかったのだ」とまで言う始末。いじめとはいつもこうではないか。加害者側に罪の自覚 -
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ネタバレ3.5
シリーズ第2章開幕。竜崎が神奈川県警刑事部長として着任。
東京との境で他殺体が発生。
警視庁との合同捜査に。
被害者が中国人とわかり公安との関わりも厄介に。
加えて妻、冴子が自動車学校で事故を起こし、車と柵の損害賠償を請求させられる。
「警察外」の凶悪事件、「警察内」のきな臭い事情、「家庭内」のトラブル
三つ巴の事情を竜崎が捌いていく。
冴子の為に警察に乗り込んで、自動車学校所長と対峙する場面はカッコ良かったなぁ
事件は被害者が中国人ということもあり、関係者に中国人が何人か出てくるが誰が誰だか一瞬わからなくなり自分は何か読みづらい場面があった。
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感想
今回はちょっと緊張感があったが、いつも通り阿岐本の伝手で解決。
中盤はちょっと中弛みっぽかった。
あらすじ
永神が、テキヤの親分が暴対法の関係で神社での露店から締め出された問題を阿岐本組に持ち込んできた。日村が事情を聞きに行くと、住民からの要望でテキヤを追い出すことを決めたという。
近くの寺では住民からの苦情で鐘すら突くのに気を遣う始末だ。詳しい事情を調べるため、阿岐本が立ち上がる。調べるうちに地元の不動産屋の原磯が、氏子総代と檀家総代になりたがっていると聞きつける。阿岐本は原磯が宗教法人の取得と土地を狙っているのではないかと推論する。
原磯の裏には関西の大きい団体のヤクザが絡