今野敏のレビュー一覧

  • 焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕

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    シリーズものを途中から読むのはあまり好きではない。そこに出てくる登場人物の人となりや、過去作の人間関係など分からずにその世界に入らなければいけないから。もちろん、それを分かっていなくても、小説としては楽しめるのだが、この小説はその人物関係・家族関係分かってこそ、もっと楽しめるところが増える作品の気がする。

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    2026年02月20日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    なぜこの一作目を最初に読まなかったのか、考えたら「リオ」という題だった。やっと 陽気になったところなのにブラジルのリオなら暑そうだと思ったからという、なんの脈絡も無い考え。「朱夏」もある、さらに暑そうだ。
    シリーズに「朱夏」があったがレビューを書かないといけないけれど、とりあえず。

    樋口係長の内省振りはさらに深く詳しく身につまされる。そうして自分を突き詰めて見直す姿勢が人間性を深めているのだろう。
    何度も述べられているように、彼は、かっての学生運動に遅れてきた世代で、革命の熱に浮かされたこともなく、世間が静まった直後の荒れた世相を整理してきた保守派だと思っている。
    それは自然に今も、穏やかな

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    2026年02月16日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    アルコール中毒でもない、奥さんに逃げられてもいない、というか心から信頼されている。辺鄙な部署に左遷されてもいない、一匹狼でもない、でもそれなりに悩みはあるがこのごくまともな刑事もたまにはいいかも。
    冒頭、コンビニ強盗で暮らしている不良たちが出てくる。使いに出したユウジが帰ってこないので、二人はいらいらしているが、

    そのころドジなユウジが代々木署の連続コンビ二強盗捜査本部に捕まっていた。
    ユウジの自白によって隠れ家を突き止められ、二人は逮捕、そのとき活躍したのが安達弘という巡査だった。見事な払い腰で犯人の一人を仕留めた。
    解決後、乾杯の席で、彼は係長の樋口に酒を注ぎ、樋口を尊敬している、出世に

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    2026年02月21日
  • 機捜235

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    感情揺さぶられる程のストーリーではないけれど、若者と白髪のおっさんコンビがなんとも微笑ましくてニヤニヤしながら読んだ。

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    2026年02月14日
  • [新装版]リオ 警視庁強行犯係・樋口顕

    購入済み

    樋口顕は、一度、YouTubeで見た事があって、内藤さんのイメージが抜けない。
    なのに、自分に自信がないって、何となくだけど、違和感。
    団塊の世代とその次の世代。
    確かに、考え方に差がある気がする。
    でも、私も、親が親の責任を放棄した事で、子供達が、心を閉ざしたり、歪んだりしていった事は否めない。

    #共感する #切ない

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    2026年02月13日
  • 新装版 神南署安積班

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    ネタバレ

    今までの流れで出てきた主要人物のスピンオフのような短編集であり、心の動きによりフォーカスがあたっていた感じがしました。

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    2026年02月13日
  • 任侠楽団

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    夫と本屋さんに行った時に選書してくれた一冊!

    初めて読んだ作家さんでこれはシリーズものの第6弾とのことですが、はじめに登場人物のひととなりの説明がありすぐに話に入り込めました。

    会話が多いのでとても読みやすかったです。今回は楽団の問題解決を担うというお話しでしたが他の作品も気になりました(^^)

    それにしても任侠の世界って知らないことばかりだからわからない言葉が出てきて勉強になりました。

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    2026年02月11日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    警視庁の刑事・樋口の妻が誘拐された。別件で警備部長を脅迫する手紙が届いたため、樋口はその捜査本部が立ち上げられるまでに何としても誘拐事件を解決しなければならない。普通の感覚ではそんなことそっちのけで警察の力を使って誘拐事件にリソースを注ぐべきだと思うところだが、樋口には刑事故の葛藤があるため、孤独な捜査に臨むことになる。それを助けてくれるのは、以前捜査で協力したことがある生安課の氏家。どこかシニカルなところがあるものの、頼れる相棒となって身内の事件に心を乱される樋口を支える。まるで問答のような二人のやり取りが面白い。ところどころに挟まれる誘拐された妻恵子のパートから、犯人のパーソナリティが明る

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    2026年02月10日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    この「アンカー」は久しぶりに出た「スクープシリーズ」の第四弾なのだそうだ。知らなかった。 この文庫は2020年2月刊。初出は2016年4月だが、業界の事情は現代でもあまり変化がないようでわかりやすかった
    今野さんは、少し前に嵌った「隠蔽捜査」や、ドラマでも好評の「安積署」「リオ」等々、書ききれないほどたくさんシリーズがある。あれこれチラ読みだが随分楽しませてもらっている。



    報道番組のアンカーマンから題名をとっているが、キャスターの女性は、今時はアンカーパースンというのだと反論している。報道社会の最先端で活躍するこの美脚で頭の冴えた女性がいるので、むさくるしい話がスマートで新鮮に読める。

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    2026年02月07日
  • 台北アセット

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    警察の公安の中でも特殊な0(ゼロ)研修を受けた男2人のじゃれ合わない友情的な物語。
    台湾を舞台にして2人が成長していく中で、自分も負けてられない気持ちが必要と感じた

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    2026年02月05日
  • レッド(新装版)

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    ネタバレ

    自衛官齊木が隠蔽捜査竜崎さんの前身のようで、好感度が高かった。それ以外の人物はちょっと紋切り型な感じが否めない。
    冷戦時代の核の遺産を、アメリカにおもねった日本の政治家が山形県にこっそり廃棄した事件をめぐる話。スケールの大きさのわりに話が短く、あっさり終わってしまった印象。もう少し長い小説が好みなので、そう感じたのかもしれない。

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    2026年02月05日
  • 署長サスピション

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    ネタバレ

    誰もが会いに来たがる美人署長と、それをとりまく愉快な仲間たち(おっさん)のドタバタ劇を、副所長からの視点で語られるコメディ作品。
    宝飾品を店員のまえで偽物とすり替えてしまう、目利きと話術、贋作の技術、そして逃げ足も速い怪盗フェイク。怪盗との真剣でかっこいい闘いが見られるかと思いきや、ただひたすらに美人署長に会いに来るおじさんたちがお互いに牽制しあい、メロメロになっていくというギャグストーリー。ちゃんと最後は怪盗も出てくるんだけどハラハラする展開はまったくない。
    まぁたまにはこういうのもいいのかもね。

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    2026年01月31日
  • 殺人ライセンス

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    ネタバレ

    掲示板全盛期の頃の話。メインの視点はネットとコンピューターが大好きな男子高校生、男子高校生の同級生の父親でリストラされて探偵になろうと奮闘しているおじさん、その同級生で若手と組んで捜査に難航してるいる刑事の3人。
    殺人ライセンスという神出鬼没なネットゲームのターゲットにされた人が現実で殺されたことから話は進んでいく。犯人は誰なのか、連続殺人なのか、推理が進んでいく中で探偵志望のおじさんや男子高校生の同級生の家族との関わり方の変化も描写される。
    タイトル読みだったが結構面白かった。

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    2026年01月30日
  • 署長シンドローム

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    大森署の話を読めるのは嬉しいし、事件に2段階のオチがついて面白かった
    竜崎は困難を蹴散らす、藍本は困難をすり抜けると巻末に書いてあったけど、どちらかといえば好みは蹴散らすタイプかも笑
    次回作に期待!

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    2026年01月26日
  • 署長シンドローム

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    サスペンスじゃなかった。
    警察の組織内部情報を詳しく記述してあるがストーリーはシンプル。
    含蓄はない。

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    2026年01月23日
  • 職分

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    萩尾警部補シリーズの短編集。
    短編なので、事件はすぐに解決します。
    相棒の秋穂がすごく頼もしい存在になったなぁと思いました(久々に本シリーズを読んだからかもしれませんが)
    ちょくちょく過去の話が出てきますので、これまでの萩尾警部補シリーズをお読みになってからの方がよろしいかと思います。
    中には探偵石神が出てくる話もあります。
    「おっこんなところにも出てくるの?」と思ってしまいました。

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    2026年01月21日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    関係者が最初から話してくれれば50ページで終わったのに系のストーリーだった。SNSと外国人問題で膨らませた感は否めない。もっと骨太な事件に期待したい。

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    2026年01月20日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    推理小説なのか、社会の流行り、世相紹介なのか。後者の比重、ますます重くなる。そこが面白いところでもあるが、肝心な捜査が疎か淡白に。「働き方改革はいったい誰の為。働きたい人、働かなければならない人の労働時間まで制限してしまう。こんなところにも日本経済弱体化の原因が」「外国人排斥の傾向はやっぱりインバウンドの増加に従って強まっているように思う」そんなことないと思うが…。「非正規の若者が増え、一方で深刻な人手不足だといういまの社会はどこかアンバランス」「SNSは厄介。確信犯的に反社会的に投稿。それやめさせる手段がない」SNS活用で世論形成しようという選挙が、また。うーむ。

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    2026年01月19日
  • 署長サスピション

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    今野敏の署長シリーズというのがあるらしく読もうと思ったら2作目だった。

    隠蔽捜査シリーズで主人公が大森署の所長になったことがあったが、その後栄転する時に引き継いだのがこの主人公の署長だとわかった。

    とにかく人気のある女性署長で、警視庁の偉い方々が所轄のひとつの大森署によく来る。

    その来客を捌く副署長がたいへんで面白い。

    その大森署にたくさんのお金が置いてあり、それを狙う怪盗との闘いの話。

    色んな話が展開されるが今野敏らしい読みやすくて楽しい娯楽小説だ。

    今後も楽しみだ。

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    2026年01月14日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    アンカーを読んでからこの作品を読みました。
    各章は独立した同じ構成の短編となっており、シリーズ初期の作品ということもあってか、少々粗い感じがしました。

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    2026年01月12日