今野敏のレビュー一覧

  • 分水―隠蔽捜査11―

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    ネタバレ

    安心して読み進められたのだが、今一ついつもの切れ味が感じられなかった。事件が放火による小火から殺人事件へ発展し、サイバー担当者、SSBCなどが出てくるあたりはTVドラマでも目にするところだが、大物政治家相手にひるまない竜崎が、全体を通して論客たる力量を十分発揮できていない印象だ。
    官僚という立場や階級で構築された組織における各役職者の考えや行動が、各々の性格・人格をも滲みだしているよう描写されている点は毎回面白く読める大きな要因でもある。
    その点では喜代助議員のひょうひょうとした物言いと、竜崎とのやり取りが秀逸で、読んでいてにやけてしまうし、将来の関わりも出てくることが期待できそうだ。

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    2026年03月17日
  • 宰領―隠蔽捜査5―(新潮文庫)

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    久々に続きを。安定の展開&面白さ。終盤にかけての竜崎と伊丹との掛け合いがどんどんスピード感が増して読ませる読ませる。事件のお話と並行して進む、竜崎家の家庭の状況も気になる 笑

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    2026年03月14日
  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

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    重大な副作用で亡くなった男性の妻は病院の責任を問うべく、民事訴訟を起こすも敗訴、その後刑事訴訟を起こした。STは業務上過失致死の疑いで捜査を始めることとなる。珍しく熱くなるSTリーダーの赤城。捜査を進める内に、彼の過去の一端が明らかにされる。因縁の悪代官、決別した戦友、昔助けた茶屋の娘ー任侠・赤城左門。もがき苦しむも、燃え尽きない、燻り続ける漢の物語。

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    2026年03月11日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    隠蔽捜査シリーズ

    鎌倉で殿様と呼ばれる代議士宅でのボヤ騒ぎが発生
    鎌倉署のみならず、周囲の人々の忖度ぶりにも、竜崎はぶれないところは流石

    今回を読んで、警察組織のみならず、政財界など名の通った人に対しては忖度されているのだろうなと
    Youtuberがいいとは言わないが、既存のオールドメディアなども報道する内容を忖度しているし。。

    今回は竜崎のブレなさに救われた気がする

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    2026年03月07日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    シリーズ11作目ですね。
    竜崎のキャラクター設定だけで持っているみたいに思えます。
    他のキャラクターも竜崎を生かすためにあるのかな。
    ストーリーもイマイチに思えます。
    でも、次が出たら読みますね。

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    2026年03月05日
  • 職分

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    萩尾と秋穂の姉弟関係がいい味を出していて好きなシリーズ。短編集のようになっていて、空き時間にさっと読めるのもいい。

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    2026年03月03日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    欠かさず読んでいる隠蔽捜査シリーズ。
    もう、事件自体はそう問題じゃない。一捻りもない感じ。笑
    しかし、毎度ながらの飄々としたできるサイバー犯罪官や、血の気が荒いとは気風が良いってことでがっちり仲間を作る中隊長やらにわくわくし、政治家や本部長に気に入られようとする小物幹部が大物政治家に足蹴にされ、その代わりに竜崎がなんもしてないのに気に入られる様に清々する。
    という、毎度の水戸黄門さを楽しむものなのです。

    今回は、鎌倉で起きた大物政治家一家の邸宅での放火から始まる殺人事件。なんせ、政治家への忖度をどーすんの?と言う話。

    何故か挟まる竜崎家の団欒が、長年のファンには嬉しい。

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    2026年03月01日
  • マル暴総監

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    任侠シリーズに時々登場するマル暴の甘粕さんが主役の『マル暴甘粕』の第二弾

    今回は少し甘粕さんにハラハラして面白かった。甘粕さんの人の良さが出てた。
    続編又読みます。

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    2026年02月27日
  • イコン 新装版

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    ネタバレ

    アイドルの変遷を通して考えられた面白いストーリーでした。事件自体には派手さはないものの、周囲の登場人物のサイドストーリーも楽しめて良かったです。

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    2026年02月22日
  • 白露 警視庁強行犯係・樋口顕

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    警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ 第9弾

    白露の季節の9月に、建設現場で若い女性の他殺体が発見される。

    第一発見者の外国人や近くに住む外国人が疑われ、ネットで炎上する。

    差別と、ネット上での理不尽な理屈により、ねじ曲がった世論に翻弄されつつも、捜査に邁進する樋口班。


    犯人とは関係ないところにスポットを当てた感じ。

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    2026年02月23日
  • 焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕

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    シリーズものを途中から読むのはあまり好きではない。そこに出てくる登場人物の人となりや、過去作の人間関係など分からずにその世界に入らなければいけないから。もちろん、それを分かっていなくても、小説としては楽しめるのだが、この小説はその人物関係・家族関係分かってこそ、もっと楽しめるところが増える作品の気がする。

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    2026年02月20日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    なぜこの一作目を最初に読まなかったのか、考えたら「リオ」という題だった。やっと 陽気になったところなのにブラジルのリオなら暑そうだと思ったからという、なんの脈絡も無い考え。「朱夏」もある、さらに暑そうだ。
    シリーズに「朱夏」があったがレビューを書かないといけないけれど、とりあえず。

    樋口係長の内省振りはさらに深く詳しく身につまされる。そうして自分を突き詰めて見直す姿勢が人間性を深めているのだろう。
    何度も述べられているように、彼は、かっての学生運動に遅れてきた世代で、革命の熱に浮かされたこともなく、世間が静まった直後の荒れた世相を整理してきた保守派だと思っている。
    それは自然に今も、穏やかな

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    2026年02月16日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    アルコール中毒でもない、奥さんに逃げられてもいない、というか心から信頼されている。辺鄙な部署に左遷されてもいない、一匹狼でもない、でもそれなりに悩みはあるがこのごくまともな刑事もたまにはいいかも。
    冒頭、コンビニ強盗で暮らしている不良たちが出てくる。使いに出したユウジが帰ってこないので、二人はいらいらしているが、

    そのころドジなユウジが代々木署の連続コンビ二強盗捜査本部に捕まっていた。
    ユウジの自白によって隠れ家を突き止められ、二人は逮捕、そのとき活躍したのが安達弘という巡査だった。見事な払い腰で犯人の一人を仕留めた。
    解決後、乾杯の席で、彼は係長の樋口に酒を注ぎ、樋口を尊敬している、出世に

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    2026年02月21日
  • 分水―隠蔽捜査11―

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    隠蔽捜査シリーズ11は、鎌倉で起きた放火事件。小火に終わったものの現場が国会議員の邸宅だったから大騒ぎに。そして起こった殺人事件。事件解決だけじゃなく、議員のご機嫌うかがいまでしなければならなくなり竜崎は…

    という話なんだけど、このシリーズだんだん事件がつまらなくなっているのは気のせいか?
    今回も全くひねりがなく、当初の見立てのまま解決。それも最後は緘黙していた被疑者があっさり自供。ん〜つまらない。

    鎌倉署の署長はじめ幹部の議員への忖度や、同期八島の相変わらずのライバル心にイラっ!そんな奴らに竜崎が正論で一泡吹かせるのがこのシリーズの面白さなのに、今回はそれも不発。
    郷に入れば、郷に従えと

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    2026年02月16日
  • 機捜235

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    感情揺さぶられる程のストーリーではないけれど、若者と白髪のおっさんコンビがなんとも微笑ましくてニヤニヤしながら読んだ。

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    2026年02月14日
  • [新装版]リオ 警視庁強行犯係・樋口顕

    購入済み

    樋口顕は、一度、YouTubeで見た事があって、内藤さんのイメージが抜けない。
    なのに、自分に自信がないって、何となくだけど、違和感。
    団塊の世代とその次の世代。
    確かに、考え方に差がある気がする。
    でも、私も、親が親の責任を放棄した事で、子供達が、心を閉ざしたり、歪んだりしていった事は否めない。

    #共感する #切ない

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    2026年02月13日
  • 新装版 神南署安積班

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    ネタバレ

    今までの流れで出てきた主要人物のスピンオフのような短編集であり、心の動きによりフォーカスがあたっていた感じがしました。

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    2026年02月13日
  • 任侠楽団

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    夫と本屋さんに行った時に選書してくれた一冊!

    初めて読んだ作家さんでこれはシリーズものの第6弾とのことですが、はじめに登場人物のひととなりの説明がありすぐに話に入り込めました。

    会話が多いのでとても読みやすかったです。今回は楽団の問題解決を担うというお話しでしたが他の作品も気になりました(^^)

    それにしても任侠の世界って知らないことばかりだからわからない言葉が出てきて勉強になりました。

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    2026年02月11日
  • 朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    警視庁の刑事・樋口の妻が誘拐された。別件で警備部長を脅迫する手紙が届いたため、樋口はその捜査本部が立ち上げられるまでに何としても誘拐事件を解決しなければならない。普通の感覚ではそんなことそっちのけで警察の力を使って誘拐事件にリソースを注ぐべきだと思うところだが、樋口には刑事故の葛藤があるため、孤独な捜査に臨むことになる。それを助けてくれるのは、以前捜査で協力したことがある生安課の氏家。どこかシニカルなところがあるものの、頼れる相棒となって身内の事件に心を乱される樋口を支える。まるで問答のような二人のやり取りが面白い。ところどころに挟まれる誘拐された妻恵子のパートから、犯人のパーソナリティが明る

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    2026年02月10日
  • アンカー(スクープシリーズ)

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    この「アンカー」は久しぶりに出た「スクープシリーズ」の第四弾なのだそうだ。知らなかった。 この文庫は2020年2月刊。初出は2016年4月だが、業界の事情は現代でもあまり変化がないようでわかりやすかった
    今野さんは、少し前に嵌った「隠蔽捜査」や、ドラマでも好評の「安積署」「リオ」等々、書ききれないほどたくさんシリーズがある。あれこれチラ読みだが随分楽しませてもらっている。



    報道番組のアンカーマンから題名をとっているが、キャスターの女性は、今時はアンカーパースンというのだと反論している。報道社会の最先端で活躍するこの美脚で頭の冴えた女性がいるので、むさくるしい話がスマートで新鮮に読める。

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    2026年02月07日