今野敏のレビュー一覧
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初刊から愛読しているこのシリーズの魅力は、何と言っても、竜崎の「原理原則」を貫いて生きる姿にある。特に初期の作品は何度も読み返しており、実生活で判断に迷ったときには、必ずこの言葉に立ち返るほど、私にとって大切な教訓となっている。
通算13作目となる本作も、抜群のテンポの良さで一気に読み終えた。ストーリーの結末はある程度見えていたものの、今回新鮮に感じたのは、竜崎の発言や行動に、これまでにない柔軟さや人間味が垣間見えたことだ。
彼の「原理原則」は、決して形骸化したルールではない。時代や状況の変化に応じて、しなやかに進化していると感じた。ブレない芯を持ちつつ、柔軟さを身につけた竜崎が、これから -
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ネタバレミステリーを期待して読むと大失敗!
捜査という単語はあるものの
がっつり人間ドラマが主軸。
序盤は主人公の竜崎が好きになれず
なかなかページをめくる手が進まなかった。
考え方が嫌いとういわけではないけど
しつこいというか何というか…
ストーリーも遅々として進まない;
会話、移動、会話、移動…
どの小説もこの繰り返しだとは思うけど
より強く感じた。
犯人は現職の警察官。
しかも連続殺人。
これだけのテーマなのに、
犯人だった警察官の人間性は全く描かない。
少年犯罪の量刑の軽さ、遺族の無念さ、
そういったものも描かず、
徹底して官僚の人間ドラマに終始する。
この一点は良くも悪くも…かな?
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アンソロジー作品『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』を読みました。
警察小説ばかりを収録したアンソロジー作品です。
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今を時めく警察小説の書き手が紡ぐ、傑作短篇集第2弾!
入れ墨の男とのトラブルが呼ぶ悲劇、若き警官が追う連続窃盗犯、動機のつかめない放火魔、30年前に解決したはずの事件に自首してきた男、突然駐在所勤務を希望した警官の真意、若き警視が挑む滅多刺し死体遺棄事件、スパイ容疑のかかったロシア人武官の追跡。人気作家7名が、それぞれに趣向を凝らした珠玉の警察ミステリー。
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2024年(令和6年 -
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ネタバレ幕末の幕臣、永井尚志を描いた歴史小説。
歴史ドラマや小説では幕府側のキーパーソンでありながら脇役扱いの永井を主人公とし、同世代の岩瀬忠震、堀利煕の友情と奮闘を描いてくれてうれしい。
ただ、ラストが自分は乗れなかった咸臨丸の米国への出発で終わっていたのは中途半端感がありました。
このあと3人を襲う悲劇やその後の永井の活躍、明治後の活動まで見たかったです。
著者の歴史ものでは前作の「天を測る」でも幕末の測量技師の小野友五郎を主人公にしていたのはうれしかったですが、明治になったところで終わっていて中途半端感がありました。
会話や心情が、著者の刑事小説の登場人物のような感じの手法なので、読みやすく、 -
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もう何作目か分からない、安積班シリーズ最新作。
今回は短編集。
部下の髪形を問題視する上司がいれば、部下のコミュ障を心配する上司に部下のために闘う上司もいる。
部下との関係性を構築するのが難しい時代になったのは警察も同じようだ。
また学校でのモンスターペアレント問題にまで強行犯が駆りだされるのも時代だなと感じる。
安積班シリーズの短編集の魅力としては、何といってもその関係性。
上司や先輩は部下や後輩を信じ、部下や後輩は上司や先輩の信頼に応えるために頑張る。
何かあれば気にかけてくれる人がいて、自分のために盾になってくれる人がいる。
皆が真剣で信頼し合っているからこそ、時にぶつかり合うことも -
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シリーズ11弾。スピンオフも含めるともっとあるか。
相変わらずの竜崎。やっぱりいい。
ほぼ、会話劇の脚本のようになっており、ページに文字が少ない。改行だらけだ。すぐに読めちゃう。
まぁ、事件がどうこうというミステリーというより、竜崎がどう動き、考え、何を言うかを楽しんでいるので、会話劇と化しても最早文句は無い。
竜崎は次はどうなるのか、大物政治家とのパイプも出来たので、どんどん偉くなって、最終的に政治家竜崎も読んでみたい。
警察官僚ではない竜崎が政治を動かすところも読んでみたい。今野敏先生、書いてくれないかな。
星は3つとするが、星に意味はない。
あと、竜崎の奥さんは妻として肚がす