今野敏のレビュー一覧
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今野敏さんデビュー二作目の長篇だそうです
今野敏さんといえば元々は東芝EMIの社員だったことで知られていますが、会社を辞めて専業作家となった第一作目でもあるみたいなんですね
そんな記念碑的作品ですが、うんまあね自分の「これだ!」ってのを全部詰め込んできた大力作ってのは感じるけど、うんまあね
で、今思うのは出版業界が今野敏さんを諦めなかったところが凄いな〜って思うのよ
この当時から将来の大々ベストセラー作家の片鱗を感じでたんかな〜?
だとしたら凄いな出版業界!まさにプロ集団やな
今でこそ大ファンだから全部読むを目指してるけど
わい当時普通にこれだけ渡されたら、まぁ2.3冊読んで終わってた -
Posted by ブクログ
今回の竜崎はなんと、若い女性キャリア(畠山美奈子)に恋しちゃった!
あの、何にも動じないで冷静に行動する竜崎が、ここまでへなちょこになるとは…。もう読んでられない。
ストーリー自体は、アメリカ大統領訪日の方面警備本部長としての活躍?が描かれているが、ほとんどこの畠山への思いを中心に進んでいく。
そして、実際には空港での爆破とか、殺人などの大きな事件が起きることもないため、全体的にちょっと盛り上がりに欠けたような感じる。
今までは、実際の事件の解決というより、それまでの過程での警察内の人間とのやりとりの中で、竜崎を甘く見ていた人間が逆にやり込められることに溜飲を下げてきたが、今回はそれが無かっ -
Posted by ブクログ
2024.3.20〜BSTBS放送
「国会議員誘拐!」
与党大物議員が大森署管内で姿を消した。運転手の遺体を残して――。
一署長に過ぎぬ竜崎が反目しあう警視庁・神奈川県警の合同捜査を指揮することに。
スリリングな第五弾!
「まったく、あきれたやつだ。刑事部長に逆らう署長なんて、おまえくらいなものだ」(本文より)
衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。牛丸真造は与党の実力者である。やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと本庁に入電が。発信地が横須賀市付近という理由で、警視庁・神奈川県警の合同捜査が決定。指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎 -
Posted by ブクログ
ネタバレ感想
各人の同僚に関する印象や細かい心情が書かれている点について、部下を上手く使って事件を解決するかと結びつくところがポイントのように感じた。刑事は対人商売なのでまずは身内がどう考えるのか理解するところが大切なのかもしれない。
最終的にな犯人は中盤あたりである程度予測はついたが、最後まで楽しく読めた。内容は暗いが。
あらすじ
神南署管内で、地下アイドルのライブにおいて、高校生の少年が刺殺された。当日はハコに200人はいたが、乱闘騒ぎもあり、目撃者情報はゼロ。安積も慣れないパソコンを使っての情報のやり取りなど、刑事たちには新しい世代の事件といった印象。
有森恵美というアイドルのイベントが学