今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々の武闘小説。
夢枕獏さんのばっかりやったけど(^^;;
(餓狼伝…)
お恥ずかしい話、空手が沖縄発祥って知らんかった…それだけ、普及したとも言えるけど(^_^;)
琉球王朝の末裔として生まれた本部朝基さんの話。
正に、強さだけを追求してきた人なんやな。基本に忠実やけど、他の流派、武術とも闘い工夫し、強くなる。
本土に来て、沖縄武術の強さを広めようと人々に教えていく。
格闘シーンとかもあるけど、どっちかっいうと彼の生き方を描いている感じ。
やっぱり、強い人って、素直で何でも吸収していくんやな。
こういう考え方は別に武術に限らず全ての事に言えること。
考え方に関しては、参考になる。但し、肉体的 -
Posted by ブクログ
東京湾臨海署篇の3作目。
『暗殺予告』は、ハリウッドから来日するスターを安積たちが警護する話。スターには、暗殺予告が。ベイエリアの地理を活かした暗殺者の仕掛けたトリックを安積が見破る。
『被害者』は、犯罪被害者家族と少年法の問題を扱った社会派小説の趣。
『梅雨晴れ』は、公共マナーという現代的な問題を扱った話。
『射殺』は、ロサンゼルス警察の捜査官が殺し屋を追って日本に。アメリカと日本との捜査活動の違いを浮き彫りに。
『夕映え』は、助っ人に行った品川署の捜査本部で安積の新人時代の指導官と再会。二人で犯人を追い詰める。
いずれの作品も、安積と部下たちとの信頼関係が描かれていて、安心して読み進められ -
購入済み
前作同様
全体の80%くらいまではワクワクしながら読み進めましたが、ラストはちょっとこじんまりとまとまってしまったかなという感想。まあ、現実はこんなものでしょうけど…