今野敏のレビュー一覧

  • エムエス 継続捜査ゼミ2

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    ミスコン反対運動をしていた女子学生がキャンパスで襲撃され、小早川教授がその容疑者にされてしまう。教授を救うため継続捜査ゼミの5人の学生が捜査を開始する。

    今回は小早川教授の件も、ゼミの内容も冤罪がテーマ。キャンパスの事件を捜査している警察官が嫌な感じで途中イライラしてしまい、ちょっと読むスピードが落ちちゃいました(・・;)前作の方が好みだけど、このシリーズが好きです。

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    2022年12月03日
  • ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル

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    欲に目がくらむ、いい話を持ちかけられる、とついフラフラと話にのってしまうものか。そんな人にいくら言っても聞き入れてもらえないだろうな。

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    2022年12月01日
  • 機捜235

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    機捜(機動捜査隊)って、名前のイメージと裏腹に、下働き的存在なんですね。そこへ見当たり捜査班出身のロートルが配転されて、巡回捜査中に指名手配犯なんかを見つけてしまうというお話。

    短編集であったが、コンビが1編ごとに関係性を深めていくという、まさに連作短編。自分は見ていないが、テレビドラマにもなっているらしい。
    警察小説エンタテイナーの真骨頂ですな。

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    2022年12月01日
  • 花水木

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    5篇の短編を集めた「東京湾臨海署安積班」シリーズ。
    『薔薇の色』や『聖夜』など、少し趣の変わった作品で構成されている。
    後者での、安積と彼の家族が邂逅する場面には、微笑ましくホッとする。
    目に付くのは、お台場という土地に対する安積の思いとか、部下に対する人物評価など、同じフレーズの繰り返し。
    初めて読む人はともかく、シリーズを続けて読んでいる読者にとっては、些か辟易気味になるのではないか。

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    2022年11月29日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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    11月-13。3.0点。
    隠蔽捜査シリーズ、新作出たため、再読。
    私鉄がシステム障害によりストップ、銀行もシステム障害。一方、札付きの不良がリンチにより殺害され。。

    安定の面白さ。

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    2022年11月18日
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)

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    11月-11。3.0点。
    新作でたため、再読。隠蔽捜査シリーズ短編集。
    大森署メンバーたちと、竜崎とのエピソード。

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    2022年11月16日
  • 欠落

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    同期シリーズ第二弾。同期の女性警察官が人質になった。死体遺棄事件の捜査にあたりながら、同期が気になる宇田川。しかし二つの事案が実は繋がっていて、それを知るのが同期の蘇我。公安がらみの話が進む。ラストはスッキリだが、現実にこんなことってあるのだろうか?

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    2022年11月13日
  • 任侠浴場

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    任侠シリーズ第4弾

    今度は銭湯経営の立て直し
    しかし、今までのシリーズに比べると、再建という点ではちょっと物足りない。

    ストーリとしては、今まで同様、阿岐本組の組長が赤坂にある銭湯再建のコンサルタントを引き受けることに。
    そして、日村が奔走するパターンです。

    銭湯の本質を知るために、阿岐本組は、全員で2泊3日で道後温泉へ。そこで日村に与えられた指令は、一日、何も考えずに休むこと。
    これが日村にとって、とても難しい(笑)

    そして、いよいよ立て直ししていくわけですが、まずは掃除。そして、家族関係。
    さらに、背後にある利権については、いつものように阿岐本の人間関係の広さから解決していきます。

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    2022年10月29日
  • 赤い密約 <新装版>

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    「隠蔽捜査」シリーズで今野敏さんを知ったあと、実家本棚を物色してたら本作品を見つけたので読んでみた。武術や格闘技が好きで簡単な小説をサラッと読みたい人には良い作品かもしれない。

    主人公が空手家で、ヤクザや殺し屋に狙われるも空手技を駆使して毎回危機を逃れるのはすごい。空手など武術経験者にとっては読みながら技を想像できたり楽しいのかもしれないが、未経験者にとっては技のイメージがわかず、迫力を100%は感じられなかったのは残念。

    でも、この主人公:仙堂は一般の空手家で、偶然にも襲撃に巻き込まれただけなのに使命を全うしようと全力を尽くすあたりはさすが武道家。危機的状況に陥ったときでも技を効果的に発

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    2022年10月28日
  • キンモクセイ

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    法務官僚殺害の容疑者として、
    アメリカ人の殺し屋の可能性が浮上。
    警視庁警備局警備企画課のキャリア・隼瀬順平は、
    専任チームでの対処を上司から命じられるが……。
    「キンモクセイ」とは何か?
    誰が味方で、敵なのか?

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    2022年10月24日
  • 呪護

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    シリーズ第5弾。

    ラスボス的な平将門とか出てくるとは、お祓い師と警察とのバディとしてはネタ切れか。
    今回はいくら法力を得るためだからとはいえ、宗教という名の虐待と取られないだろうか。

    富野が少年係だからこそ、鬼龍たちが祓った少年たちへの刑罰も救いの方法に結ぶつくが、加害者が何かに憑かれた成人だった場合はどうするのだろう。

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    2022年10月07日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    警察小説アンソロジー。
    知ってる作家さんは長岡弘樹氏だけだった。
    ”手綱を引く”(大門剛明)、警察犬ってこういうふう匂いの訓練させていとのかとか勉強になった。
    この手綱を引くと誉田哲也の”レイン”とやはり長岡弘樹の”裏庭のある交番”が面白かったかな。

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    2022年10月06日
  • 豹変

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    シリーズ第4弾。

    富野さんの「自分は鬼龍や孝景たちとは違う」といいながらも、共に事件を解決することで覚醒しつつあるようだ。
    与部はまた何かの形で登場してくるのだろうか? 少し気になるキャラ。

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    2022年10月06日
  • 新装版 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

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    10月-02。3.0点。
    東京ベイエリア分署、安積班第二弾。
    芸能人のパーティー会場で、TV局プロデューサーが転落死。捜査する安積班。。。

    サラッとしている。安積班の面々のキャラも少しずつ固まってきた。

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    2022年10月04日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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    竜崎署長、異動。前作読んで以降かなり間が空いてしまったので、もはや以前の事件がどんなのだったか思い出せないが、息子さん今度は留学ですか、相変わらず色々ある家庭だ。
    事件も時代と共にどんどん変わっていく。今回はサイバー犯罪と殺人事件との二本立て。このシリーズは事件の内容は刑事ドラマ観てるのとさして変わらないのでさておき、竜崎署長の原理原則主義(いい意味で)を堪能するものだと捉えているので、今作も期待通りの展開。
    一箇所に長くいるとそれなりに情も湧くよね、そりゃ。
    署員からもよく思われていたようで、後任の署長すごい大変そうな気がする。。。

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    2022年09月20日
  • ビート―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    樋口さんのような人間は、絶対に身近にいます。それなら、この世の中もそんなに悪いものじゃありませんね。

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    2022年09月19日
  • 新装版 警視庁神南署

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    「チーマー」「おやじ狩り」とえらい時代を感じる言葉が…….と、思ったら初出は2000年より前とのこと。そりゃ、そーゆー言葉も出てくるわ、と。

    安積班ものというシリーズものということを知らずに読みましたが…とくに支障はなく。
    ただ、警視庁内の人間模様が物語の肝のようなので、シリーズ追いかけてたほうがより面白かろうな。

    と、そのようにいわゆる事件を解決刑事物!!と、ゆーよりは刑事たちの人間模様が主眼なので、個人的にはなんか物足りず……。一応、ひとつ事件を主軸に話は進むけどあくまでも舞台装置に過ぎない印象。
    どーりで、安積さんの心情が(しかも同僚に対する評価とか)やたら出てくるはずだよねー

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    2022年09月13日
  • 夕暴雨

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    刑事サスペンスが好きなのだけど、このシリーズは安積さんの独白がメインなので、あまり好みではない。他の人と同じくパトレイバー好きなので、星一つ追加。

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    2022年09月03日
  • 機捜235

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    機捜235シリーズ第1弾。

    若手の配属が多く警視庁捜査一課刑事への登竜門という位置付けのある機動捜査隊に57歳のロートル巡査部長・縞長が配属になる。コールサイン「機捜235」の車両の相棒となった高丸巡査部長目線で描かれる9つの短編。

    当初シマさんと組むことに落胆していた高丸が、見当たり捜査のプロであるシマさんと共に仕事を続けて行く過程で、機捜の捜査員としての、そして警察官としての自覚を得て成長していく姿が清々しい。

    ダメな刑事だったというシマさんが、背水の陣で臨んだ捜査共助課で、人一倍の苦労をして辿り着いた見当たり捜査のプロという立場。そう、いくつになっても人は成長できるのだ。

    短編一

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    2022年08月30日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    ビクトルは、超能力人間のようだ。
    戦争が、こうした人間を造るのだろうが、
    恐ろしい。   ロシアやプーチンが恐ろしいと思う。

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    2022年08月28日