今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1982年の作品
なんと今野敏さん初のシリーズ物とのことです
これはもうあれどすな
期待しすぎちゃダメなやーつどすな
ジャズ、格闘技、超能力、伝説と今野敏さんが好きなやつ全部詰め込んできました
さすが初のシリーズ物、担当編集者の鼻息が聞こえてくるようw
物語は北海道の超自然児でデカいけど身のこなしは野獣のピアニスト古丹
沖縄の天才格闘家、羅漢拳の使い手ドラマーの比嘉
京都の茶道の家元の跡継ぎの美男子で空間を操る能力を持つベーシスト遠田
東京の学者でキリマンジャロコーヒーを飲むと感覚が研ぎ澄まされ予知に近いことが可能になる伝説のサックスプレイヤー猿沢
この四人が不思議な僧侶木喰の導きで集結 -
Posted by ブクログ
シリーズでは毎度のことながら
主人公である碓氷弘一はあまり目立たない。
個性豊かな相棒となる人物の補佐のような立ち位置で
事件に立ち向かう、と言う、一風変わった警察小説。
殺害現場に残された古代文字は果たしてどんな意味を持つのか?
それを解決するのはその筋に詳しいアルトマンという大学教授。もじゃもじゃ頭の小柄で小太りな外国人紳士。
今回も碓氷本人には取り立てて活躍の場はなく、
アルトマンの話を聞き、質問をし、彼と行動を共にするうちにするするっと謎が解明されていく。
この彼の何もしなさがなんだか心地良く、
タッグを組む相手にとってもそうなのかも、と思われる。
事件自体は少し首をひねってしま -
Posted by ブクログ
主人公の興した流派をやっていたので、純粋な創作作品として読めなかった。
パワーとスピード重視の流派になったのはそういう経緯があったのね、とか。
主人公が柔軟に試合を取り入れていれば、かえって本来の琉球空手を試合で生かすことができたのでは?と歯痒い思い。
全空連系寸止め空手のスポーツ化、これへのアンチとしてのフルコンの隆盛、そして格闘技ブームの中での空手の失権。
根本に、主人公の保守性、優柔不断さ、本質を見失う安易さがあったのではないだろうか。
いやそんなことはいいたくないんだ船越先生に対して。先生の写真を拝見して鉄騎の練習してるんだ俺は。
心が引き裂かれそうになる、しんどい小説。。。