今野敏のレビュー一覧

  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    「弁解すれば/佐々木譲」
    「青い背広で/乃南アサ」
    「刑事ヤギノメ/松嶋智左」
    「三十年目の自首/大山誠一郎」
    「嚙みついた沼/長岡弘樹」
    「ルームシェア警視の事件簿/櫛木理宇」
    「ケースオフィサー/今野敏」
    7話収録の警察小説アンソロジーで文庫オリジナル作品。

    一番面白かったのは長岡さんの「嚙みついた沼」
    警察官の夫が特定外来生物のカミツキガメを発見した事から事態は思わぬ方向へ。
    僻地の駐在所に異動になった夫の魂胆とは…。
    行間から沼の悪臭が漂って来る様だった。

    乃南作品にはあの土門功太朗が登場。
    懐かしい人に再会出来て嬉しい。

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    2024年08月13日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    人気シリーズ、公安の倉島を主人公にした物語、1作目。正直主人公は倉島というよりロシアの凄腕元KGB、ヴィクトルと命を狙われるヤクザの親分に使える若頭、兵頭の物語といっても過言ではない。今野作品では珍しいやる気のない倉島にいささか毒気を抜かれつつ、骨太なストーリー転換は流石。特に今野さんお得意の格闘シーンは本作の白眉。結構濃密に描かれていて面白い。

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    2024年08月11日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    視点がどんどん変わるから着いていくのが面倒だなと思ってしまった。最後はあまり気にならなくなったけど。
    リョウの最後はちょっと残念かな

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    2024年08月05日
  • オフマイク

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     シリーズ第5弾の本書から読み始めましたが、布施のキャラクターに一目惚れしてしまいました。布施が活躍する第一作「スクープですよ!」から読み始めスクープシリーズを楽しみたいと思います。シリーズ化された小説は多様な楽しみ方や視点が堪能出来て良いものですね。

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    2024年07月13日
  • 奏者水滸伝 阿羅漢集結

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    1982年の作品

    なんと今野敏さん初のシリーズ物とのことです
    これはもうあれどすな
    期待しすぎちゃダメなやーつどすな

    ジャズ、格闘技、超能力、伝説と今野敏さんが好きなやつ全部詰め込んできました
    さすが初のシリーズ物、担当編集者の鼻息が聞こえてくるようw

    物語は北海道の超自然児でデカいけど身のこなしは野獣のピアニスト古丹
    沖縄の天才格闘家、羅漢拳の使い手ドラマーの比嘉
    京都の茶道の家元の跡継ぎの美男子で空間を操る能力を持つベーシスト遠田
    東京の学者でキリマンジャロコーヒーを飲むと感覚が研ぎ澄まされ予知に近いことが可能になる伝説のサックスプレイヤー猿沢
    この四人が不思議な僧侶木喰の導きで集結

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    2024年07月12日
  • 大義 横浜みなとみらい署暴対係

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    横浜みなとみらい署暴対係シリーズ。短編集。

    このシリーズは諸橋と城島のコンビが主役だが、今作では短編を通して、彼らの部下ひとりひとりにも焦点が当てられ、みなとみらい署暴対係のメンバーをおさらいするのにはうってつけの作品。まぁ、何といっても秘密兵器の倉持くんがいいよねぇ。

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    2024年07月09日
  • 迎撃 〈新装版〉

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    〈迎撃〉というタイトルなので、激しい戦闘が中心の物語化と思いきや、全然違った話でした。でも、物語としては、むしろこっちの方が深いかも。

    とはいえ、実際深堀出来たかどうかは別。正直、踏み込み不足。まぁね、こんなゲリラ活動をしているところに実際に密着することも叶わないだろうしね。そういう意味では、想像と伝聞による創作になってしまっているので、真実感というか、真に迫る内容になり切れていないのが残念。

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    2024年07月07日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    まあ寄せ集め短編なのでクオリティはこんなものだろう。収穫は松嶋智佐氏。「刑事ヤギノメ」は短編とは思えない面白さでこの文量で確り人物が表現されていて出色の出来だった。著者の上梓作も読んでみたい

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    2024年07月05日
  • 黙示

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    2024.07.01
    うーん、これって警察小説家?
    違うジャンルのお話ですよね。あまりにしゃべっている時間が長すぎる。こんな刑事は太らないか心配、大きなお世話ですけど。

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    2024年07月01日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    海で見つかった老人の死体。
    臨海署が追うと老人が容疑者として浮かび上がる。
    老人たちが銀座で特殊詐欺をやった事から事件は始まっていた。

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    2024年06月30日
  • 豹変

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    しばらく娯楽系作品から離れていたので、何も考えずに楽しめました
    設定・仕掛けに驚きはなく、鬼龍さんのシリーズらしいものでした(パターンとおりなのでいい)

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    2024年06月30日
  • 変幻

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    同期シリーズの完結編。
    宇田川と同期の警察から姿を消した蘇我と特殊犯の女性刑事の大石。
    今回、発生した殺人事件。
    その捜査中の防犯カメラに写っていた大石。
    どうやら潜入捜査をしている際に殺人事件に巻き込まれた様子。
    その大石を蘇我と宇田川は救出することになる。
    同期の絆を思わせる、完結編に相応しい話だった。

    2024.6.29

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    2024年06月29日
  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)

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    面子が何より大事、という人がいるのは理解してる。
    それで世の中が上手く回るのなら、
    「さすが」「知らなかった」「すごい」を連発するくらい大した手間ではないけれど。
    面子潰されたからって告げ口したり変な根回ししたり意趣返ししようとするのは頂けない。

    「小者には腹も立たない」
    きゃーっ竜崎さん「センスいい」

    「そうなんだ」で締めたかったけど、文才なくて上手くいかなかった。ちょい悔しい。

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    2024年06月28日
  • 武士マチムラ(琉球空手シリーズ)

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    沖縄は、日本の一部であると言う認識しか持っていなかったが、この小説から思うに、江戸時代末期からの沖縄の置かれていた状況は宙ぶらりんな植民地のようで、現代の基地問題まで同じように時が流れてしまっている様に感じた。
    ひとりの偉大なテイの使い手の一代記でありながら歴史的な問題を考えさせられた。

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    2024年06月25日
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班

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    臨海署安積係長シリーズ
    事件の内容はそこまで捻りはないが、臨海署ならではの名脇役の活躍があって良いシリーズだなと改めて思った。3.5

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    2024年06月21日
  • 夏空 東京湾臨海署安積班

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    いつもの安積班のお話で、それぞれのメンバーのそれぞれらしさはよく出ていていいんだけど、いかんせんここの話が短すぎて全く物足りない。もっとちゃんとした話、短編でもいいから、もっとちゃんとした短編であってほしい

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    2024年05月29日
  • ペトロ 警視庁捜査一課・碓氷弘一5

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    シリーズでは毎度のことながら
    主人公である碓氷弘一はあまり目立たない。
    個性豊かな相棒となる人物の補佐のような立ち位置で
    事件に立ち向かう、と言う、一風変わった警察小説。

    殺害現場に残された古代文字は果たしてどんな意味を持つのか?

    それを解決するのはその筋に詳しいアルトマンという大学教授。もじゃもじゃ頭の小柄で小太りな外国人紳士。
    今回も碓氷本人には取り立てて活躍の場はなく、
    アルトマンの話を聞き、質問をし、彼と行動を共にするうちにするするっと謎が解明されていく。
    この彼の何もしなさがなんだか心地良く、
    タッグを組む相手にとってもそうなのかも、と思われる。

    事件自体は少し首をひねってしま

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    2024年05月29日
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    『隠蔽捜査シリーズ』第3巻。

    唐変木な竜崎 伸也が唐変木じゃなくなるところや、そんな愛すべき唐変木の竜崎の理解者がどんどん増えてくるのは、読んでいて楽しいし嬉しい作品です❗

    妻の冴子さんもキャラが立っていて、推しの一人です❗

    事件や恋愛絡みのエピソードは正直そこまで惹かれませんでしたが、竜崎のことがますます好きになった作品でした❗

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    2024年05月26日
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)

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    刑事部長・伊丹さん視点のスピンオフ。
    伊丹さんが刑事部長になる前から、
    あの事件の裏ではこんな事が起きてたのね、
    とか、裏話を聞かせてもらっている様で楽しい。
    伊丹さん、結構竜崎さんに電話するし、会いに行くし、大好きじゃん。って感じ。

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    2024年05月26日
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    米国政府職員が1人で警察署に張り付いてたり、色々現実的じゃなさそうなところはあった。
    今回は主人公が恋に落ちるという今まで全く無かった展開が面白かった。
    感情を封じ込めるのではなく、受け入れることで乗り越えるという主人公の解決法が独特。シニアになってもこんな電撃的な恋愛感情は生まれるのだろうか。。

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    2024年05月24日