今野敏のレビュー一覧

  • わが名はオズヌ

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    ストーリーは流石の安定感で読み応えもスリルもあった。でも沖縄の古武術モノと同じく今回も神話説明の語りが長くて辟易、読み飛ばしてしまった。神話くだり無しで短くしても良いと思う。

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    2021年11月30日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

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    シリーズ第三弾。今回はロシアでの活躍。赤城の解剖、結城の物理学的考察、青山のプロファイリングが役立ったが、MVPは百合根警部。

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    2021年11月19日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    このシリーズも長くなってきたのでスラスラ読めるが短編だとやはり物足りなさがある。一話につきひとりしかスポットが当たらないので長編でチーム全員が活躍するような話を読みたい。

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    2021年11月17日
  • デビュー

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    期間限定でデビューしたアイドル高梨美和子を主人公にした短編集。主人公は実はまれに見る才媛という設定で、持ち前の頭脳を以て芸能界の裏社会で暗躍する”悪”を懲らしめる、というストーリー。

    美和子のマネージャーや作曲家の井上、スタント役者の長谷部など彼女の周囲の登場人物も加わり悪事を暴くところは、どこか今野作品の警察ものを思わせる雰囲気。

    事件そのものは勧善懲悪的なわかりやすさがあるものの、”悪”があまりにも単純すぎ。また美和子と行動をともにする周囲の協力者たちのキャラもそれほど深く描かれているわけではないので、イマイチ読みどころに欠ける。

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    2021年11月15日
  • 任侠浴場

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    今まで読んできたシリーズの中では残念ながらちょっと、、、っ感じだった。
    もっと色んな事が起きて欲しかったかな。
    でも多分まだ読み続けるんやろうけど笑

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    2021年11月13日
  • エムエス 継続捜査ゼミ2

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    トータルで考えると、とても面白かったです。
    ただ、暴走する警察(官)が酷すぎて
    全てが、ちゃんと解決したのに
    どこかスッキリ出来なかった気がしました。

    そう言えば、題名の意味は何だったんでしょう?
    気づいてないだけなのかな…

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    2021年11月09日
  • レッド(新装版)

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    田舎町を舞台にしていて、それでいてちょっぴり世界的なスケールも感じさせる作品。世界の”闇”ですね。

    蛇姫沼をめぐる秘密がすこしづつ明らかになっていき、うっとおしいと思っていた新聞記者とのタッグ、怪しいと思っていた外国人との共闘など、後半にむけて物語が盛り上がっていくところはなかなか楽しめました。

    ただ、今野作品初期にあちがち(?)な、それぞれの登場人物がどう結びつくのかがなかなか見えてこない点はちょっと読んでいて(逆に)興味をそがれる気がしました。特にアメリカ方面の方々が物語とどう絡んでくるのか、最初は見当もつかずちょっぴり退屈、だったかな。

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    2021年11月09日
  • 波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊 (新装版)

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    海を守る男たちの物語。海の警察とはいうものの、シージャックに巻き込まれた惣領たちがこれといった武器を持たずに犯人たちと対峙する。この窮地をどう切り抜けるのか、ハラハラドキドキの展開。

    惣領たちが乗る「すがなみ」は無線機を壊され、船内の状況を知らせることができないなか、海保の仲間たちがかすかな手がかりから糸を手繰るように惣領たちに一歩一歩近づいてゆき、救出を試みる展開はちょっと引き込まれるものがありました。

    そして惣領の恋人である沙恵子が特救基地で惣領を待ちながら隊員たちと過ごすシーンでは、その男たちの強さ、優しさ、温かさが沙恵子の視線を通して十二分に描かれている部分は、沙恵子にプロポーズし

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    2021年11月02日
  • 赤い密約 <新装版>

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    ひとつ前に読んだ迎撃よりは面白かったのですが、それでも今野作品としては(個人的には)物足りない。格闘シーンは今野作品の見せ場のひとつで、本作でもその魅力は発揮されていたし、植村が刑法を解きながら刑事の無茶苦茶な要求を退けるシーンはしてやったりという感があり、印象に残った見どころはその2点でしょうか。

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    2021年10月30日
  • 時空の巫女

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    ラストの展開は非常に心惹かれるものがありましたが、なんせそこにたどり着くまでの前置きというか、なかなか話しの真相がみえない展開がつづき、ちょっと退屈しながら読んだというのが正直なところ。もう少し前半と後半のバランスを手入れすればもっとおもしろい作品になるのでは。

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    2021年10月30日
  • 継続捜査ゼミ

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    中盤くらいまでの身近な事件を解決する場面は、気持ちが盛り上がらずに、モチベーションが切れかけた。中盤以降はそれなりに読めたが、全体的に劇的なワクワクドキドキする展開があるわけでもなく淡々と話が進む感じがする。

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    2021年10月23日
  • 海に消えた神々 <新装版>

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    前作「神々の遺品」よりは話しのテンポも良い。ただ、相変わらず石神の追う事件の背後にある神関連のあれやこれやにちょっとついていけずじまいでした。

    探偵ものということで著者得意の刑事ものの雰囲気は漂わせつつも、古代遺跡にまつわる話しに興味がないとちょっとツラいかも。

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    2021年10月18日
  • 真贋

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    2021年10月17日
    いつものパターン、鉄板警察もの。
    師と弟子
    弟子の成長が楽しみ
    弟子を見守る師。
    自分の持っている技術は生半可な奴には望むべくなく、それでも自分は衰える。
    誰かに伝えたい
    ひとかどの名人は警察官であれ、盗っ人であれそういう思いを持っている。

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    2021年10月18日
  • 道標 東京湾臨海署安積班

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    短編集だったのを知らずに購入(知っていたら購入せんかっただろうな)。

    まぁ、ハンチョウの若い頃のお話とかあって、普通の短編とは一味違っていたので良しとしよう。

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    2021年10月14日
  • 任侠浴場

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    ネタバレ

    *義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々舞い込んでくる。それをいつも持ち込む阿岐本の兄弟分・永神が訪ねてきたため、嫌な予感におそわれる日村。案の定、潰れかけた銭湯の債務処理の話を聞いていたはずが、いつのまにか経営再建を手伝う流れに……。乗り気な組員たちとは反対に、日村は頭を抱える。この時代に銭湯なんて建て直せるのか? そして阿岐本組は銭湯の勉強と福利厚生(?)を兼ねてなぜか道後温泉へ――。 お待たせしました! お馴染み「任侠」シリーズ第4弾*

    シリーズもので馴染みがあるので、今作もさらっと面白く読めました。
    が、だんだんヤクザが主人公である必要性が薄

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    2021年10月11日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    最近、なぜかわからないが今野敏の本を手にとる事が多い。少し前にドラマ化されているので安心して読める。

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    2021年09月24日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    内容も分量もヘビーな月村さんの後だけに、余計に軽さが目立つ。半分以下の薄さで定価はほぼ同じ。爽やかで面白ければいいが、今野さんネタ切れか?長い付き合いだけど、そろそろ卒業かなぁ?

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    2021年09月24日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    いつものメンバーで安定の安積班。安積さんの、人に対するわりと偏見ある思い込みは、相変わらずで、そこも込で安心して読めました。相楽さんの心情の変化が興味深かったです。全てに対して真摯ではあるけれど、それぞれへの理解は深いのか浅いのか…笑 面白かったです。

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    2021年09月23日
  • 暮鐘 東京湾臨海署安積班

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    ネタバレ

    東京湾臨海署安積班シリーズの短編集。

    「公務」
    「暮鐘」
    「別館」
    「確保」
    「大物」
    「予断」
    「部長」
    「防犯」
    「予告」
    「実戦」
    の10編収録。
    「ランティエ」で2020年8月号から2021年5月号掲載分で、どんだけネタがあるのと思ってしまいました。
    「予断」は落ちすぐわかってしまったから残念だったけど、後の作品は切れも良く、登場人物の隠れた能力をちらつかせてくれるというシリーズファンは大喜びの作品集だと思います。
    それにしても、これは再びのTVシリーズ化を狙っているのではと思いました。

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    2021年09月04日
  • バトル・ダーク ボディーガード工藤兵悟3

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    傭兵時代の旧友ジェイコブがガードする国際ジャーナリストが連れ去られ人質に。工藤に助けを求めるもなかなか首を縦に振らないが、最終的にはジェイコブとともに亜季子と黒崎も従え人質救出に向かうことに。

    なんだかんだで本作は終盤の救出作戦に尽きますかね。非常に見応えのある展開で、警察の無能さも際立っており、関係者が呼んだら怒るかも…。

    それにしても人質に取られた磯辺が受けた仕打ちは考えただけでゾッとします。あと、序盤でジェイコブが磯辺のガードに失敗しますが、あれほどのプロがまんまとやられるのはちょっと腑に落ちないというか、まぁ物語のお約束というところでしょうか、ここで誘拐されたいと物語がはじまらない

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    2021年09月04日